【復活】商標権の侵害でアカウントが止められた件に関して

副業でせどりをしています。シプリアーノです。

2019年の10月にせどりを始め、2020年8月に月商100万月利月利18万行きました。

そして2021年5月、月商135万、月利24万を超えました。

それと同時にアカウントが止まりました。

今回はなぜアカウントが止まったのか、どうやって復活したのか、そして今後どう運営すべきか、この3つをお話しします。

アカウントが停止していると入金もされません。

そして再開に向けた審査は非常に厳しいので、Amazonでの物販を諦めてしまうかもしれません。

とにかく迅速かつ真摯に対応することが非常に重要です。スピード本当に大切です。

僕はアカウント再開に毎日真摯に取り組んで、5/29~6/11までかかりました。

ちなみにブチギレてメール送ってますw

【復活】商標権の侵害でアカウントが止められた件に関して

いきなりこんなメールが届きました↓

↑やっぱり痛恨なのは売上金の90日留保です。

そしてセラーセントラルはこんな画面が出ます↓

そして「再アクティブ化」を押すとこんな画面が出ます↓

でまぁ「申し立て」を押して色々入力していくのですが・・・結論!↓

結論:複雑すぎるから、まずはコピペしろ

理由はまとめの部分で説明していますが、一旦僕のをコピペして、ご自身に合った形に修正していけばいいと思います。

問題点

売上金が留保されてしまうこと

これが一番しんどいと思います。今回僕は5/18に80万円の振り込みがありましたので、5/27の支払いは全て間に合いました。

それでも60万円近く留保されていました。タイミングによっては支払いができず首が回らなかったかと思うと、ゾッとします。

人によってはこれでせどり退場ということも考えられますので、売上金の留保は大きな問題点です。

売り上げが上がらないのに固定費は引かれ続けること

どれだけ在庫を抱えていても、全ての商品の出品が止まります。

でも在庫分の保管量や、大口契約料は引かれていきます。家にある在庫のスペースにも家賃がかかっています。

プライスターやKeepaの料金も取られます。早く再開させましょう!

手間がかかりすぎて時間ばかり減っていくこと

侮れない欠点だと思います。一発でアカウントが再開することなんてないと思った方がいいかも知れません。

僕の場合は5/29〜6/10まで、アカウントヘルススペシャリストの方と5往復、改善計画書のやりとりをしました。

差し戻しになるたびに、アカウントヘルスサポートの人と30分前後の電話をします。

そして必ず1〜2営業日待たされます。壮大な無駄です。大富豪の気分を味わうことができますw

3つの問題点が分かったところで、早く再開させましょう!

止まった理由:商標権の侵害

Qoo10で購入した「V3」というファンデーションが、商標権の侵害として別の出品者から通報されたようです。

Qoo10で仕入れをしたこと、出品者が一人or二人しかいない商品であったこと、これはどちらも危険な要素ですが、他の商品も売り上げが良かったので、ガンガン攻めてしまいました。

ググると「商標権とは、商品又はサービスについて使用する商標に対して与えられる独占排他権で、その効力は同一の商標・指定商品等だけでなく、類似する範囲にも及びます。」

独占排他に特攻して見事に排他されてしまったわけですよw

どうやって復活したのか

これはとても大変でした。

前回の記事でも触れましたが、僕は基本的に、相手の求める回答を用意するのが得意なんですね。

作文とか、テストとか、企業向けのエントリーシートとか、面接とか、そういうの上手なんですよ僕。

でもAmazon相手にはそれが全く通用しませんでした。

改善計画書は5回提出しましたが、5回目でやっと復活しました。

その度にアカウントヘルススペシャリストから「情報不足です」という定型文が送られてきて↓

その度にアカウントヘルスサポートの人と改善計画書修正の15〜40分にもわたる長電話をして、何なら差し戻された4回のうち、2回は連絡もきませんでした。
(一回は6日間放置後電話確認「忘れてました」もう一回は「数時間前に送ったはずですが行き違いかもしれません」)

電話で確認をお願いするのですが、「3~5分お待ちください」と言われ、差し戻しを通告されます。

ちなみに電話は下記画像の「ここ」をクリックするとできます!↓

絶対その場で資料読んでるじゃん!

Amazonは顧客に対して激甘ですがセラーに対しては基本的に虫のような扱いをしてきます。

ご提出ありがとうございます。1~2営業日内に返信いたします。のような文章が表示されますが、一晩明けたら電話していいと思います

では次の章で、実際の改善計画書を見ていきます。

実際の改善計画書



↑アカウントヘルスサポートと、4回にわたる長電話でメモした物です。

改善計画書では、非常に詳細な内容記載を求められます。

  1. 問題発生原因
  2. 発生時に取った対応
  3. 予防策

この3つを記載せねば計画書として受理されることはありません。さらに

①に対して

  • 今までどのように出品していて、今回どこがまずかったか
  • ASINの記載
  • そのASINがどのような商品であったか
  • 商標権の「どこ」に引っかかったのか
  • 知らなかった→× 調べなかった→○

②に対して

  • 出品停止中になっていても手動で在庫管理画面から削除する
  • 削除するASINを記載
  • 原因となった商品以外に他の商品も確認する
  • 僕はやりとりが3往復した段階で全商品を念のため停止しました
  • 商標権に関する規約の確認→URLやスクリーンショットの添付

