30歳が式場でアルバイトしてみて思ったこと5つ
目次
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ども、シプリアーノです。初めに言っておきますが、今回はただのブログです(毎回そうかw)。
僕の境遇としては現在
- 本業はBARの雇われ店長(社長からは社員と言われているものの社保無し)
- 副業でAmazonせどり
- 緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置の度にBARが休業
- BARからの休業補償で生活(BARには雇用調整助成金が振り込まれる)
ということでして、この2年ではもう1年以上何も好きなときに好きなようにして過ごしているんじゃ無いかと思います。
ちなみに言うと営業していた頃は大きな大きな赤字店舗でして、休業状態で助成金や給付金をもらっている方が社長的にも助かっています。
つまりこのボーナス(ベーシックインカム)状態は結構長引くと思っています(笑)
で思ったんですよ。「あれ?休業補償もらいつつアルバイトしてれば収入倍増じゃね?」
「せどりはもちろん別の性質の稼ぎ方だけど、今なら労働を増やした方が得策なんじゃね!?」と。
せどりでは計算上毎月利益が出ていますが、その利益から
- 損切り赤字の補填
- 次の商品の仕入れ
をガンガン回しています。
つまりキャッシュフローは何とか回っていて、キャッシュはあまり手元に残ってはいない状態です。
(それでもその収益がかなり人生を豊かにしてくれた部分はあります。)
前置きが長くなりましたが、とにかく式場でアルバイトを開始して、色んなことを感じたので書き留めておこうと思います。
①最近の若い子ってすごいなぁ
式場の現場も色々あると思いますが、僕が働いている所は基本的に学生で回っています。
リーダー格で新郎新婦の世話をするのも学生です。
僕は30歳なので、殆どのスタッフは10歳前後年下ばかりです。
正直に言うと、圧倒されました。
任されたポジションに対する責任感や、主体性を通り越すほどの「つんのめり感」は、そこらの社会人を遥かに凌駕するものがありました。
飲食業界で長く働いてきた僕は基本的な知識と技術がありますが、婚礼に関してはほぼ無知。
それを見た若い子たちは爽やかかつ迅速に的確なアドバイスや修正点を教えてくれました。
プライドやプロ意識のようなものを感じ、久しぶりに心地よい緊張感の中で働くことができました(*´꒳`*)
②労働ってやっぱり疲れるなぁ
何せ暇すぎてアルバイトに応募するくらいですから、「労働」とはずっと距離を置いて生活をしていたんです。
実はもっと早くアルバイトに応募するという発想は持っていました。
しなかったのは僕が極端に労働が嫌い、かつ人が嫌いだからです。
手前味噌ですが僕は基本的に人当たりがよく、ほとんどの仕事は数ヶ月あれば70~80点をとることが出来ます。
それが原因で過去に、常人が一人では抱え切れない仕事をぶっちぎってこなしていた事があり、何度か心を壊しました。
そんな僕が「アルバイトしてみよっかなー」と思うくらいには心に余裕があったのです。
昨日と一昨日で20時間ほど、いきなりフル回転のシフトを組んでくれたわけですが、本当に疲れました。
慣れない革靴(ドンキで買った3000円くらいのしょーもないやつ)を履いていると、足だけではなく全身の関節にクるんですよね。
シャツ着てジャケット着て、パンツ履いて、それだけで汗が止まらないし、常時靴下を脱ぎたい衝動に駆られているんです。
特に能力のない僕が稼ごうと思うと「労働」になるわけですが、やっぱり大変ですねぇぇぇぇえ。
③いつも行くお店のあの人って凄いんだなぁ
どこのお店でもそうです。
スーパーでもコンビニでもスターバックスでも、せどりで世話になるホームセンターやコストコでも、リサイクルショップでも。
ネット通販の顔が見えないあの人もクロネコヤマトのお兄ちゃんも、メーカーの人も、TwitterやインスタやYouTubeを動かしている人たちも。
みんな何かしらの労働をしているわけです。
