【商品を仕入れる勇気】正しいリスクとリターンの取り方

【商品を仕入れる勇気】正しいリスクとリターンの取り方

ども、シプリアーノです。今回は商品を仕入れる勇気の話をします。

この商品は本当に売れるのか、売れなかったらどうしよう、やっぱり仕入れ辞めておこうかな・・・

等思うことってありますよね?特にこんなタイミング↓

  • せどりを始めてまだ間もない時
  • 自分の中で高単価の利益商品が目の前にある時
  • 利益商品の山を見つけた時

このような時に必要なスキルの一つとして、仕入れる勇気が挙げられます。

自分にとって少し怖いような体験を乗り越えて段々と資金が大きくなり、感覚もせどり仕様に変わっていきます。

今回の話を聞いていただくことで正しいリスクの取り方と、リターンを得る方法がわかるようになります。

まだ仕入れ段階じゃない方は先にこちら↓

では本題に入って行きます^^

結論:支払日と金額を把握した上で取れるだけのリスクを取る

これが僕の結論です。

まずはせどりにおける最悪とは、リスクとはなんなのか、実例を交えて解説していきます。

ゆっくり聞いていってください^^

前提:リスクとリターンの関係

まずは前提の話をさせていただきます。

僕たちがやっているのはせどり・転売と言われるものです。

ということはリターンと言われれば「売上」や「利益」と言ったものに当たるでしょう。

世の中の原理原則なのですが、リスクを取らねばリターンは得られません。

ですが同時に、リスクを取ったからといって必ずリターンがあるわけでもありません。

せどりでも「仕入れ」「納品」「発送」にかかる資金や時間、労力といったリスクを取らないと、売上や利益を取ることはできないのです。

やはりこれも仕入れたから、納品したからと言って、必ず売れてくれるわけではないのです。

せどりにおけるリスクとは

先ほど少し触れましたが、せどりにおけるリスクとは何なのでしょう?

在庫(罪庫)

売れると思って仕入れた商品が売れないと、利益はおろか売上も立ちません。

売れる在庫があるというのは資産を持っているということです。

一方で売れない在庫は負債となります。

売れなければ現金として使うことができませんし、既に仕入れはしているので費用は発生しているということになります。

価格を下げてでも、赤字を出してでも売り切らなければならない理由はここにあります。

価格競争

出品者が増えてしまったり商品の回転が遅かったりする場合・・・

仕入れ時に判断した価格で売ることができず、見込み利益は減っていきます。

元々回転が悪すぎたり、見込み利益が少な過ぎたりする商品はリスクが大きすぎると言えます。

時間

仕入れや納品をしている時間もタダではありません。

もしも8時間仕入れに出て何も仕入れられないということが何度も続くようであれば、時給1,000円でアルバイトをした方が良かったと思うかも知れません。

最初の内はアルバイトの最低賃金の方が高く感じることもよくあるでしょう。

労働

車を運転したり、商品を運んだり、納品作業をしたり、価格改定をしたり、色々な労働がせどりには存在します。

ネットビジネス・ネット物販といえば聞こえはいいかも知れませんが、最初から最後まで「労働」です。

腰を悪くしたり、本業の疲れが残る中作業をしたりします。

心身ともに労働から受けるダメージというリスクはあります。

プラットフォーム

Amazon様は神様です。昨日まで白だったものが、朝起きたら黒ということがよくあります。

  • 自分が出した商品が突然出品禁止になったり
  • 購入者によって散々使われた商品が勝手に返品&返金対応になっていたり
  • いきなり商品を偽物と疑われたり
  • アカウントが停止or削除されてしまったり

本当に色々あります。プラットフォーム依存もリスクと言えるでしょう。

パッと思いつくだけでもこれだけ色々なリスクがありました。

当然もっと沢山リスクはありますが、それら全てを加味する必要があります。

その上で「利益が取れる」「利益が欲しい」と思った商品を仕入れるということになります。

(こうしてみると凄く大変じゃないか・・・?)

せどりにおける「最悪」とは

沢山のリスクに関する話をしてきました。

その上さらに「最悪」の話をするということです(笑)

ですが至ってシンプルで、一つしかありません。

それは「支払いができない」ということです。

世の中全ての企業や事業は、支払いができないと終わりです。

利益や幸せを産むために事業を始めたはずなのに、借金を抱えたり破産をすることになったりします。

個人的に許容範囲内の借金を抱えるのは構いませんが、事業の存続ができないと返済もできないと思っています。

僕は支払いができないことによって、「事業を継続できない=お金を生み出せない」となることが一番怖いです。

リスクの減らし方

ではこれだけのリスクや「最悪」があるかも知れないと知った上で、どのようにリスクを取減らせばいいのでしょうか?

