社会にルールはどこまで必要なのか?ルールとの付き合い方。【アベプラまとめ】#5

ども、シプリアーノです。討論番組やニュース、国会答弁などを見るのが趣味です。

今回は2020/7/9公開のアベプラ公式を聴いてまとめます。リンクはこちら

同じ内容を音声で↓

社会にルールはどこまで必要なのか?僕的、ルールとの付き合い方。

校則・社則・法律・スポーツ・家庭内での約束と、色々ありますけどこのルールっていうのが何の為にあって、どこまで必要なのかっていうお話です。

結論:ルールと理由はセットである、変更できる権利を持たせることが重要

理由や根拠のないルールを守る意味が分からないというのは、あなたも納得してくれるんじゃないですか?

そして同時に意味がわからないルールがあるのに変更できないとなると、自分が適応するか、適応できないなら排除されるかということになります。

少し解説しましょう。

ルールを守らない理由

当然、何の理由もなくルールを守らないというわけではありません。

僕が丸亀製麺で受けた研修では6つくらいあったと思うのですが、ネットと記憶を頼りに5つ挙げてみました。この辺りが大体根本かなと思います。

これらを前提にお話ししていきたいと思います。

  1. ルールを知らない
  2. ルールの理由(意味)が分からない
  3. ペナルティがない
  4. 機能していない(自分以外も守っていない)
  5. 矛盾がある

実際のケース:JKに教師が黒染めスプレー

ルールを守らなかったケースを見ていきます。

  • コロナによる休暇明け、1年生女子の髪色が明るかったことを受け、教師が黒染めを指示
  • 翌週の再検査でも引っかかり、再度黒染めの指示
  • 翌日も解決しなかったので、教師二人がスプレーで染めた

あなたはどう思いますか?

ネットでは論争になったそうです。

  • 髪の色は個性であり尊重すべき
  • 髪の毛に個性出すな
  • そもそも校則はいらない
  • ルールがあるから学校や会社が回る
  • ルールも、時代に合わせて更新していくべきでは?

僕個人は直感的にこう思いました。

  • 頭髪を定める校則があり、この生徒も存在を知っている。
  • 恐らく地毛ではなくコロナ期間中に髪を染め、そのまま登校した。
  • 指摘され1週間の猶予まで与えられたのに髪の色を修正しなかった。
  • ペナルティがなくては他の生徒にも申し訳がたたないので、迅速に現場で染めるしかないという判断に至った。

そんなに大事ではないと思っておりまして、よく見る光景だったのかなーと。むしろこの生徒の家庭環境が心配になりました。

これ地毛なのだとしたら、「ほっといたれよ」と思います。わざわざ地毛を黒に染めるまでの必要はないかと。

先ほどのルールが守られない理由と照らし合わせてみると、唯一「ルールを守る理由(意味)がわからない」という部分が問題なのだと思います。

そして根深いのは、分かっていないのは生徒だけではなく、教師も分かっていない点です。

  • 先生、何で髪は黒じゃないといけないんですか?
  • 勉強に集中して欲しいし、一人染めるとみんな染めるからです。
  • 髪を染めたって勉強に集中するし、みんなが染めてもいいんじゃないですか?
  • ダメなものはダメです。屁理屈言ってないで黒にしなさい。

こういう構図がすぐに思い浮かびました。

こうなってしまえば後は簡単。教師の防御力はそもそも0だということが証明されているのですから。問題は生徒会や委員会なので、「ルール自体を変える仕組みが組み込まれているかどうか」です。

変えようとも変えまいとも、絶対に少数派は生まれることになりますが、是非真っ向から戦ってみて欲しいと思います。

どんな授業よりも深く、社会を体験できると思います。

もう一つだけ付け加えるなら、入学前に校則を発表し、希望した生徒のみ入学する制度にすれば、このような不安因子は少なくなるし、大人優位に事を進めることができるとは思います。

赤信号のケース

今度は多くの人が守り続けているルールで説明します。

子供が幼稚園くらいになると赤信号を渡ってはいけないというルールを叩き込む親がほとんどですよね?

赤は渡ったらダメだよ。車の信号が青になる順番だからね。赤のまま渡ってしまって君が車に轢かれてしまったら、君はとても痛い思いをするし、僕はすごく悲しいからね。ほら、みーんな守ってるでしょ?

という一文に、全てが含まれています。

  • ルールを知らない
  • ルールを守る理由がわからない
  • ペナルティがない
  • 機能していない
  • 矛盾がある

これらを全てクリアできています。

ちなみに僕は、赤信号でも割と平気で渡るタイプの人間です。

車が来ているかどうかは自分でリスクを管理していますし、何かペナルティを受けた覚えもありませんから。

まとめ

ルールと理由はセットで教育し、変更できる仕組みを保持しておくことが大切

僕らが普段生きている実社会にもたくさんのルールが存在しています。

僕は納得のいかないルールに従った覚えはありませんが、納得のいかない全てのルールに変更の余地が残されています。

今回政府や自治体の政策・コロナ対策に納得がいかなかったのであれば、次回の選挙にいけばいいだけの話です。

また、誰も見ていない場面であればルールなんて破ればいいと思っていますし、ペナルティがないものも同様です。

審判のいないバスケでラフプレイが増えるのは当たり前ですし、NHKの集金が来ても払わない人は多いのでは?

自分にできる範囲のことって意外と多いです。思考停止で黙って従うのはもったいないですよね(*´꒳`*)

最後までお聞きくださりありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう^^

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