HUBでバーテンダー 未経験の人にとってこれほどの職場はないと思う

どうもtakkyです。”HUBでバーテンダー”をするかどうか悩んでいる人って意外と多いと思います。バーテンダーや、HUBで働くこと自体に憧れている人も多いのではないでしょうか。

現役バーテンダーである僕も、HUBで働きたいと思っている一人なのですが、今回はその理由と業界での立ち位置を説明させていただきます。

HUBでバーテンダー

現役バーテンダーの僕がHUBで働くことに憧れる理由や、逆に惹かれない人もいるってことを説明します。また、初心者・未経験者にとっても非常に踏み出しやすい入り口である理由を説明します。

現役バーテンダーすら憧れる理由

①お給料が良い

僕が今働いているお店と比較してみましょう。条件として場所は三宮で、雇用形態がフルタイムであった場合とします。

今のお店が月給18万円ぴったりなのに対して、HUBは時給1200円です。今の店が分かりにくいので分解していきますね。まずはHUBの労働条件と僕の給与明細をご覧ください。

HUBの労働条件はこちら

涙を通り越して笑いが出ますね。僕27歳なんですが、毎月175,410円しかもらっていません。さらに年金も保険もこの中から自分で出します。ちなみに残業代は毎月ぴったり同じ額です(笑)

さて不幸自慢は置いておいて、お店の給料を時給換算していきたいと思います。僕の休みは毎週木曜日、そのほかの曜日は大体17:30~3:30まで働いています。

つまり月に4~5回の休日があり、労働時間は10時間という事です(あれ、ブラkk・・・)。

15,9000円÷26日÷10時間=611円

え、611円ですか、僕の時給。神戸市の最低賃金って844円なんですけど(笑)

対するHUBの時給は1200円で、ちゃんと22時以降勤務の深夜時給(1500円!)も適応されます。

しかし、正社員という名の家畜ですね。今の日本にはこういうの多そうで反吐が出ます。やりがい搾取とでも言うのでしょうか。残念ながらBAR業界ではこのような雇用が非常に多く見受けられます。社会保険に加入させてくれるお店なら、賃金がこれでも文句はないのですが・・・

という訳で少し趣旨がずれていましたが、HUBのお給料は個人のBARと比べて破格という話でした。

ちなみに、同じ出勤日数(26日)で同じ時間帯(17:30~3:30)に働いた場合僕のお給料は・・・

1200×4.5h+1500(深夜)×3.5h+1500×1.25(残業)×2h=14,400円(日給)

14,400円×26日=374,400(月給)

180,000円から374,400円になります。倍じゃん。辞めようかな。転職しようかな。アルバイトに。

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②労働時間が短い

前述の話にかかる部分もありますが、HUBのフルタイム雇用とは基本的に週5出勤で8時間勤務です。

それに対して僕の正社員雇用は週6出勤で10時間勤務(休憩ほぼ無し)です。

HUBでは週の労働時間が40時間とは、綺麗な数字ですね。僕が今いるお店は週60時間。20時間あったら、どんだけ書くのが遅い僕でも10本ブログ記事を更新できます。

これは着眼点の問題ですが、「今の店で、週に出勤しているうちの20時間で、もしHUBだったらブログ書いててもYouTube見ててもいいよ。」っていう話なのです。

休みの日はまた別の過ごし方ができますし、そもそも休みの日数が倍以上あるという意味です。

③福利厚生が手厚い

同上、採用ページからの引用です。

待遇
TOEIC700点以上の方は時給UP!
昇給制度あり
従業員割引(最大50%)
有給休暇制度あり
交通費全額支給
22時~時給25%UP
社員希望の方には登用制度あり
制服無料貸与
各種社会保険完備

えっ・・・!「各種社会保険完備」!?アルバイトで!?

と思いますよね。ですが実はこれ、いくつかの条件が法律できちんと定義されています。タウンワークに説明が載っていて分かりやすかったので、リンクを貼らせていただきます。

僕が以前勤めていた株式会社トリドールの丸亀製麺でも、やはり同様に社会保険に加入しているアルバイトスタッフが多かったです。

厚生年金の被保険者が501人以上いる会社でないと、アルバイトでの社会保険加入は出来ないので、かなり規模の大きな会社でないと不可能という事です。

その他の条件は他の飲食店と大きな違いはありませんが、社会保険に加入できるというのであれば非常に大きな節約になります。

「社員」という形で雇用されていても、自分で保険料を払っている人が世の中にはたくさんいます。実は国内に「社員」という言葉の定義はありません。ですが個人的には社会保険の加入がボーダーラインな気はしています。

④繁盛店である

大きなチェーン店なので認知度が高く、人を呼ぶ力があります。暇な店で働いているより「作業に強くなる」ことができますし、多少忙しく働いている方が楽しくて時間の経過も早いものです。

沢山の人を見ることでニュートラルな接客の勉強になり、将来的に飲食店はもちろん、それ以外でも役に立つことでしょう。自分がなりたいもの、目指したい場所を発見することもできるかもしれません。