リスクの取り方は住んでいる環境や資金力などに影響される為、人によってバラバラです。

野球で例えますが・・・

  • 育成契約から這い上がってきた選手が大振りで三振をしてしまう
  • スター選手がホームラン狙いで大振りをし三振してしまう

この二者は実績や実力が違うので、同じリスクの取り方をしていてはいけません。

例えホームランが出ても、同じリターンを得られることもないでしょう。

同じ野球をしていても役割やリスクの取り方(可否)が違うように、同じせどりをしていても全く違います。

自分に合ったリスクの取り方をしなければ支払いに間に合わず、開始早々ゲームオーバーということもあり得ます。

自分の立場であれば何をすると(しないと)契約解除になってしまうのかを、まずは考えます。

支払いに間に合わせる。これは絶対です。ではその為に・・・?

  • 支払額を圧縮する(大きく仕入れない)
  • 多少安売りになってしまっても商品を早く売り切る(現金の回収)
  • Keepaの読み方を勉強する
  • 薄利でも回転のいい商品を仕入れる

などが挙げられます・・・?

と言いたいところですが、実はこれらはリスク自体を小さくする方法であって、小さくなったリスクをどうやって取っていくかという話ではありません。

リスクをとる為の方法・準備できることはたった一つ。

「支払日と金額を把握すること」です。

支払日と金額+キャッシュフローを把握する

これができないことにはリスクを大きく取れるのか、減らすべきなのかも分かりません。

資金力や事業の規模に応じた逆算ができないということです。

生き残り、利益を出す為・・・

  1. 支払日と引き落とし金額を把握
  2. 銀行の口座残高を把握
  3. Amazonに留保されている「振込予定」の金額を把握
  4. (②+③)−①をして、プラスなら今月の生き残りは確定!^^

④でプラスになった方、おめでとうございます^^

マイナスになりそうな方は、大至急可能な限り商品を値下げ、赤字でもいいので売り尽くします。

今必要なのは利益ではなく売上。つまり現金です。

商品は赤字で売ったとしても、仕入れ原価の何割かが現金として返ってきます。

この現金があれば、支払いに間に合う可能性が出てきます。

利益を圧迫しようとも赤字を出そうとも、商品の回転を上げて売上を作ることが必須です。

もし!もしもここまでやって売上ができたのに、その「振込」が間に合わない場合。

一旦本業のお給料や貯金から補填するしかありません。

もしくは分割払いにして延命することも可能ですが、返済額に利子がついてしまっては本末転倒にも程があります。

カードを分割にするのは、最後の最後の最後の最後の手段です。家族や友人に借りた方が100倍マシです。

もしそれらの悪手を打たざるを得ない場合、来月からはもっと商品の回転を意識しましょう。

それと仕入れに行く回数や、納品の回数を増やしましょう。

まとめ:とても単純な資金管理の問題

結論としては支払日と金額を把握し、命懸けで間に合わせるということでした。

資金に余裕がありそうであれば、余剰資金を使ってもっと攻めた仕入れを行ってもいいでしょう。

先に繰上げ返済をしてしまっても同じ効果があります^^

リスクの取り方や減らし方は、人それぞれであるとお話ししました。

これに関しては、仕入れ基準やKeepaの読み方が曖昧な段階で大きくリスクをとると一気に資金ショートが近づいてきます。

初心者の内は仕入れ資金を小さめに、現金残高より多く仕入れをしないことをお勧めします。

本当にシンプルな問題なのですが、それでもせどりを辞めざるを得ない人が後を断ちません。

売り上げや利益に目が行きすぎて、もっとも大切な「現金」に目が行っていないのです。

自分の場合はどのラインを超えるとゲームオーバーで、どの程度のリスクを取れるのか。

またどうすればリスクを減らせるのか、自分なりに考えて行動することが最も大切です!

この辺はどうしても少し相対的な書き方になってしまうのですが、Twitterで絡んでくれると、もしかしたらお返事できるかも知れません^^

最後まで読んでくださりありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう^^

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