ども、シプリアーノです。”飲食の現場で起こっていること”を説明します(*´꒳`*)
討論番組やニュース、国会答弁などを見るのが趣味です
今回は2021/4/30公開のアベプラ公式を聴いてまとめます。リンクはこちら。
同じ内容を音声で↓
今飲食の現場で起こっていること【説得力不足】
僕は今30歳で、大学を出てからほとんどの時間を飲食業界で生きてきました。
僕が所属しているお店はBARでして、もうずっと休業中です。
僕自身はお店からの休業補償、お店は国の雇用調整助成金と、自治体の給付金で継続しています。
ほとんどのお店が同じ対応を取っていることと思われます。
飲食店だけが狙い撃ちされている事実
これはもう「事実」なんですけども、コロナのような正解がない問題でこそ、個人や国の底力が試されると僕は思っております。
そしてこの底力が国や自治体全く無かったのがはっきりと分かったのは、今回逆に、コロナに感謝すべき点だとは思います。
結論:国や自治体は圧倒的に「説得力不足」であることが問題
現場が求めているのは感染対策の理由や根拠なんですよね。
「感染対策に協力してください」と言われれば、家族や友人、従業員の命がかかった問題に対して協力しない人なんていないと思うんです。
「なぜ飲食店だけ」とか、「酒がダメなのはなんで」とか、「なぜ店の規模が違うのに協力金が一律なのか」とか、「Go to eatはダメでGo to travelはいいのか」とか、言われてみればそりゃそうだよねっていう対策内容ばかりなんですね。
「人流を抑える」というのであれば会社に出社するのもダメでしょうし、満員電車なんてもってのほかですし、飲食店を閉めたところでテイクアウトした後に他人と飲食したり路上飲みをしては意味がないですよね。
何より、「他の対策はしてみたのか?」っていう部分が気になります。
2年間飲食業を止めただけ。本当に狙い撃ちなんですよね。
それで結局感染者数は減ったのかと言われるとそうではなくて、結局蔓延防止策も含め、何度目か分からない緊急事態宣言な訳です。
つまり飲食の現場は、1ミリも納得していません。政府や自治体は1ミリも説得力がありません。
僕の個人的見解
今回の放送を見ていて思ったことですが、本気でコロナを抑え込みたかったのであれば、国と現場が対等に議論して協力し合う必要があったと思います。
結局説得し切れなかった、現場が納得しなかったから、都の要請に応じず酒類の提供を再開したり、営業時間も通常通りに戻したりする店が出始めているわけです。
グローバルダイニングの件に代表されるように、不公平感と説明や根拠の不足によって対立してしまう構造なわけです。
個人的にはこういう流れが結構好きでして、要請に応じている状態で文句を言ってばかりいるよりはずっとマシじゃないかと思っています。
文句を言うくらいであれば要請を無視しても結構ですし、真っ向から裁判に打って出るのも手です。
「そんな金も知識もない」と言うのであれば、オンラインで似た境遇の人と繋がって、団結して挑めばいいし、グローバルダイニングに乗っかってもいいと思います。
少し話が逸れました。
結果的に2年弱飲食店を封じ込めていて、そのまんま2年弱コロナには良い様にやられているので、この先は他の手を試すなり、飲食業界が納得する補償をするなりしたほうがいいんじゃないかと思います。
ちなみに個人的には生きて行けるだけの休業補償をもらって、酔っ払いの対応もする必要もなく、最高に幸せです。
稚拙なコロナ対策にはそんな側面もあるよって言うだけの話であって、特に組織が大きな飲食オーナーさんは大変だろうとは思います。
まとめ
改めて整理してお伝えしますと、
- 大きめの飲食オーナーは大変
- 納得していない
- 説得力や根拠が不足している
と言ったことが挙げられます。
僕は30歳ですが、ここまで多くの人間にとって共通の敵となった存在って、コロナが初めての経験です。
にも関わらず全く状況が好転しておらず、むしろ国や自治体を恨む経営者が出てくる状況というのは、余程政策や対策が無能というか、機能していないんだろうと思います。
最後までお聞きくださりありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう^^
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