⑤従業員同士の仲が良い

これは完全に外から見ている印象ですが、社内恋愛は絶対に多いです。若い男女が多いんだから当然ですね。この前知り合い結婚してました。

トリドールもそうでしたが、飲食業は社内恋愛めっちゃ多いですよ。協力しないと作業が進みませんし、現場の作業に強かったら頼りになりますから、そりゃモテます。

もちろん恋愛関係だけではなく、店長クラスの社員でも20~30代ですから、従業員が平均的に若い状態です。そうなると話やフィーリングが合いやすいですもんね。

まぁ、仲の悪い人ももちろんいるとは思います。

⑥店がカッコいい

働く身としてはこれだけでテンションが上がります。広くて明るくてきれいで、どことなくアンティークで、スタッフたちも活き活きしていて、総合的にカッコいいです。

と、6つの理由を挙げてみましたが、まだまだ沢山魅力はあります。思いついたら追記しますね。

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ちなみに正社員は・・・

当然もっと待遇いいですよ。

社員持ち株制度であったり確定拠出年金制度であったりは、将来のことを考えると是非とも毎月積み立てていったほうが良いでしょう。

他にも連続休暇制度や年間5万円までの自己啓発資金援助制度もあるようです。しかし、社員になる最大のメリットだと僕が考えるのは、家賃補助(通常4万円)が出ることです!

これは言い換えたらただの給料純増ですから、毎月4万の貯金が増えていないとおかしいレベルです。

賞与も年に3回あるようですし、特にご家族がいらっしゃる場合は、飲食業の中ではかなりお勧めの会社です。HUBの採用ページのリンクを貼っておきます。

関連リンク

HUB採用ページ

HUBの位置づけ

正直に言います。

大手様!

って感じです。曜日、天候に大きく左右されることなく安定した集客が出来ている印象が強いです。スケールメリットが非常に大きいので、「そんな値段で出してんの!?」っていう商品ばかりです。

調べてみても、1杯390円のハイボールとか・・・大手様には敵いません。普通は700~800円取るような商品ですからね。

大手の飲食店ではマニュアルや教育制度がはっきりしているところが多く、HUBも多分に漏れず、研修がしっかりしています。バーテンダーや飲食業、ひいてはアルバイト自体が初めてでも、社会に馴染んでいくことができます。

冒頭で初心者・未経験者にもお勧めと記載した理由はこのあたりです。もちろん従業員同士の年齢が近く、仲がいいというのも大きなアドバンテージですね。

ナンパ箱!

という感じも、正直少なからずしています。「若手のサラリーマンと軽い女子大生が集まってんだろ」と、思わなくもないです・・・(^-^;

個人飲食店のフォロー

一応しておかないといけませんね(笑)

個人飲食店は良くも悪くもチェーン店とは違います。少人数であることが多い為きっかりとしたマニュアルはありません。よく言えば自由、悪く言えば緩いといった所でしょうか。

しかし多くの個人店では日々修業を続ける職人さんたちが働いており、大手のチェーンより美味しいものが出てきたり、より高いレベルのサービスを提供していたりします。もしくはより専門的な価値を提供しているかもしれません。

個人店でも高い賃金を払っているところもあるでしょうし、社会保険に加入しているところもあるでしょう。労働時間を細かく区切っているお店もきっとあります。

何より、個人店で働く人たちは個性的で面白く、お客さんはそれを目当てで来ていることが非常に多いです。

個人店の従業員は毎日生死をかけて戦っています。お客さんの払ったお金が自分の生活費になるわけですから当然です。

そうなると昨日より美味しいものを作る。さっきより1秒早く提供する。少しでも綺麗に盛り付ける。面白い話を用意する。お客さんの名前を一人でも多く覚える。

そんな努力を毎日しています。もしもあなたが「バーテンダーのカクテルコンペで世界1になりたい」と思っているなら、僕は間違いなくHUBより個人店で働くことをお勧めします。

「ウイスキーを覚えたい!」とか「カクテルを出したい!」とか、明確なやりたいことがあるのであれば、間違いなくそれに特化したBARに行くべきです。

逆に言えば、「何となく」働いている人が多いのが大きなチェーン店の弱みでもあります。

僕は今、「ブログ書きたい」としか思っていません(笑)

まとめ

いかがでしたでしょうか。現役のバーテンダーであっても、時折HUBで働くことに憧れるという話でした。

給料や福利厚生が整っていることや、繁盛店であったり、仲間との出会いといった側面についてもお話ししました。正社員になると一層厚い待遇があることも併せてお伝えしています。

また個人店であっても、やりたいことがあるのであれば向いている人がいるという事も記載しています。

HUBで働こうかどうか迷っている人には、「ぜひ働いてみて欲しい!」と思っています。

むしろ、書きながら虚しくなるタイミングがあったし・・・

僕も・・・

移籍しようかな・・・

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