せどりの始め方:開業届やAmazonセラーアカウント

せどりの始め方:開業届やAmazonセラーアカウント

こんにちは。今回は”せどりで開業するまでの流れや準備するもの”というテーマでお送りします。

ですがその前に、前回の記事は開業以前に一番大切なこと。「行動すること」というテーマで書いています。

とても大切な内容なので、まだ読んでない方は一度目を通していただくことをお勧めします↓

いくら知識や技術を持っていても実際に行動しなければせどりで収益が生まれることは1円すらありません。

せっかく適性があってもやらねば分かりませんし、逆に憧れていても適性がないこともあります。

では本題に入りましょう。

僕が実際に用意したもの6つ+α↓

ひとまず、僕が実際に用意したものを列挙しておきます↓

  1. 事業用のクレジットカード&口座
  2. セラーアカウント
  3. 開業届
  4. プライスター,Keepa &セラーセントラル
  5. 古物商
  6. その他備品や設備

これからAmazonでせどりを始めるにあたって、最も効率的・優先順に並べてありますので、順番に用意していただけたらと思います。

では一つずつ解説していきます。

①事業専用のクレジットカード&口座

クレジットカード

クレジットカードはAmazonに出品者登録をする際に必要になります。なので一番に準備しましょう。

もちろん仕入れにも使えます。

手持ちの空いているカードがあればそれで問題ありません。手持ちがない場合は、僕も使っている楽天カードでいいと思います。

僕が楽天カードにした理由は3つあります。

  1. ポイントが他社の倍つくこと
  2. ETCカードを付けられること
  3. 楽天銀行と同期できること

そのポイントを仕入れや備品購入に充てることもできますし、僕は毎月積立NISAで株を買っています。

仕入れをしたいとき、カードの枠を空けるのに繰上げ返済をしますが、その際、楽天銀行→楽天カードだと振り込み手数料が一切かかりません。

どこを選んでも大差ないので、年会費がかからなかったり、ポイントを多く貰えるようなカードにしましょう。

銀行口座

これもセラーアカウント取得に必須です。

銀行自体はどこでもいいです。が、先ほどお話ししたように楽天同士だと何かと便利です。

楽天銀行同士だと振り込み手数料がかかりませんし、僕は1つのパスワードで「カード」「銀行」「証券」の3つのアカウントを行き来しています。

間違っても家庭用のカードや口座は使わないでください。事業としてのお金の出入りが絶対に追いきれなくなりますし、規模が大きくなればなるほど、確定申告が非常に面倒です。

楽天カード

楽天銀行

②AmazonSellerアカウント

このセラーアカウントがないと、Amazonで物を売ることはできません。

僕の時は登録から数日で返事が来て、すぐにアカウントを作成できました。

ですが今はビデオ面接を待つのに2週間かかるなんてことも聞きます。さっさと動き出しましょう。

昨今、転売屋の騒動や偽ブランド品の規制に世間もAmazonも厳しくなってきています。

恐らく参入障壁も販売規制も少しずつ厳しくなっていくんだろうと思います。

さて、セラーアカウントを作成するためには

  • 顔写真付きの身分証明書
  • 180日以内に発行された取引履歴(水光熱費の領収書など)
  • ビジネス用のメールアドレスまたは既存のAmazonアカウント
  • 電話番号
  • クレジットカード
  • 銀行預金口座

これら全てが必要となります。用意する際、特に問題はないと思います。

挙げるとすれば先ほども言いましたが、クレジットカードと銀行口座は絶対に「せどり専用」で作るべきです。

家計のお金とごちゃ混ぜになるとビジネス用にいくら使っていくら入ってきたか一切追えなくなります。そして気がつくと赤字という事例をよく耳にします。

必要書類が揃ってから登録に進んだ方がストレスが掛からなくていいと思うので、先に一通り準備しましょう。

書類が揃った方、登録はこちらからどうぞ→セラー登録

↑右上の「さっそく始める」で大口出品者登録が始まるのですが、(2021年6月現在)税込5,390円の登録料がかかってしまいます。

僕は100%大口をお勧めします。理由はこちら↓

「月に数千円だけでいい」「趣味を通り越して道楽です」という方は小口契約でもいいと思われます。その場合はメルカリの方が相性がいいと思います。

登録していく際、気を付けることは特にありません。Amazonの指示に従って、順番に丁寧にこなしてください(*´꒳`*)

③開業届(+青色申告承認申請手続き書)の提出

初めての人でも10分くらいで終わります(*´꒳`*)

