5000円以内のプリンターをCanonとEPSONそれぞれ紹介

5000円以内のプリンターをCanonとEPSONそれぞれ紹介

ども、シプリアーノと申します。今回は5000円以内で買えるプリンターの紹介です。

なぜ予算5,000円以内のプリンターを紹介するのか。沢山のプリンターがあって、機能や価格も様々なのに。

それはあなたが家庭で使用する場合、「プリンターなんて何でもいい」場合がほとんどだからです。

ダウンロードした文書を印刷したり、年賀状を作成したり、もしかすると在宅ワークでもお使いかも知れませんが

  • 印刷できればそれでいい!
  • できればスキャンやコピーも・・・
  • 壊れやすすぎ!安くて丈夫なプリンターってこの世に存在しないの⁉︎

実際に必要な要素ってこんな感じだと思います(笑)

だって写真だったら携帯に記録されていますし、必要な時にプリントすればいいだけ。年賀状は年に一回。

なのに壊れたら修理や買い替えで1万円以上もお金が必要。これはあまりにも馬鹿馬鹿しいですよね?

というわけで今回は「安くて最低限の機能があるプリンター」をご紹介します。

安いの定義は当然「5,000円以内」、最低限の機能としては

  1. プリント
  2. スキャン
  3. コピー
  4. 壊れにくさ(修理のし易さ)

の4点を挙げます。価格と機能だけを見ていますので、中古品での相場となります。

高品質、高速、高頻度使用などをお求めの方(ガンガン業務に使う人)は回れ右です^^

簡単に自己紹介をしますと僕は少し前まで、故障や不良のあるプリンターを修理してAmazonで販売していました。

修理方法の記事は僕が書いたものの中でも一番人気ですので、良かったら覗いてみてください^^

それでは本題に入っていきましょう^^

Canon MP490(とにかく丈夫&直しやすい!)

何を隠そう、僕自身が大学1年生の時(2010年)から2022年2月現在まで使い続けているというのが最強の証です!

その間実に12年。自宅でレポートを印刷したり全く使わない期間があったりしながら、さすがにインクは交換しましたが、今でも普通に使えています(笑)

僕は週に1〜2回印刷をする機会があります。また年に数回スキャンやコピーも使います。まっったく問題ないです!

さて、この子が壊れにくいのには理由があります。

メーカーに関係なくプリンターの不具合となる原因、堂々の第一位が間違いなくプリントヘッドと言われる部品です↓

この部分にインクをセットして、本体からの指示を基盤で受け、裏面からインクを噴射する仕組みです。

非常に良く出来た部品なのですが、残念ながら非常に壊れやすいのです。

  • 内部でインクが固まる
  • インク噴出部分が目に見えないレベルで傷つく

が主な原因です。

そしてこのMP490という機種ですが・・・

インクとプリントヘッドが一体になっているので、インクを交換する度にヘッドも新品になるという特徴があります!

こんなやつ!↓

そうなるとインク自体の価格が割高になるのでは・・・と、心配する人もいるでしょう。

確かに上記右側のインクのように互換品でも2,000円前後しています。ですがこれは「一体型」を購入した場合の話です。

少し面倒ですが自分でタンクに穴を開ける、詰め替え型のインクも実在します↓

このタイプのインクですと満タン注入しても3回程度は補充できるので、かなーーーり割安です^^

ヘッドに問題なんて通常使用していれば中々起こらないので、僕は詰め替え型をお勧めしています。

他の機種では修理に出すと9,000円、プリントヘッドの純正品を買うと6,000〜数万円(互換品でも3,000円前後)というものがほとんどです。

ところがMP490・・・インクとヘッド両方を購入しても5,000円程度!(笑)

12年間問題なく使用できているにも関わらず、異次元のランニングコストです!

WindowsやMacのサポートが終了して使えなくなるプリンターも出てくる中、僕のMacBookとも接続できています。

実績と信頼から、個人的には全員これでいいと思っています(笑)

2022年2月24日現在、中古最安値はなんと2,670円!(状態:可)

状態を「非常に良い」で探しても3,480円です!

僕は正直、この子がいれば2022年でも十分に戦えているので最新のプリンターは本当に要らないです。

もし今使ってるのが壊れても、同じのを買います^^

PX-045A(エプソン好きにお勧め)

個人的にはCanonのプリンターの方が全般的に頑丈、かつ直しやすいという感覚を経験として持っています。

例えるならキヤノンがスーファミ、エプソンはPS2といった感じ。
※初代じゃなく「2」なのもニュアンス伝わると嬉しい!

そしてコスパ重視派の方々の中に、あなたの様なエプソン好きの方がいることも知っています^^

PX-045Aが持っている機能は先ほどのMP490と同等。Canonと比較すると直りにくいエプソンプリンターの中では、一番直りやすかったのもこの子でした。

MP490との大きな相違点は↓

  1. MP490より小さくて軽い
  2. 印刷品質はCanonよりEPSONに定評あり

ということです。

小さくて軽い

キャノンMP490の大きさと重さは

  • 45 x 33.5 x 15.5 cm; 5.5 Kg

なのに対しエプソンPX-045Aは

  • ‎39 x 30 x 14.5 cm; 3.9 Kg

となっています。僕が実際に扱った感じでも、どの家庭にもフィットする大きさ、扱いやすい軽さという意味ではこちらの方がお勧めです。

印刷品質

僕は文書印刷メインですので大差ないと思いますし、各メーカーも頑張って品質特化の機種を発売しています。

ところがプリンターを直していた際の調べ物では明らかに、「品質はエプソン」「さすがエプソン」といった声が多かったです。

この辺りがエプソン派の皆さんが譲れないポイントなんだな〜と、尊重しています^^

大差ないとは言いましたが、やはりたまに品質の良さを体感させられる場面もありました。

カラーや品質に拘りたいのであれば各社の上位機種を購入されることをお勧めしますが、「MP490よりは綺麗なのがいい」というニッチな需要には応えきっていると思います^^

中古品でも相場はうろうろするのですが、安い時は4,000円台前半、2022年2月24日現在だと最安値は4,900円でした!

