ども、シプリアーノです。”八村兄弟に対する人種差別”に関して考えてみました。
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僕は10年間、特に中高の6年間はかなり本気でバスケをしていまして、八村選手や渡邊選手がNBAで普通に試合に出て活躍していることの凄さが、本当によくわかります。
で、毎晩良いハイライトを見させてもらっているのですが、今日の昼間にTwitterから入ってきた情報は、バスケと関係なかったです。
人種差別の記事でした。
昨年もテラスハウスが話題になっていたり、なんせ「誹謗中傷」「人種差別」そんなのをよく耳にするのですが、僕なりにちょっと向き合ってみようかな、という気持ちです。
八村兄弟に対する人種差別を取り上げたハフポスト記事を読んだ感想
そもそもハフポストとは
引用元がウィキペディアですけども、「アメリカのリベラル系オンラインメディア」だそうです。
親会社は「バスフィード」という、これもアメリカのオンラインメディアだそうです。
僕個人としてはハフポストの情報って「たまに気になる記事あるよね」くらいで、そんなに信頼しきれてはいません。
正直「リベラルねぇ・・・」って感じでして、エンタメとまでは言わないですけど、マスコミみたいなもんだと捉えています。
問題提起するような側面もあれば、煽るような側面もあり、今回の記事も中身は、事実だけ置いてあるって感じです。
取り上げる記事がいわゆる「リベラル寄り」というか、性別や人種や文化的な問題が多いメディアかなっていう特徴はありそうです。
また今度ハフポストについてちゃんと調べときます。すみません。
はいじゃあ本題。
八村兄弟
日本人なんですよ。写真見たことある人多いんじゃ無いですかね?
お父さんがベナン人、お母さんが日本人で、肌は黒いですね。
弟さんの方はまだ少し「おぼこい」ですけど、お兄さんは完全に、アフリカ系のアメリカ人みたいな見た目してます。
二人とも高校時代に全国優勝するくらい、体が強くてバスケが上手いです。
今回の人種差別
これは弟さんのInstagramに直接送られてきたもののようです。そのまま引用します。
“死ね、間違えて生まれてきたクロンボ。 お前もお前の兄もバスケがうまいだけのただのクロンボ”
というメッセージです。弟さんはこれをすぐにTwitterで公開・共有しています。
“日本には人種差別がないと言ってる人がいるけどこうやって人種差別発言をする人がいます。晒してどうにかなる問題では無いと思いますが、皆さんに今一度人種差別の問題について関心を持っていただきたいと思いました。”
というメッセージに対して、お兄さんが反応されておりまして。
“こんなの、毎日のようにくるよ”
だそうです。今アメリカでも黒人を射殺したり、アジア人を差別したりっていうのが、かなり公になってきていますよね。
僕の意見
結論:人種差別はなくならないと思う
現在のところ、残念ながらこれに行き着きますかね。
一つ言っておかないといけないと思うのは、黙って我慢しろという意味では全くありません。
人種差別の最も根幹的な問題ってなんなのか、僕のちっちゃい脳味噌で考えてみたんです。
恐らく、人間として生まれてきたこと。これ自体が根源だと思うんですよね。
動物界でも仲間外れっていうのがあるらしくて、社会性の高い動物では頻度が高まるそうです。
特にオランウータン、チンパンジーなどの類人猿によく見られるそうでして、
何のためにと問われると、異常行動を起こした個体を外したり殺したりすることによって、群れを守る為。そのことで次世代につながる異常な遺伝子を群れから外す為だそうです。
社会性の高い生物と言うと、僕が知りうる限りでは人類こそが、今は一番だと思うんですよね。
そしてその中で明らかに
- 互いの見た目が違う
- 考え方が違う
- 使う言語が違う
- 文化が違う
こういうものを排除しようと思うのは、「生物としては」正しい行動かもしれないという、仮説は成り立つと思います。
多くの人が思う「人間としてあるべき姿」とはかけ離れているのかな、と思います。
もう一度言っておきますが、人種差別や誹謗中傷は明らかに「だめ」な行動ですし、無くなるに越したことはありません。そこは僕も、多くの人と同じ理想を抱えています。
ではなぜ無くならないと思うのか。
これこそ、人間だからです。
例えば世界がひっくり返って
- 世界で活躍するトップアスリートがアジア人ばかりになった
- 経済を牛耳る人種の多くがアフリカ出身になった
- 世界の経済大国がアメリカでは無く中国になった
こんなことが起こったとして、アジア人、アフリカ人、中国人である前に必ず人間なので、邪魔な遺伝子を排除しようとすると思うんですよ。
誠に残念ながらアメリカ人が奴隷として働かされたり、白人が黒人警官に射殺されたりすると思うんです。
お分かりかと思いますが、言葉が通じる多くの人類に共通して、「差別はダメだよね」「暴力・戦争ダメだよね」は共通認識です。
極々一部の利己的な人や快楽的な人、暇な人によって、多くの人が感情をかき乱されているだけだと思うんです。
では、その人たちを排除すればいいのか?
その思想こそが人種差別に繋がりませんか?
そしてパレートの法則というものが働いて、その人たちを排除したところで、世界は必ず元のバランスに戻ると思います。
よって人種差別はなくならないと思うというのが、僕の考え方です。
まとめというか、じゃあどうする?
恐らく人種差別はなくなりません。例え世界に白人しかいなくなっても、白人同士で何かやりあうと思います。
じゃあどうするかというのも、極めてミクロにしか考えつかなかったのですが基本的には「距離を保つ」というのが正解かなと思います。
もちろん、自分はしないということもです。
距離をとったり防衛意識を持ったりすることで、何か言うことや言われることもなくなります。
何かあったときには個人ではなく、必ず法的に対処するしか無いと思います。
- アジア人女性の殴打
- 八村兄弟に対する差別的発言
- 芸能人に対する誹謗中傷
全て法で対処できますし、周りに優しく正しい気持ちを持った人がいることも事実です。
一つ思うのは、人種や性別、文化に関わらず、多かれ少なかれ、僕もあなたも絶対に差別をしてきていると言う事実です。
「まさか」と思うかも知れませんが、噂話や愚痴なんて、自分に受け入れられない「違い」を、他人の同調を求めているだけです。原理は同じだと思っています。
何やら行き着く先のない原稿になってしまいましたが、大変考えさせられました。本当にありがとうございました。
見聞きしてくださった皆様、お聞き苦しかったかと存じますが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
また別の記事でお会いしましょう^^
追記:一番言いたかったこと
一番言いたかったことを言い忘れていました。
「許さない」とか「ひどい」とか、そういう共感をツイートする人も多いと思うんです。
個人的にはこれが一番不毛かなって思ってます。
恐らく八村くんに差別的なメッセージを送った犯人は、そういう周囲の人間の盛り上がりを快楽に変えてると思うから。
強いて言うなら・・・
いいねやリツイートをして、放っておく。
そして本人は被害者なわけですから、IPアドレス開示請求を、警察なり弁護士なりを通して行うことが大切だと思います。
もちろん一件一件相手にするというのはキリがないんですけど、「正しさ」「抑止力」「解決」という観点から見れば、それがベストなのではないでしょうか。
あー僕、脳味噌ちっちゃw
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