毎日毎日自分のできる限りの貢献を、調子がいい日も悪い日も。
みんな何かしら働くのには理由があって、その仕事を選んだのにも理由があって、好き嫌いに関わらず時間と労力を売って。
誰かの仕事で世界は成り立っているし、日本って本当に恵まれた国だなぁと、心から痛感しました。
「疲れたなぁ。膝と腰が痛いなぁ。お腹空いたなぁ。」しか考えられない状態なんて、半年以上なかったわけです。
久しぶりにそんな状態になっていつものスーパーに行って、いつものおばちゃんが笑顔で働いていた時に、感動して泣きそうになったんです。
みんな凄いんだなぁ。自分の存在意義に気がついていない人って多いよなぁ。
④結婚式っていいなぁ
自分でも驚いたのですが、これ心底思いました。
以前にこんな記事を書いていますが、↓
それはそれとして「ええなぁ」とは、本気で思いました。
みんな晴れ着を着て、みんな笑顔で、心から二人のことをお祝いする空間。
そしてそれを作り出しているのは紛れもなく会場の空気や身嗜み、立ち居振る舞い、細やかな笑顔と気配り、そしてサービスです。
上記リンク先の記事で述べた内容は1mmもひっくり返りません(笑)
つまり僕自身は万が一結婚をしてしまっても、結婚式に300万も400万も払うつもりは全くありません。
でも、式のあの空気。特にご家族のあの表情や想いを汲むと、どうしても「ええなぁええなぁ」となってしまいます(*´꒳`*)
⑤ブライダル業界ってブラックなんやろうな
実はこれすぐ思いました(笑)
むしろ察知していた部分です。
- 服装
- 顔(特に目の周り)
- 顔色
- 笑顔や化粧
- 従業員の統一的雰囲気
- 式場バックヤードや事務所、更衣室の様子
- 実際に組まれたシフトの労働時間
- 新しい従業員(僕)に対する報連相のスピード感
- 面接時に言われなかった持参物や準備物
- 従業員(特にアルバイト)の人数
そんな色々からすぐに(笑)
これ面白いと思うのでまた別の記事にまとめようと思うのですが、少し解説しますと・・・。
- スーツや靴がくたびれていたり、同じネクタイをつけていたりする
- クマがあったり、黒目が真っ黒だったりする
- 顔が不自然に白っぽいor青っぽい
- 声色と笑顔が比例しない
- 従業員が「お客様のために」統一(教育)されている
- 裏方が汚い
- 労働時間が長い&給料が15分単位の計算
- 連絡が遅い
- 在籍が多い
これらは全て、そうしないと現場が回っていない証拠です。
自分の身嗜みやプライベート、従業員を大切にできるかどうか。そんなものは一切合財置いておいて、現場を力技でぶん回すために毎回その場しのぎになっている証拠です。
在籍人数が不自然に多いのは、たった2日の土日に多くて4回しかない婚礼に誰も出勤したくないからです(笑)
(婚礼自体のプレッシャーか、人間関係のプレッシャーか・・・。)
そしてこれは、僕が過去に見たホテル業界や、製菓業界、そしてその繋がりで見た他の婚礼会場を連想しました。
「あ、これ、ここだけじゃないわ。やっぱり全体がそうだわ。」
と、すぐに理解しました。
いい意味で、染まらないように飲まれないように、自制しながら過ごしたいと思います(*´꒳`*)
まとめ
どうでしょうか?
世界に存在する全ての物事には、善悪両面が存在します。
悪口(?)も沢山いいましたが、基本的には楽観的・明るく捉えています(*´꒳`*)
問題は自分がいかに健康的かつ上手に職場と付き合っていけるか、だと思っていますので、辛くなったら容赦無く減らします。
「あ、こいつら都合よくこき使ってやがる」と察知したらすぐに離れます。
だからそうならない為に、いい距離感をこちらで取っていかないといけません。
なんだのかんだのいいましたが、一番に思ったのは若い子たちの凄さです。
焦るとまではいきませんが、本当にいい意味で沢山の刺激をもらいました。
僕も何か与えていけたらいいと思います(*´꒳`*)
こんななんでもないブログですが、最後までお読みいただきありがとうございました。
また別の記事でお会いしましょう^^
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