目標を達成するたった一つのコツ
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ども、シプリアーノです。あなたには何か目標がありますでしょうか?
僕は今30歳ですが、目標など過去10年あるような無いような状態でフラフラしています。
ところでその目標、感覚でいうとどのくらいでしょうか?
- そこのドアくらい
- 近所のスーパーくらい
- 隣町くらい
- 二つ隣の県くらい
- 海外くらい
- 宇宙くらい
さて、どれくらいでしょうね?
どこが目標であっても、行くのなら絶対に一つだけ重要な要素があります。
結論:歩き続けること
これが今回の結論です。
僕は最近兵庫県のいろんな山に登っています。
これまで登山なんかしたことがありませんから、ほとんどの場所が「初めての場所」です。
看板に「あと〇〇Km」なんて書かれていても、距離なのか道のりなのか、どんな勾配なのか、どちらの分岐が正解なのかも分かりません。
何も分からず、大まかな下調べ(A~B地点は抜けられるようだ)しかせずに山に登っています(笑)
そんな状態でも大体たどり着いてしまうから面白いものです。
さて本来であれば「進み続ける」と書きたかったのですが、あえて「歩き続ける」と書いたのには理由があります。
理由:目標がわかっていても途中に何があるかは知らないから
トレイルランニングという競技があります。
簡単にいうと山々を超えて、早く辿り着いた人が勝ちです。
なので走ります。そして、僕は最近このトレイルランニングにハマっています。
では目的地までの距離が10Kmだとして、50mを全力で走るペースで走っていていいでしょうか?
もちろんダメ。いいとこ100mまでで疲れてしまい、ゆっくり歩いているおじいちゃんに抜かされてしまいます。
では10kmを長距離で走るペースで走っていればいいかと言われれば、実はそれも違います。
なぜなら山道には上りの勾配や階段があり、滑りやすい曲がり道があり、木々の根が張り巡らされており、アブや蜂などの危険な昆虫がいるからです。
つまり陸上競技で10Kmを走るようなペースでは、到底走ることができません。
ここで話を「現実の目標」に戻しましょう。
例えばあなたが「年収1000万」という目標を立てていたとして、それは目的地(山頂)を地図で確認しただけに過ぎません。
直線で行こうと思うと思わぬ崖や川、藪に阻まれることはほぼ間違いありません(笑)
直線が最短なのではなくギリギリまで車で登って、残りはすれ違う地元の人や経験者に聞きながら登るのが「最短」です。
最短距離と最短ルートは全く違います。
面白い話:同じ目標を持った人は同じルートに集まる
面白いことに、同じ目標(山頂)を目指す人は同じルートに集まります。
目標(山頂)は一ヶ所しかなく登れば登るほどに分岐も少なくなっていくので、当たり前といえば当たり前ですね。
そしてふさわしい装備や知識を持った人たちがどんどん集まっています。
降りて来る人(達成者)に道を聞けば、なんの見返りもなく一発で教えてくれます。
普段であればギブ&テイクが鉄則なはずなのに、山登りではテイク一方通行が成り立ちます。
なぜなら目標達成者(山頂到達者)は、あの素晴らしい景色を知っていて、登り方もルートも、どこが一番しんどいかも、全部知っているのです。
そこに一生懸命ゆっくりと登って来る人が、何も顧みずに「この道であってますか?」と聞いて来るのですから、自然と応援する気持ちになるのです。
目標達成者も実は一生懸命登っている時に、道を聞き、親切に教えてくれる人がいた人なのです(*´꒳`*)
つまり山を降りる時は無償のギブ一方通行が成り立つんです。
次回からはもっと早く到達できる
道や勾配、分岐を把握すればするほど、つまり同じ山に登れば登るほど、次回から到達時間が短縮されます。
どこでスピードを抑えるべきか、どこでスピードを出しても平気か、ルートと体力が一致するからです。
自分がどれだけ早く到達できるかを極めるのは楽しいでしょう。
誰かを連れていくのに必要な知識と体力もあるでしょう。
「一度到達したことがある」というのはかなり重要です。
まとめ:何があっても歩き続けること
ダラダラでもいいんです。休み休みでもいい。
でも実は、知らない道は決して走ってはなりません。
現実に言い換えると、「焦ってはならない」でしょうか。
疲れが足や全身に蓄積すると、その日は途中で引き返さないと行けなくなるかもしれません。
普段のトレーニングや、他の山々に登ってきた数は、基礎体力や経験として蓄積されています。
「走ったろかな」と、走っていいのはそういった実力者だけです。
行ったことがない、見たことがない、確実に行きたい人は、歩いてていいんです(*´꒳`*)
目標を決めたら、看板や人伝にルートを確かめながら、進むのみです。
スタート地点の駅や登山口ですら、沢山の同じ目標を持った人がいます。
彼らは言わば全員が仲間です。そして同じかそれ以上に、降りて来る人たちもいます。これほど頼もしいことはありません。
スタート地点に立ちましょう。そして後はゆっくりでいい。歩き続けましょう。
「帰ったらなんでもいいからブログ書こう。」そんなことを考えながら、いつも山を登っています(笑)
最後まで読んでくださりありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう^^
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