リクルート契約社員 どの事業部がどの領域で仕事をしているのか
目次
ども、シプリアーノです。
2021年4月にリクルート関連の子会社が全部吸収合併して、株式会社リクルートになりましたね。
これまではどの会社が何の事業を行っているか分かりにくかった部分もありますが、今回は敢えて整理整頓していきます。
前提:まだ、ここにない、出会い
前提としてこのフレーズを知っておいていただきたいんです。
恐らく聞いたことがある方がほとんどだと思いますが、リクルートの事業はほとんどが誰かと誰かを繋ぐ内容です。
誰かを誰かに紹介することを、それぞれの領域で事業として大きく展開しているんです。
あなたがどの業界に入りたいか考える上での参考になると嬉しいです(*´꒳`*)
飲食・旅行・ビューティ領域:旧ライフスタイル
媒体としてホットペッパー・じゃらんを扱う事業です。
日常消費領域と呼ばれ、個人消費者と法人を仲介する役割を担っています。
誰もが利用したことのあるサービスで、最もクライアントが多い事業領域であると言えます。
HR本部 新卒・中途・エージェント領域:旧キャリア・ジョブズ
媒体としてリクナビ・リクナビNEXT・リクルートエージェント・タウンワークなどがあります。
人材領域と呼ばれ、求職者と雇用主を仲介する役割を担っています。
新卒・中途・アルバイト・エージェントと、実は人生の至る所で現れます。特に20代では、よく目にするかもしれません。
住宅領域:住まいカンパニー
媒体としてSUUMOを扱っています。
住宅領域と呼ばれ、不動産オーナーや管理会社と、借主を仲介する役割を担っています。
賃貸物件を探されたことのある人であれば、SUUMOを一番に使われたのではないでしょうか?
そもそも何故分社化したか:各事業ごとのスピード感向上の為
2012年、元々株式会社リクルートだった会社を、HD化し各領域毎に分社化した歴史があります。
①各領域のライバル企業よりも早く意思決定を行い、競争力をつける為。
現場から決済者までの距離が、分社化した方が早い(子会社の社長までの方が近い)のは間違いありませんよね。
組織が大きくなるにつれ、人が多くなったり決済手順が多くなったりするのは、どこの企業も変わりません。
②本社機能をリクルートに残しておき中長期の成長戦略を練ることに専念するようにする為。同時に各子会社も事業に集中できるようにする為。
各自の仕事に集中した方が効率がいいのは明白です。
何故統合したのか:人材とデータの流動性を高める為
分社化したことによって、逆にデメリットだったのが
- 各子会社同士での人材の取り合い(主に新卒)
- 子会社ごとに貯めたデータを共有できないこと
- より適性の大きな領域への配置転換ができない
というようなことでした。
2021年4月の吸収合併によりこれらのデメリットを解消し、一つの社内で人材と情報の流動性を高め、共有していく戦略です。
まとめ
基本的にはこれまでの組織がそのまま名前を変えて一つになった、という認識で良さそうです。
ですが組織編成は変わっていく可能性がもちろんあります。
CV社員として入社すれば基本的に異動はないと考えて良さそうですが、契約期間満了後の進路が若干変わりそうですよね。
また、新人研修にかかる資金と人材のコストが一気に減る事も予想されますが、入社した側にはあまり影響はなさそうですね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう^^
コメントを残す