どうもシプリアーノです。今回は支出(固定費・変動費)を抑えることの大切さについてお話しします。要するに節約の話ですね。
そもそもはこのページでそれについて触れたのが、この記事を作成する発端です。
早速ですが結論から入りましょう。
結論:これまでの無駄金を適切な投資に回し、生活と心が豊かになる
目次
例えば
- 飲み会
- ネットゲーム
- 音楽系サブスクリプションサービス
- 毎日コンビニで買うコーヒー
この辺りを削減できたらどうでしょうか。2022年現在、様々なサービスはサブスクリプションが主流となっています。
リピーターをいかに囲い込んでおくか。という企業間の競争が沢山ある訳です。
飲み会や毎日のコンビニも「毎月の支出」という観点からはサブスクみたいなものと、ここでは便宜的にそうお考えください。
そして、家計が苦しい人ほどこれらの商品やサービスを定期購入している印象があります。
もしも月に2回の飲み会を止めることができたらそれだけで−7,000円が+7,000円に変わります!
(「-7,000→0」ではなく、「-7,000→+7,000」差額14,000円ここ凄く大事!)
もしも毎月7,000円を貯金していれば年間で84,000円になります。
もしも84,000円を、僕も積み立てているS&P500に投資していれば・・・?
(過去200年の平均利回りが9%なので「84,000×1.09」)91,560円になります。
使ってなくなるはずだったお金が手元にある。むしろ増えている!素敵だと思いません?
カードや家賃の支払いに追われていたのに、毎月どんどん増えていく。素敵じゃないですか?
簡略的ではありますが、こんなに熱弁しているのは僕自身がそうだったからです。
先ほど紹介した記事でも、借金があった事実はお話ししています。
2019年10月に-32万円から始まった僕の資産総額は、2022年3月現在400万円弱になりました。
そしてそうなる為にやったことの一つが、固定費・変動費の圧縮だったのです。
もう一度言います。
支出を抑えれば生活と心が豊かになります。
固定費・変動費を圧縮しないなんて、パンクしたタイヤで走り続けるようなもの
少し例え話をします。ここで言うタイヤは財布、空気はお金です。
自転車のタイヤには空気を入れなければ走ることができません。
「月に一回は空気を足してあげてくださいね^^」と、自転車屋さんでも言われますね。
しかし道路でガラスの破片などを踏んでしまい、目に見えない穴が空いたとします。
空気の抜けるスピードが早かったり、乗ろうと思ったらタイヤがペチャンコだったりして、あなたはパンクに気がつきます。
そして当然自転車屋さんに修理を依頼するなり、自分で修理するなりします。
ここで想像してみてください。パンクした自転車を漕ぎ続けるとどうなるでしょうか?
タイヤの内部はズタズタ。足はパンパン。ホイールも傷だらけです。翻訳すると↓
- お金の貯まりにくいお財布
- 必死で働いて疲労
- ストレスからさらに財布を傷つける行為
あれ?こうして見ると最近よく目にしたり耳にしたりしますよね?
そう、多くの日本人はまさにこの状態なのです。
自転車屋さんはパンクを直してくれますが、浪費癖は自分で治す他ありません。
自転車のパンクは気がつきやすいのですが、日々の無駄遣いは非常に気づきにくいのです。
なぜか。過去に支払ったお金は忘れていき、無駄遣いは心を豊かにしているからです。
なんとなくイメージができてきたと思います。パンクを直すには、穴が空きにくくするには、どうすれば良いのでしょう?
知識をつけることで「気付く」
実際に自転車がパンクをしていたとして発見は案外簡単です。定期的に使用していれば、異変や違和感に気づくからです。
ですが先ほどお話しした通り、自分の人生・生活では無駄遣いに気づくことは難しいのです。
なぜでしょう?