③に対して

  • platpatでの検索方法
  • 誰がどのタイミングで使用するのか
  • どのようなキーワードで調べるか
  • 月に一回在庫の商標権を検索
  • アカウント健全性ダッシュボードも月に1回確認
  • Amazonの規約の~の部分も月に一回確認
  • 今後の取引先を選定する基準
  • 取引先とのやり取りで提出できる資料の提示(URL・請求書・メールのやり取り)

ということを記載する必要があります。ではコピペします↓

ご担当者様
お世話になっております。

「B08ZXR3R7D」「B08TVJ2WDS」(両商品とも【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】   第3類   化粧品,せっけん類,香料,薫料)に関しまして報告いたします。

①問題発生原因

商標権の部分に関しまして貴社の規約(https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/help.html?itemID=201361070&ref_=sdjp_sell_xscjp_201361070_i&ld=SDJPSOADirect)、特に4、5aの部分に関する認識が甘かったことが原因でござます。
画像①にございます通り他社の商標であり、かつ私は販売許可を得ておりませんでした。

②発生時にとった対応

在庫管理画面より手動で「B08ZXR3R7D」「B08TVJ2WDS」両商品、及び商標権の確認をしていない全商品の出品を取り下げました。
本件警告後(https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/help.html?itemID=201361070&ref_=sdjp_sell_xscjp_201361070_i&ld=SDJPSOADirect)を再確認させていただきました。先に申し上げた通り、特に商標の4、そして5aの部分(画像②)に関して認識が甘かったと存じております。

③今後の予防策

私が、出品登録前に次のサイトを確認いたします。
(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/)

使い方といたしましては(https://www.jpo.go.jp/support/startup/shohyo_search.html)を参照し、画像①を見てくだされば、私の使い方に問題がないことはご承知頂けるかと存じますが、どのようなキーワードで検索するか記載せよということでしたので、基本的には「商品名」で検索すると記載しておきます。

また定期確認といたしまして、上記と同様の方法で月末に1回確認することといたします。

今後は小売店より仕入れることはなく、メーカーまたは卸より直接商品を仕入れ、必要とあれば販売許可証、請求書、領収書もしくはそれに値する証拠を貴社に提出いたします。

現在一社(http://www.○○○○)との取引が決まりましたが、アカウントが止まっております為未だ仕入れはしておりません。メーカー担当者とのメールはございますので添付しておきます(画像③)。

アカウント健全ダッシュボードは毎日確認いたします。

今後取引をしていくメーカーの選定基準は、貴社プラットフォームで自社製品を販売しても良いと許可を取れる事、商売ですので利益を取れる商品であることが前提となります。

なお、本件に関しまして貴社とのやり取りは過去に4往復しておりますが、内2回は2営業日以内でのお返事は頂けておらず、私からお電話で確認した際に「忘れていた」旨を伝えられました。私が貴社の規約を守らず商標権に触れてしまったことと貴社の管理がずさんであることは別問題です。きちんとしたご対応をお願いいたします。

 以上です。よろしくお願いいたします。
〇〇商店 代表 シプリアーノ

メーカー名、僕の店名、僕の名前は伏せましたが、他は全文コピーです。

最後キレてるのに審査通ったのがおもろいですよねw

ここを真似するかどうかはお任せします。

使用した写真はこちらです↓
画像①

画像②

画像③

今後どうするのか

残っている在庫に関しては当然在庫復活させて売り切ります。

今ある在庫金額が物として残っていると、流石に負債として残りすぎます。

不良品や偽造品を売っているわけではないので、綺麗事だけで商売はできないというのが正直なところです。

新しく仕入れる商品に関しても、これまで通りネットや店舗で仕入れることと思います。

ただ、メーカー取引を確実に一社一社増やしていきたいとは強く思います。

仕入れ時間の短縮、リピートの構築、正規ルートである証明、これらが全て可能だからです。

自分のアカウントを守ることに直結しますから。

まとめ

結論:複雑すぎるからまずはコピペしろ

いったん上記の文章をコピペして、ご自身にあった形に整形し直すのがいいと思います。

人によっては入金が間に合わなかったり、再開を諦めてしまったりすると思います。

なので綺麗事を言ってないで、まずはコピーしてください!

今回のアカウント停止は一応リスク許容範囲内でしたが、ギリギリでした。正直非常にしんどかったですw

僕個人としては今、本業がおやすみになっていて、副業としての物販は非常に楽しくやっていました。

いわば生きがいを奪われた状態で、しかもAmazonはダラダラ対応をしてくる、日々が非常に長く感じました。

ただ、生きがいを認識できたことは自分にとって良かったことかと思います。朝起きるとこんなメールが届いていました↓

嬉しくて二度寝しました(いつも通り)。

久しぶりにプライスターの通知を見たり、セラーセントラルで実績を確認できた時は、戻ってこられたことを実感できましたね↓

何にせよ、アカウントは止まらないことが最優先。止まってしまったら最速での再開を目指すのが重要です。

人によっては支払いが間に合わなくなるかも知れませんので、いずれにせよスピードを持って対応してください。

頑張ってくださいね!応援しています!

最後までお聞きくださりありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう^^

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