年下がタメ口で話してくる現象

年下がタメ口で話してくる現象

音声版↓

ども、シプリアーノです。最近10歳前後年下の子達と働く機会ができました。

気づくこともたくさんあったのですが、よかったらこちらも読んでみてください↓

そんな環境の中タメ口で接されることが案外多く、思う部分があったので少しまとめてみます。

前提として、僕はよく24歳前後に間違われます。最近では大学生と間違われることも多々あります。

結論:いいことだと思う

最初は「ん?」と思うことがあったのですが、今では「いいことだ」と思うようになりました。

抽象的で分かりにくいですが、今からお話ししいきます。

一時的な感情ではやはりムッと来ることもありますが、タメ口を使う相手との関係性によると思います。

年齢でも性別でも職歴でもなく、指標は1対1の関係性のみです。

いいことだと思う理由

①実際には僕が年上だから

これはシンプルに「僕の方が年上なんだからタメ口くらい気にしてんじゃねーよ」って話です(笑)

嫌なものは嫌ですが、タメ口に関しては使われることにメリットも感じ始めているので、「まぁいいか」と思うようになりました。

②関係性を築くのに便利だから

相手は自分と同世代か、少なくとも2~3個上の初心者が入ってきたと思っている状態で、初日の数時間を過ごします。

僕は明らかに自分より年下だと分かっていますし、何なら飲食業自体は僕の方が少なくとも倍ほどは長い状態で数時間を過ごします。

結婚式でいうと彼らの方が歴は長いですし慣れがあるでしょう。

ですが「仕事」自体のやり方や学習スピード、接客に関していうと絶対に僕の方が効率がいいのです。

すると彼らもあるタイミングで疑問を抱きます。「シプリアーノって何歳なんだ?」

直接聞きに来る子もいますし人づてに聞く子もいますが、明らかに対応が変わります。

あんだけタメ口でこき使い、多少ぞんざいに扱った新人が、自分より年上なのです(笑)

ある部分では明らかに自分たちより秀でていて、ガンガン仕事を覚える新人が、いきなり「30歳だった」事を知るのです。

そしてその30歳は未だに自分相手に敬語を使って接してきているのです。

という一連の流れが、この2週間で何度もありました。

上手に説明できませんが年上なりの、謙虚な関係性の作り方だなーって、自分では思っています。

③僕が後輩として謙虚に接している証拠だから

本来仕事に年齢も性別も関係はありません。

もっというと先輩後輩も関係ないとは思いますが、大事な場面では双方が敬語を使うべきだと考えています。

こと日本社会でいくと、後輩は信頼ができるまで、とりあえず敬語を使っておけば間違いがないと思います。

年下が相手だろうと女性が相手だろうと、ただの後輩としてそこに僕が存在しているからこそ、相手はタメ口で話してくれているのだと思います。

やっぱりタイミングによってはイラッとし無いこともないですが、「僕がちゃんと敬意を持って接することができているんだなー」と思えば、自分を褒めてあげたい気持ちになるんです。

そうすれば万事問題なしです(*´꒳`*)

④良くも悪くも気を遣われていないから

僕は気遣いされると疲れます。

あぁ、気を遣わせてしまった・・・。と、少し引きずります。

普段バチバチにタメ口しか使わないような人が、僕にだけ敬語っておかしいですよね?

だからむしろタメ口でいいと思うのです。

他に思ったこと

①違和感がなければそれでいい

  • 相手がタメ口で僕が敬語
  • 相手がタメ口で僕もタメ口
  • 相手が敬語で僕も敬語
  • 相手が敬語で僕がタメ口

この4パターンがあるのですが過ごした時間やバックボーン、性格などによって変わります。

どれでもいいから、互いに違和感がなければそれでいいと思います。

逆にどうもしっくりこないパターンの場合はそもそもの相性が悪いか、時間をかけていないかのどちらかになると思います。

②女の子が多い

タメ口を使ってくるのは女の子が多いです。

理由は恐らく、僕が女性に対しての敬語を徹底しているからだと思います。

こんな事をいうとあれですが基本的に女嫌いで、一緒に働くのが面倒なので敬語を徹底しています。

彼女らからすると「あぁまた後輩ができたか」くらいのことなのでしょう。

ちょっと意地悪ですが、彼女らが僕の実年齢を知った後の掌返しは結構面白いです(笑)

③本気で仕事してると敬語になる

うまく説明できないのですが、本気で働いているとお互い敬語になります。

まさしく年齢も性別も関係のない世界に突入していく感じがします。

重大な責任があったり一刻を争っていたりするとき、本気だと敬語になります。

見ていても自分でも、そうなっているように思います。

④敬語だからといって敬意が込められているわけではない

業務的な言葉というのは分かります。

ノンバーバルな部分に出るからです。

僕はここにかなり敏感だと思います。他人の数倍はよく感じる方だと自覚しています。

だから接客にはかなりの自信がありますし、逆に悪意をもらい易いとも思っています。

声色・体や足の向き・目線・表情・歩くスピード・人と話すときと僕と話すときの差・やりとりの時間・・・

そんな色々から、かなり沢山のものを感じます。本当に感じます。

敬意のない敬語なんて一瞬で分かります。

敬意のない扱われ方なんて一瞬で分かります。

相手が僕のことをどう思っているかなんて一瞬で分かります。

⑤タメ口だからと言って敬意に欠けるわけではない

先ほどと反対にこれも分かります。

好いてくれているからこそのタメ口であったり、タイミングによって敬語と使い分けられていたりします。

ずっと敬語、ずっとタメ口でないといけない理由はどこにもありません。

違和感がなければいいのです。互いに適切な敬意があれば、違和感は生まれないと思います。

まとめ

どうでしょう。

日本人は古い慣習にこだわりすぎと、時に敬語もうるさがられます。

敬語にこだわるということは「何が何でも敬語を使う」「絶対に正しい敬語を使う」ということではないと思います。

敬語にこだわるとは、適切なタイミングで適切な相手に敬意を払うことだと思います。

要するに適切なコミュニケーションの入り口であり、やっぱり最低限の敬語は必要不可欠な気もします。

僕はせっかく日本に生まれたからには、世界一難しくて美しい言語をなるべく綺麗に使いたいと思っています。

身近な友達や親兄弟にも、たまに使ってみると面白いかもしれませんよ?

最後まで読んでくださりありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう^^

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