パンクした状態で走ることが当たり前だと、昔から習ってきたからです。
一人暮らしの仕方や、無駄遣いの減らし方、投資の仕方など、親や教師から学んだことがある人はほぼ居ません。
するとこれまで両親や先輩、友人たちといった身近な大衆が取ってきた行動と同じような行動を無意識で真似るようになります。
・・・そう、それこそが冒頭の↓
- 飲み会
- ネットゲーム
- 音楽系サブスクリプションサービス
- 毎日コンビニで買うコーヒー
このようなお金の使い方です。
※これらは元を辿ると企業や社会自体の消費戦略なのですが、大きなテーマになってしまい本旨とはずれてしまう為ここまでにしておきます。
ですが知識をつけ行動をしてみることで、今までの常識がパンクしたタイヤだったことに気付くのです。
ちょっと試しに行動してみたらお金なんて、即効貯まりますからね(笑)
パンクしていると気づいたら直す。水が流れてると気づいたら蛇口を締める。無駄遣いだと気づいたら止める。
気づいてさえしまえば、至ってシンプルなんです。
実際に無駄であると気付き、止めてきた支出
さてそれでは僕が実際に無駄であると気付き、止めてきた支出に何があったかお話しします^^
①携帯代(Softbank→mineo)
これは今から7年くらい前でしょうか。誰に言われるでもなく自分で計算をしてみて気が付きました。
当時は実家に住んでいて生活には困っていませんでしたが、仕事はしていませんでした。
働いてもいないのに何故かお金は減っていくという状態。自分にできる抵抗といえば支出を抑えることだけでした。
通帳を眺めて「ナニコレ?」なものや、「なんでこんな高いの?」と納得のいかないものをバンバン解約した時期でした。
そのうちの一つがSoftbankです。いわゆる大手三大キャリアの一つですね。
当時の僕は毎月1万円〜15,000円程を携帯代として払っていました。それがびっくり!
mineoに変えてからは何と大体1/5〜1/10に当たる、1,000円〜2,000円程度に収まっています。
格安SIM各社だと電波が弱いというデメリットもあるのですが、近年はそれも強化されつつあります。
僕の場合はWi-Fiを契約して解消。携帯とWiFiを合わせても毎月5,000円前後という支払い額になっています^^
結果として5,000円〜10,000円の無駄遣いを毎月止めることができているのですが
- 毎月5,000円→年間だと6万円
- 毎月10,000円→年間だと12万円
上記のような額がプラスになります!すごい!ほんとすごい!
格安SIMに関して詳しくは別記事に記載しますが、ひとまず今は「格安SIM」と検索して貰えばOK!
②家賃(初期費用含む)
家賃なんてどうやって抑えるの?と、思うかもしれません。
ところが家賃交渉というのは実はやって当たり前です。しないと損ですよ!
タイミングが重要で、入居前や契約更新前は交渉しやすいかと思います。
こちらも詳しく別記事にまとめたいと思っているので、今回詳細は割愛しますが、こちらをご覧ください↓
↑これは2年前、僕が今の部屋に住む前に担当者に送ったメールです。
不動産屋さんは基本的に下駄を履かせて(ぼったくって)話を進めてくるので、大体どんな物件でも入居費の最低半分は削れます。
この場合ですと入居費は41,965円、家賃は毎月3,000円(年間36,000円)削減できたことになります。
・・・え・・・?
普通に怖くないですか?
本来払う必要のない費用77,965円を請求してくる感じ。
お陰様で、気付く・知るという事がいかに大切か一発でわかりますよね・・・!!
この時はさらに仲介業者のキャンペーンをきっちりとこなし、6万円のキャッシュバックも得られました^^
一瞬で埋まってしまう様なよっぽど大人気の物件でなければ、大体の物件で幾らかは削減できるはずです。
それともし、あなたが転職中の立場であれば、「家賃補助」がついている会社を探すのはかなり有効です。
僕は新卒でトリドールに入社しましたが、当時の待遇は半端じゃなくて・・・家賃は85%補助されていました!!!
結構飲み歩いたと思うのですがどうやってもお金が貯まっていく一方で、1年ちょいで100万円以上貯まりました。
ぜひお試しください^^
③交通費(通勤時間)
交通費をどうやって削減するのか。
「お前まさか歩けなんて言わないよな⁉︎」という声が聞こえてきます(笑)
その通り。基本的には会社までの交通手段を徒歩or自転車に変える必要があります。
馬鹿なことを言うなと言われるかもしれませんが、僕は本気です。
- 電車代が月に3万円かかるが、家賃は3万円のA町に住む
- 会社まで徒歩で15分だが、家賃は6万円のB町に住む
↑わかりやすい例えを出すとこの様な感じです。
個人的にはBしか有り得ません。どうせ同じ金額を固定費として計上するのであれば、「時間の価値」を重要視することが非常に大切です。
例えば「電車だって、通勤中に本を読めるぞ」派の人がいらっしゃいますね^^
朝、多くの人が本当に辛そうな顔をしている駅や車内で本を読む時間が有意義でしょうか?
