コロナの中飲食店を応援するという消費者のつけ上がり

コロナの中飲食店を応援するという消費者のつけ上がり

ども、シプリアーノです。煽り目のタイトルをつけましたが、そう思ったのでそのまま書いていきます。

さっきYouTubeで日テレのドキュメンタリー番組を見ていました。こちらです(リンク

かっぱ橋道具街に来た買い物客に「何を買ったか、何に使うのか」を聞き、後日どうなったかもう一度取材する番組でした。

番組内で飲食店の店主がランチ営業を始めるシーンがあり、そこの常連客がこの様に言っています。

「ランチ営業してくれると私たちも応援に来やすい」

その言葉が非常に引っかかったので今回のテーマとしました。

結論:上からモノ言ってんじゃねーよ

少し考えてそう思いました。

こんなツイートをしたのですが↓

まさしくこれが僕の想いです。

「応援」という言葉が悪いだけで、本当はそんな風には思っていないのかも知れません。

ですが「応援」という言葉に快感を覚え、無意識であっても選択して使っている以上、少なくとも深層心理ではこう思っている人だったと思うのです。

「私は飲食業界の人たちより豊かに生きている。」と。

数週間前にメンタリストのDaigoさんも、飲食店に対して「助けてあげる」的な言葉を使っていた気がします(気のせいかも)。

食べたいから食べるんだろ?素直になれ。

本当に心から飲食店を応援したいのであれば、金銭的に一番困っているお店から順番に、食べたく無い料理でも、おいしく無くても「応援」してあげるべきだと思います。

そうじゃ無くて「その人の料理が食べたい」「あの店の料理が食べたい」のであれば、素直に「食べたいから食べに来た」と表現すべきです。

確かに飲食業界の平均年収は他業界より低いです。

特に平均値では無く中央値でデータをとった場合、国内でも最低層の収入だと思います。

しかも業務内容的には結構しんどくて、立ち仕事だったり汚れる仕事だったりします。

ていう認識、敢えて僕が言わなくても誰でも知っていることですよね?

飲食店オーナーは売り上げが上がると嬉しいが、応援してくれなんて思ってない。

飲食店経営者の多くは、実力や努力を以て今の立場にいらっしゃいます。

自分の作った料理を「美味しい」「綺麗」と言って欲しいのです。

今回たまたま飲食店だけ異常な規制を敷かれてしまい、多くの経営者が経営難に陥りました。

「応援」の名目であってもお金を落として行ってくれる事は非常にありがたいことでしょう。

僕が言いたいのはもっと本質。

食べたいから食べに行ったはずのお店で、「応援」という言葉を使った消費者の深層心理です。

まとめ

僕の様に言葉尻を捕まえて屁理屈を捏ねる人は少ないでしょう。

応援されて嬉しい飲食オーナーもきっといるでしょう。

あくまで僕が違和感を感じる表現であったということで、今回のテーマにしました。

最後まで読んでくださりありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう^^

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