インクは全然互換でいい派なのですが、一点だけ注意すべきポイントがあります。

それは「ICチップ搭載」や「残量検知対応」であることです。

エプソンプリンターのインクキャリッジ(はめる所)には、ICチップを読み取る基盤がついています。

これにきちんと対応したインクでないと、本体にエラーの表示が出てしまい印刷できません。

今はこれが一番安いです↓

すぐに使用できなくなったりエラーが出てしまったりするものも中にはありますので、その場合はAmazonに問い合わせれば補填してくれます^^

もちろん純正がいい人はその方が諸々安心できるでしょうから、そちらをお買い上げください^^

当ブログから購入し、30日以内に故障してしまった場合

自分がプリンター業者をやっていたこともありこの辺の事情には少し詳しいです。

中には粗悪品を売って雲隠れしてしまう業者もいます。

そんな時の為にAmazonでは、「マーケットプレイス保証」という制度が用意されています。

出品者ではなくAmazonカスタマーサービスと連絡をとり、返品や返金をしてもらう制度のことです。

万が一に備え、こちらに手順を貼っておきます↓(出典:Amazon.co.jp)

まずはご自身の「注文履歴」から始まります。

長持ちさせるコツ

せっかく購入したプリンターです。修理に出したり買い替えたりは面倒ですから、長持ちしてもらいたいですよね。

そんな訳で、専門家目線でプリンターを長持ちさせるコツをお話しします。

まずそもそも、ヘッドが詰まってしまう原因は尿路結石と非常に似ています。

結石になってしまっては自力で直すことはほぼ不可能です。予防が大切なんですよ^^

日頃から印刷をしていればヘッドに圧力がかかり、内部の古いインクを押し出してくれます。

また多少固まってしまったインクでも、新しいインクが流れてくると再び溶けて流れていきます。

これはインク自体に界面活性剤と溶剤という物質が含まれているからです。

要は、とにかくカッチカチになってしまう前に流そうということです^^

週に一回のヘッドクリーニング

電源を入れると、プリンターの内部が何やら左右にガチャガチャ動くのを感じたことはありませんか?

印刷しようとする直前にも、似た動きをすることがありますよね?

まさしくあれがプリントヘッドのクリーニングです。

圧力をかけインクを噴出することで、内部の古いインクを溶かし流しているのです。

ヘッドクリーニングを定期的に行えば明らかに長持ちする様になります!

最低でも月に一回は触ってあげてほしい・・・!

ただ印刷してあげるだけも効果がありますので、是非^^

実際には他にも

  • 電源を入れっぱなしにしておく
  • 湿度を保つ
  • 互換インクを避ける

等が言われることが多いです。

が個人的にはこれらは本質を突いていない様に思います。

どれも最終的には「ヘッドの詰まりを避けよう」ということですので、何らかの印刷をさせてあげる事が一番大切です。

中古のプリンター買った時点でメーカー保証の対象外だし、インク代が何千円もかかるのは流石に馬鹿馬鹿しいです。

僕自身、全てのプリンター修理を互換インクで行なっていました。

要らなくなったプリンターは?

では今度は要らなくなったプリンターをどう対処するか、ですね?

僕が買い取って修理してあげられればいいのですが、生憎現在はプリンターの修理は行なっておりません。
(そもそも一人だし!)

メルカリやヤフオクを調べる

故障や不具合があるプリンターであっても、型番によってはそれなりの値段で買い取ってくれる業者がいます。

僕も当時は故障したプリンターをネットで購入したこともありました^^

中には送料まで持ってくれる人もいますので、ぜひ出品してみてください。

ところがこの方法では売れるまで待たないといけなかったり、梱包や発想が手間であったりというデメリットもあります。

リサイクルショップへの持ち込み

というわけで次にお勧めなのはお近くの、ハードオフの様なリサイクル屋さんに持っていく事です。

僕も修理しきれなかったプリンターはよく持ち込み買取をお願いしていました^^

相場は大体100〜500円といったところでしょうか。値段のつかないものも、中にはありました。

僕の場合は事業としてやっていて台数もそれなりだったので、そうして必ず現金に変えていました。

ですがもし重さや労力を考慮して、無料でいいという場合はこういったサービスがお勧めです↓

買取・回収

流石にこんな綺麗なお姉さんではなく、そこらの兄ちゃんかおじさんが来ることは覚悟しておいた方がいいでしょうが(笑)

それでもタダで取りにきてくれるのであれば、それはあなたの時間と体力を別のことに投資することができますからね!

30分、1時間かけて重いもの運んだのに500円では、「何だバイトしてりゃよかった」「家事すればよかった」ということになりかねません。

まとめ

こだわりがなければMP490、少しでもコンパクトでEPSONがいいというあなたにはPX-045Aがそれぞれお勧めということでした。

個人的には、ご家庭用ですとどちらかで十分すぎると思っています^^

Amazonには30日間の保証がついていますので、安心して買い物してください。

長く使える様に定期的にインクを流しましょうね、という対策のお話もさせていただきました。

役目を終えたプリンターの行き先もご案内させていただきました。

実はもう一つお伝えする事があります・・・。

それは、もしもインクが詰まってしまった場合の対処法です。

僕が一番得意な分野なので、それはこちらの記事をご参照ください↓

今回の内容はこれでおしまい。少し長くなりましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。

また別の記事でお会いしましょう^^

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