本を読む時間が少し減ってしまったとしても歩いて心身を整え、少し早く着いた会社で本を読む方が余裕があるでしょう。
ここ大切です↓
会社の近所に住めば家で過ごす時間が増えます。これは単純。通勤時間が減るからです。
仮に数駅先に総合的に安くなる物件があったとしても、僕は絶対に歩いて通勤できる範囲にしか住みません。
家で過ごす時間、プライベートな時間こそが、人生であり幸せであり、最も価値のある時間だからです。
結果的に家賃が高くなってでも、交通費と通勤時間は圧縮すべきです。
時間については次回の内容で触れています2022/3/5追加↓
④交際費
きましたよ。みなさん大好きな飲み会を削減するパートです。
とは言えそれで心が潤う人もいますし、僕だってたまには友人と外食を楽しむこともあります。
要するに!
- ただの無駄遣い飲み会
- 惜しみなくお金を浪費し、人生を豊かにする飲み会
ここの区別をつけるべきだと言う話です。
- 何となく金曜だから飲みに行く
- 誘われたから断れなくて飲み行く
- 個人的に興味はないけど会社のメンバーで遊園地に行く
- 会社の忘新年会や歓送迎会
- 二次会や三次会
ここらへんの浪費、あなたにとってどうかは分かりませんが、個人的には最も無価値なものです。
誰かと大事な話がしたい時、僕は大体コーヒーを一緒に飲みます。公園や道路を散歩しながら話すことも多いです。
ちょっと高速道路に乗って、少し遠くまでドライブに行くことも多いです。
僕は「何となく」の付き合いには一切お金を払いませんが、「その人」「一緒に過ごす時間」にはお金を集中投下します。
すると何が起こるか。自分の大切な人が側にいてくれます。自分を大切だと思ってくれる人の側にいられます。
全ての浪費をバッサリ切り捨てろとは言いません。それでは人生が無味無臭無色透明です。
心を豊かにしてくれる浪費だからこそ、人や時間を選別して欲しいと思います^^
⑤食費(コンビニ→スーパー)
むっちゃ単純なので答えを書きます。
コンビニに置いてある全ての商品は、スーパーに同じものがあります。
コンビニで物を買うのとスーパーで買うのでは、価格が1/3から1/2程違います。
同じ値段で買った物なのに、コンビニのは量が少ないことが多いです。
僕はコンビニで買い物するのを止めてスーパーで買い物をするようにしただけで、食費が3万円→15,000円になりました。
ついでに書くと、コーヒーを外で買うのもとっくに止めました。
例えばセブンイレブンにて180円で買ったコーヒーと同じ量(300ml)のコーヒーは自宅だと40円で淹れられます。
あなたにはたった140円の差に見えているかも知れません。僕には4.5倍の価格に見えています。
同じ商品AとBがあるのに、Aは45,000円でBは10,000円だったらびっくりしませんか?
⑥サブスクリプション系サービス
つい一ヶ月ほど前だったでしょうか、Amazon Primeを解約しました。
Amazon Musicはそこそこ使っていたのですが、いざ一番聞きたい曲がほとんど課金制(Unlimited)になっているんですよね(笑)
それにAmazonで購入した物だって、何も明日届けてくれなくたって平気です。よくよく考えれば。
現代人は待つことが下手だと揶揄されますが、なるほど待つことができれば搾取されることも減るのだと勉強になった一例でした。
- 音楽や映画系のサブスクリプションサービスに、いくつも加入していませんか?
- YouTubeは無料で見られるから価値があるのに、広告が鬱陶しいからとプレミアム会員になっていませんか?
- ソーシャルゲームに月額で加入していませんか?
よくよく考えることが大事です。毎月1,000円は年間で12,000円です。
僕はAmazonセラーとして幾つかの契約やツールに固定費を毎月支払っていますが、それは毎月それ以上に稼ぐことができるからです。
さぁ!解約祭りだ・・・ッッ!!(笑)
数々の浪費に気付いてくれましたか?
さてここでは6つの実例を挙げてお話ししましたが、タイヤのパンクには気付いていただけましたでしょうか?
あくまでも例に過ぎませんので、このほかにも沢山の浪費があることは間違いありません。
ただ本文中にもお話ししたように、全ての浪費を否定しているわけではないのです。
浪費のない人生なんて、オフェンスの無いバスケットボールみたいな物です(笑)
締めるべき所は締めて、緩めるべき所で緩める。
気がついたら見知らぬ誰かにお金を献上していた・・・なんてことにならない様に、自分のお金の行方は自分で決めましょう!
支出(固定費・変動費)を抑えることで手元に残ったお金は非常に尊く、可愛いものです。
それを何に使うかで今の自分を潤わせることも、将来の不安を小さくしていくことも可能なのです。
無駄遣いを減らし手元にお金が残る様になれば、生活と心は必ず豊かになります^^
気付き、実践していきましょう!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう^^
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