なので安心して所管の税務署に行きましょう。

僕も初めて税務署に行きましたが、初心者担当の方がついてくださり、優しく教えてくれました。

開業届と青色申告承認申請手続き書、両方合わせて10分程度で終わります。

開業届に関しては「税務署に行ってみよう」というのが結論です。それですぐ終わりますから^^

開業届、実は「Amazonのせどりを始める」ことだけを考えれば不要です。

ですが後々色々な使い道があります。僕は今のところ

  1. コストコのビジネスメンバー登録
  2. 確定申告

に使用しました。どうせ税務署を完全に無視することは出来ませんから、さっさと提出してしまいましょう。

④プライスター,Keepa &セラーセントラル

プライスター

せどりにはかなり便利なアプリやツールが沢山あるのですが、中でも一番便利ですし、これまでにせどりがは未経験という方には100%必要なアプリです。

実はせどりには、沢山の工程があるんです。

  • 商品リサーチ
  • 出品登録
  • 納品・出荷
  • 価格改定
  • 利益計算

中古だとさらに

  • 検品
  • 清掃・修理
  • 商品説明文
  • 写真撮影

も絡みます。

この青文字の工程を超効率化し、かかる時間を間違いなく「1/100」くらいにしてくれるのがプライスターです。

2021年6月現在公式の情報ですと、これだけの利用者さんがいらっしゃいます↓


プライスターに関しては、もっと詳細な記事をご用意しますが、ひとまずこちらで(*´꒳`*)

プライスター【公式】

プライスターは月額5,280円しますが、登録日から1ヶ月間は無料で利用できますので、気に入らなければ30日後に解約してください(*´꒳`*)

僕はプライスターのお陰で年間150万弱稼いでいます↓

プライスター、Keepa、Amazonの大口出品者登録、全て月額がかかっていますが、逆にこれらを合わせることで経費を吹き飛ばすほど稼ぐことができます(*´꒳`*)

Keepa

Keepaとはある商品が過去〜現在まで

  • どれだけ売れたか
  • いくらで売れたか
  • 何人で売っているか
  • どんな価格変遷をしてきたか

というようなことがわかるツールです。実際に見てみましょう。

ここでは簡単にしか説明しませんが、

  • 青い線=Amazon上での値動き
  • 緑の線=Amazonランキングの動き
  • 右側で期間を指定できる

ということです。

緑の線が上下にギザギザしているのは商品がよく売れている証拠で、

  1. 商品が売れるとAmazonでのランキングが上がる
  2. ランキングが上がると線が下に折れる
  3. 上がる間もなくまた下に折れる

というグラフになっています。分かりやすいように対比のグラフを置いてみます↓

先ほどのハンモックが3ヶ月間に数えきれないほど売れているのに対して、この商品は3ヶ月間で3回しか売れていません。

出品者の多くは、Keepaのこういうグラフをみて

  • 自分の資金
  • 商品の相場
  • 過去に売れた回数
  • ライバルが急増して値崩れしていないか

というようなことを考えます。

仕入れるかどうか、仕入れるとしたら何個仕入れるか、そういった仕入れ判断に、必須のツールとなっています。

そしてこのKeepaと先ほどのプライスターは連動させることで最大の効果を発揮します。

これはプライスターの携帯版画面です。

青く丸で囲んだところに「プライスターリサーチ」とありますね。

これはプライスター独自の基準(結構精密)で商品が売れるスピードを表したものです。

これだけで仕入れ判断をしている人もいるとは聞きますが、僕はやっぱりもう少し根拠が欲しいので、赤く囲んだ部分からKeepaに飛んで仕入れの判断をしています。

Keepaは月額15ユーロ、日本円だと1,900円前後(為替の関係)です。

セラーセントラル

Amazonセラーの公式アプリです。

プライスラーを導入していればほとんど使う機会は無いですが、唯一絶対に外せない場面があります。

出品制限を確かめる時です。

ブランドやメーカーを偽物から守る為に存在するのが出品制限です。

ここに載せていますが、初心者のセラーは沢山使えないブランドがあります↓

出品制限がかかっているのに仕入れてしまったら罪庫、赤字、損切りですw

初めて出品するブランドや商品は、毎回セラーセントラルのアプリで確認するのが大切です。

それだけの為と言っても過言ではありません。セラーセントラルは必要です!

⑤古物商

なぜ古物商が必要か

古物商なしで中古品を売ることは、無免許運転みたいなものです。

古物商は中古品を扱うときに必ず必要なんです。持ってないと商売できないってことは無いんですよ。でも本来はしてはいけないんです。

無免許でスイスイ運転できたとして、検問で「免許見せて」って言われたらお終いですよね。逆に事故をしてしまっても免許証があれば、然るべき処分を受けてもう一度公道を走ることができます。

あなたが売った商品のルーツが盗難品だった場合、古物商と領収書があれば「きちんと商いを行っている人」として見られます。

仮に古物商を持っていなければ、あなたが盗難犯かもしれないとして動き出すかもしれません。何かあった時にあなたを守ってくれるのが古物商です。

古物商の取得方法

古物商の許可を得るのにこれまで最も高い壁だったのは「物件所有者の許諾」です。

  • 賃貸契約書に「事務所利用可」と書かれた物件を契約する
  • 実家に住んでいる
  • 持家である

この様な状況であれば使用許可などすぐに得る事ができます。

しかし多くの方が賃貸物件に住んでおり対策として、事業所(賃貸物件)と在庫の保管場所(県外実家)と分けて登録できたり出来なかったり、警察の対応も非常に曖昧で胡散臭い状態が続いていました。

2021年度よりこの「物件所有者の使用許諾」が不要になりましたので、非常に申請しやすくなりました!

