【納得!】バーテンダーの一流二流 に関して語る

ども、シプリアーノです。”バーテンダーの一流二流”に関して語ります。

よく「一流のバーテンダーは〜」とか、

「だから二流なんだ」とか、みたいなやりとりありがちじゃないですか?

この記事では僕が一番最初に入ったお店で納得した、

一流と二流の違いについてお話ししていきます(*´꒳`*)

音声で聴きたいあなたは↓

シプリアーノって誰なの?なんでバーテンダーについて語るの?ってあなたは↓

さぁ内容に入っていきましょう^^

バーテンダーの一流二流 

「俺は角が好きなんだ」

こんなことありません?

客「俺は角が好きなんだ」
バーテンダー「角いいですよね」

実はこれだと、ちょっと分かりにくい。

なぜかと言うと、明らかにお互い知っているお酒だから。

じゃあ例えばスコッチウイスキーのラフロイグで、

客「俺ラフロイグ好きなんだー」

先に説明するとラフロイグっていうといろんな意味で、

スコッチ初心者が飲む様なウイスキーではないんですよ。

アイラ島という島のウイスキーで

この島で作られるウイスキーのほとんどは「ピート(泥炭)」という物を炊いて、燻して作られます。

このピートにとてもクセの強い香りが含まれていて

よく「正露丸」とか「薬みたい」とかっていうふうに言われるんです。

ウイスキーが好きな人はよく知っているお酒なんですけど

嫌味なく「ラフロイグ好きです」って言える様になったらかっこいいし、飲み慣れてる感出るかなって感じです。

若い子がたまに「ラフロイグが好きで」って言ってるの見ると、可愛いなってなります。

自分もそうだったんですけど、今ならわかる。

飲み物としての美味しさなら絶対ほろ酔いとかカルアミルクとかの方が美味しいですw

で話を戻すと・・・

バーテンダー「ラフロイグ美味しいですよね。ピート臭いのがクセになりますよね。」

ちょっと「知ってます」感出るの、分かります?

もう少しだけ実話に基づいて話します。

客「レッドブレストをよく飲むんです」

ちなみにウチの店には置いていないし、今適当に検索して知らなかった名前だから敢えて選んだスコッチw

なんだけど、知ってか知らんでか、こう答えるバーテンダーさんがいる。

あーレッドブレスト、美味しいですよねー!

いやまず、ホンマに知ってる?

なんか言う方も言う方なんやけど、答える方も答える方やでw

言う方も言う方やで!

さて、例え話はこの辺りにして。

こんな心理が隠されている

お客さんより詳しくないとダサい

わかる。プロやし。

なんとなくその様な教育は受ける。

まぁわかるに越したことはないけど、

僕の場合わからなければ、時と場合によってこんな言い回しをする。

勉強不足で分からないのですが、どんなお酒なのですか?

え?それお酒なんですか?初めて聞きました。

あ、それ聞いたことあるな。なんでしたっけ?

的な。

私はあなたより知ってますよ

これが結構個人的にはきつい

実際に知っていたとして、と言うか知っていることがほとんどやけど、

ニコニコ笑顔で、「美味しいですよね」なんて言っちゃうの、僕なら心に無理が生じるw

お互いが明らかに知っている酒なら問題はないと思うんだけどね。

他に言い方ないか考えてみたけど、こんなのはどうだろう

変わる言い回し

そうなんですね、ラフロイグのどう言うところが好きなんですか?

へぇ。どうやって飲まれるんですか?

確か~で作られたウイスキーでしたっけ?でしたよね?

そんな珍しいのまで、よくご存知ですね。

みたいな。

少なくともこれ以上、丈比べをし合う雰囲気にはならないと思う。

適当に、気持ちよく喋ってもらったらいい。

まとめ

お酒好きな人には、確かに変な人が多い(←)

それこそさっきの「レッドブレスト~」みたいな、知らなさそうなのを言って、

バーテンダーを試そうとする人が多い。

バーテンダーだから試していいみたいな風潮ホンマにやめて欲しいんだけどw

で、一生懸命勉強したバーテンダーは「よしきた」と言わんばかりに被せていくw

やっぱり、「知ってる事実」は諭しつつ、せめぎ合わない回答をすべきだと思う。

じゃないと一生パワープレイw

僕はその手のお客さん来たらなるべく話さないで済む様に、忙しいフリをしますけどw

と言うこの心理こそ、客もバーテンダーも共通していると思う。

なんでBARまできて競争せなならんねんw

ここまでお話ししておいて、最後に僕が一番最初に入ったお店で習ったことをお話しします。

一番最初に入ったお店での教育

2番手の人に言われました。

店長見てみ。お客さんとどうでもいい話しかしないやろ。

でも二人とも大笑いしてるやん?

僕は僕の師匠に習ったんやけど、

一流のバーテンダーはどうでもいい話をする。

二流のバーテンダーはお酒の話をする。

僕は酒の話しかできないからまだ二流なんだよ。

僕自身はこれが今でも忘れられなくて、常に心がけています。

最後まで聞いてくれてありがとうございました!

また別の記事でお会いしましょう^^

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA