リクルートって結局何の会社? 創業者・沿革・年収・キャリア

リクルートって結局何の会社? 創業者・沿革・年収・キャリア

ども、シプリアーノです。僕が旧リクルートライフスタイルにCV(契約)社員として入社した時は特に選考で何か聞かれるようなことはありませんでした。

ですが気になる方もいらっしゃると思いますので、簡単にまとめておきました(*´꒳`*)

簡易な沿革

入社しようと思うまで全く知らなかったのですが2012年に海外展開を目的とした株式上場に備え、㈱リクルートから分社化しています。2014年に東証一部に上場し、完全にホールディングス化されています。

そして2021年4月に再び株式会社リクルートとして統合されました。

創業者は江副浩正。リクルート事件なんかも起こしていますが日本を代表する経営者です。

リクルート系のサービスを見ていくと、その多くは「消費者に情報公開する場」であることが分かります。

沿革やサービスを詳しく見たい方は公式で勉強してみて下さい↓

何の会社?:誰かと誰かを仲介する、広告業

「まだ、ここにない、出会い。」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

これはリクルートのコーポレートメッセージでして、リクルートという会社がまさに、その言葉通りの事業を展開しています。

例えばホットペッパーグルメは、お互いが顔も名前も知らない飲食店と消費者をマッチングさせていますよね。

じゃらんやリクナビやタウンワーク、そしてSUUMOも、同じ原理で動いている広告サービスですね(*´꒳`*)

僕が旧リクルートライフスタイルに在籍していたときに聞いたことですが、実は飲食や美容領域の広告市場は飽和しかけていたそうです。

そんな時にリクルートライフスタイルは「業務サポートパック」というサービスを生み出しました。

顧客データ分析や予約台帳、電子決済など、オーナーさんの手間や時間を大幅に節約でき、既存の顧客やまだ出会っていない顧客に対するリーチをかけるツールです。

これにより一気に業績が伸びています。予約によって貯まった顧客のデータがあってこそですね!

CV社員とは:契約社員です。

契約社員です。僕がいた部署は20余名営業担当がいましたが、GM(課長)と、”リーダー”と呼ばれる3人以外は全員契約社員でした。

日本で一般的に言われている契約社員の待遇ではなく、総支給で25万前後(地域差があり、家賃や物価の相場で変わるような感じで)支給されます。

ボーナスも年に2回、6ヶ月以上在籍した契約社員に対して6月と12月に250,000円程支給されます。

リクルートの正社員は高給取りで知られていますが、”転職ありき”で考えた場合は契約社員の待遇も相当な好条件です。

3年半の契約期間のうち最初の契約更改は入社から6ヶ月です。その半年で従業員と会社がお互いの適性を見て、更新するかどうかを見極めます。その後の契約更改は1年ごとに訪れます。

年収は380万程度(3年在籍で計算)

各地での事業所ごとに異なりますが、基本給は25万前後で、手取りにすると22~3万に落ち着くことがほとんどです。

地方と首都圏では5万円ほど賃金に差があります

賞与も6月と12月に支給されます。公式には25万との記載がありますが、普段の成績によって5万前後ぶれます。

単純に考えると

250,000×12ヶ月=3,000,000
+500,000(年間の賞与額)=3,500,000
+330,000(退職金÷3年)=3,830,000

3,830,000円が年収ということになります。もちろん、成績によります。

正社員になることもできるが、難しい。

当然”可”です。著しく事業に貢献したと認められる成績を残せば、会社から声がかかります。僕の肌感ですが毎月2件、キャンペーン期間に4件契約を取るくらいで「著しい」といえます。

参考程度に僕の半年間の成績ですが、6ヶ月で2件でした。グループ内で少し息苦しいくらいの成績です。月に1件取っていれば”立派”でしょう。

更に言うなら、あなたがいくら優秀でも管理職のポストに空きができない限りは昇進することができません。なのでそのまま営業職として残っている先輩を見たことがあります。

正社員を狙ってる方、条件はかなり厳しいものとご認識ください。それに見合った報酬は用意されていると聞きます。

期間満了後

RLSの契約社員は期間の満了後に、正社員になるか転職をするかという選択をすることになります。

お伝えした通り正社員は厳しいのでほとんどが転職を目指すことになりますが、転職活動はほぼ思い通りに進むことになります。

高い市場価値

リクルート系列の新規営業は国内でもトップクラスのレベルの高さを誇ります。3年半にわたって新規営業をし続けたあなたに対する転職市場の期待の高さは言うまでもありません。

ただ新規営業をしてきたわけではなく、RLSでしてきたというのが大きなポイントです。というのも、リクルートには目標の必達文化が根付いており、精神的に非常にタフに鍛え上げられ、どうすれば目標を達成できるか論理的に考える力が身についているからです。

独自の求人

その転職市場価値の高さから、人材を早めに確保しようと、期間満了前の人材に直接声がかかるシステムがあります。また、転職活動のサポートとして社内セミナーや面接練習、上長による他者分析もあります。

これすごいですよね。転職サイトやエージェントには渡らない、特別な企業や条件で転職できる可能性が高いと言うことです。

独立支援金

リクルートは非常に多くの起業家を輩出していることから、「人材輩出企業」と呼ばれています。そんな企業ならではのシステムなのでしょうが、契約満了後に1,000,000円が支給されます!!

まとめ

いつ見てもキラキラした、素晴らしい条件ですよね(*´꒳`*)

これなら年中応募が殺到するのも分かります。

ただ何度も申し上げますが、僕は物事のいい面だけを見て判断すべきではないと思っています。

善悪両方の情報をきちんと精査して、後悔しないように決断していただければと思います(*´꒳`*)

最後まで読んでくださりありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう^^

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