ですが僕がここで説明するとかえってわかり辛くなる可能性があるので、あなたがお住まいの地域の警察署に電話で確認してみることをお勧めします。

何故なら、地域によって微妙にルールが違ったり、担当者によって審査が違ったりするからです。申請書類も微妙に形式が違います。

まずはあなたが住んでいる地域の警察署に聞いてみてください。

受付がありますから、古物商を取りたい旨を伝えましょう。恐らく生活安全課に案内されると思います。

そこで渡される書類を記載して、住民票やら色々揃えて、2万円払ったらくれます。

⑥その他必需品

  • PC
  • スマホ
  • プリンター
  • 段ボール
  • ガムテープ
  • エアキャップ(プチプチ)
  • プリンター用紙
  • シュリンクラップ
  • ラベルシール

どれも欠かせません。とはいえ、既に持っているものがほとんどではないですか?

僕も梱包資材以外は最初から持っていました。補足が必要そうなものだけ、記載していきます。

備品・消耗品に関してまとめました↓

プリンター

商品に「あなたの商品ラベル」を貼るんですが、それを印刷するのに使います。後は自己発送の際もクリックポストの印刷や納品書の印刷に使えます。

コンビニでも結構ですが、わざわざコンビニまで歩いて行って、アプリとコンビニのプリンターを接続して、家に持って帰ってきて、ハサミで切って、セロテープで貼る。

これ多分1往復と作業だけで600円くらい(知らんけど)の価値があると思うんです。

後々買うことになると思うので、絶対に最初から持っていて損はない備品です。

時期やモノによって微妙にズレますが、「コンパクトで安い」のを買うといいと思います。

僕は自分でプリンターを直して売るっていうのもやっていた中で、もし次買い直すなら4000円前後の、このシリーズにすると思います。

必要十分な性能と、かなりコンパクトかつ軽量だからです↓

中古でね!?ここで新品に飛びつく人は「せどり脳」では無いです全然!

ちなみに僕が使っているのはCanonのMP490は上記エプソンのより一回り大きいですが、一応Canonの中ではコンパクトなモデルです。

大学入学の時からなので、12年間使用できていますw

というのは、構造上そうなっているんですよ。プリンターで一番壊れやすい部品が「ヘッド」と呼ばれる部分なのですが、この型のプリンターはヘッドとインクタンクが一体化しています。

つまりインクを交換したらヘッドも新品になるんです!

(中古ね!中古を見てね!)安定の3000円台(*´꒳`*)

段ボール

僕は基本的に購入しています。ネットで商品を仕入れると段ボールに入って送られてきますので、そのまま使うこともあります。

何を商材にするかにもよりますが

  • 本→100サイズ
  • プリンター→160サイズ
  • 何か決めていない→120サイズ

でいいと思います。これは正直、僕が決めるのは難しい。

本はかなり重たくなってしまうので100サイズが妥当、プリンターであれば160サイズだと3つは入るのでこれも妥当、という感じです。

段ボールの記事もまとめます。

ラベルシール

先ほどチラッと話題に出た、「あなたの商品」ラベルです。こんなやつ↓

ですが、あなたはプライスターに加入しているはずなので、プライスターで買った方が圧倒的に安いです。ダンボールもやってました!↓

これは会員限定の公式ストアなので、プライスターに入る理由がまた一つ増えましたね(*´꒳`*)

まとめ:準備なんかで止まらず、とにかく動こう!

ここまで記載したものが用意できたら、あとは実際に仕入れを行って、Amazonで販売するだけです。

ここまで準備できた人が実際に仕入れをしないことはないので、安心しています。

書くと面倒そうなのですが、用意し始めると大したことはありません。

というか、これを準備することすら面倒に感じるのであれば、せどりに挑戦するのはやめておいた方がいいですよ。

なぜなら実際に商品の仕入れをする場合1日に数百は平気で検索をしますし、仕入れた商品にラベルを貼ったり、中古なら検品・修理・清掃・写真撮影・・・。

せどりは簡単ですが決して楽ではありません

なのでこの記事を見て億劫に感じた方は、これ以上先に進むことをお勧めしません。

きちんとやるなら、僕にできたんですから、あなたにできないことはありません。

最後まで読んでくださりありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう^^

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