辞めて正解? トリドール辞めて2年経った今3つの理由を考えた。

どうもシプリアーノです。思ってみれば丁度2年前の7月にトリドールを退職したわけですが、”辞めて正解?”というテーマで今日の話を進めていきますね。

今もトリドールに残っている同期、会社に属さない人たち、それぞれの人生であり様々な観点があります。大企業と個人経営の両方で働いた僕が、客観的に書かせていただきます。

辞めて正解?

結論から述べさせていただきます。

正解です。

理由を説明していきますね。

①うどん屋になりたいわけではなかった

というのが1つ目の理由です。元々独立願望があって入社していたので、丸亀製麺で働いていては「うどんしか勉強していない。独立してもうどん屋じゃないか。」と気づいてしまいました。

基本的な飲食店の営業方法や、ヒトモノカネの動かし方は一通り勉強させていただけたので、「これ以上うどんに携わる必要はないな。」と思っていました。

更に言い換えるならば、「会社で生きていくこと」に興味を持てていなかったことにもなります。よく考えれば、こちらの方がより深い心理だったかもしれません。

②生きていけることに気づけた

会社に属していないと生きていけないかと言われると、まったくそうではありません。ブログの収入で生活していけている人もいますし、自分で事業を起こしている人もいます。

投資だけで生計を立てる人もいるでしょうし、逆に極論を言えばホームレスでも「生きてはいける」のです。

要するに、「就職≠会社で働く」であるという事にやっと気づきました。

僕の場合はトリドールを辞めた後も常に、結局誰かが起こした会社に属してはいます。ですが大企業であるのと、社長と自分しかいないのとでは、何もかもが違います。

成功とは何なのか、人生で何に重きを置くか、この二つを考えたことによって少し楽に生きられるようになりました。

僕は今、最終的にはブログで生計を立てたいと思うようになりました。そのために必要なのは、トリドールでMGRになることではなく、1日に1本ブログを書くだけの時間でした。

出世したり稼いだりして誰かより優位になったつもりになるより、バスケの練習で体を動かすほうが、僕にとってはよほど健全です。そんな簡単なことに、27歳になるまで気が付きませんでした。

③残っている会社員に夢がない

今でも仲の良い社員が沢山いて、たまにLINEでやり取りをしたり、直接会って話をしたりします。一番仲の良かった先輩と話す機会がありまして、こんな風に言っていました。

ー先輩はお子さんも3人いますけど、将来はどうなるんですかね?
先「別に何もない。特にやりたいこともないよ。子供がかわいい。それだけ。」

ーMGRになったり、本社に引き抜かれたりしないですかね。
先「どっちでもいいよ。給料上がろうが下がろうが生活は変わんないだろうし、福利厚生面が良くて業務内容にも慣れてるから楽で居座ってるだけ。」

悲観的にならずに分析してみたのですが、この先輩の言っていることはもっともな気がします。したいことが特にない状態でご家族がいらっしゃる。そして今のお給料と福利厚生で生活は成り立っている。

ならば合理的に考えて、現状を維持したまま子育てを楽しむ。

この先輩は昔から口が尖っていて(笑)、ものの言い方にトゲがある人なのですが、ご自身の状況をよく理解してらっしゃると思います。ふと何かしたいことが思い浮かんだ時には行動的になるでしょう。

僕の同期もたまに連絡を取り合いますが、この先輩然り、僕とは決定的な違いがあります。

先ほども記述したように、僕はブログを書いて生活したいと思っています。それができれば時間とお金に自由が生まれ、それをブログや趣味にさらに投資できるからです。

ですが彼らは自分で何かしたいとは思っていないのです。強いて言うなら「トリドールで○○をしたい」「トリドールの為に○○をしたい」と思っています。

もしかするとこの辺りが会社員への適性なのかもしれません。日本人的な言い方をすると「社会人としての自覚」でしょうか。

まとめ

あくまで僕個人の意見ですが、いかがでしたでしょうか。トリドールを辞めてというよりは、会社員を辞めてに近いかもしれませんね。

  1. うどん屋になりたいわけではなかった
  2. 生きていけることに気づいた
  3. 残っている社員に夢がない

という3つの項目に分けて少しづつお話しさせていただきました。

これは入社前の自己分析を、本当に嫌になるまで徹底的にやっていれば退職は避けられた(入社していなかった)という事です。

さらに言うと、「ガンガン出世して、どんどんお金を稼いで・・・」その先どうするの?

という話でして、地位や名声は手に入れれば手に入れるほど、もっと欲求が高まってしまいます。つまり、一時的な幸せしか手に入れることができないのです。それは本当に”幸せ”なのでしょうか。

僕は、自由な時間とお金を手に入れることで、余裕を手に入れたいと考えています。その余裕で、今の彼女と各地に旅に出て、死ぬまでに沢山の思い出を作りたいと思っています。

贅沢な生活でなくてもいいのです。一緒に過ごしたい。それが僕の幸せだと、今は信じています。

ちなみに社長たちに腹立つことも多い

おまけとして記述しておきますが、大きな会社でなくてもストレスは抱えて生きることになります。

上司や部下を選ぶことができないのと似ていますが、社長たちとも実際一緒に働いてみなければ、深い性格や癖は分かりません。何か尖ったところが必ずあるのが社長たちです。

「俺がこうしたいからこの会社を作ったんだ!」という強い思いを持った社長ばかりで、「そこはそんなに雑でOKなのに、そんなところにそんなに拘るの!?」なんてことはザラです。

丸亀製麺で働いていた僕からすると、中小飲食の衛生管理や効率の悪さに唖然とすることは非常に多かったですが、逆に言うと”終わりよければすべてよし”の緩さが個人経営の魅力と言えます。

全く馬が合わない社長もいれば、カチッとハマる社長もいて、ではハマった人と働くと相性が良いかというとそうでもない(マニュアルがないから)

そんなもどかしさを抱えながらも、個人経営の緩さに惹かれて、週1休みで頑張っているtakkyです(笑)

最後まで読んで下さりありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう^^

 

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