身近にいる「接種したくない派」に引いた話
目次
音声版↓
ども、シプリアーノです。ワクチンを接種したくない人の割合は平均で10%程度だと認識しています。
ところがどうでしょう。僕の母親と職場のスタッフ僕以外3人全員、ワクチンを打ちたくないと言いました。
マジか。本当にごめんけど、正直引きました。
ワクチンを打ちたくない判断をしていることにでは無く、情報を取捨選択する能力の低さにです。
ぶっちゃけ現時点で打ちたくないと思っている人に「なんで?」って聞くのも、ちょっと違うかなって思うんですよ。
理由を聞いて論理的に「ね?打った方がいいよね?」って言えば言うほど、頑なに打たなさそうだからです。
なので
- 熱が出て大変な思いをするのも
- 周りに迷惑をかけるのも
- え、打ってないんですか?マジですか。ってなるのも
- 後遺症で辛い思いをするのも
全部自己責任だと思うので知りませんが、恐らくこんなデマや陰謀に振り回されてるんやろうなっていう説をいくつか取り上げます。
誰かのためでは無く、僕が「あっそ、こんなに根拠があるのに打たないのね?」って心の中で思うためです。
事実:拒否率は平均10%、全年齢層で女性の方が高い、若年層が最も高い
まずはこちらをご覧ください(朝日新聞)
一応他企業、他新聞が公表しているデータも参照してみましたが大筋この通り。違いといえば「いつ」採取されたデータかと言う点でした。
基本的に最近になればなるほど、接種に積極的である傾向が見て取れました。
さて、年齢ごとに拒否率が低くなっていくのは「高齢になればなるほど重症化率が高まります」と、世界中で散々言われてきたことで説明がつきます。
このデータでは年齢層の幅が65歳以降の世代以外で「24歳」と結構広くなっていますが、例えば15年にしても10年にしても5年にしても、恐らくはほとんど綺麗な右肩下がりになると思います。
(つまり「いやいや、30~35歳の世代だけ拒否率5%だよ!」みたいなことはまぁない。)
問題点2つ:①女性②若者
最近細かい人が増えてきましたので念の為先に言っておくと、ここで言う女性とは、身体的特徴のお話しです。
①女性
先ほどのグラフを見ていただけるとよくわかりますが、女性のワクチン拒否率の方が如実に高いです。
これには訳があると思っています。
①女性ならではの集団心理
原始時代から男女ともに脳にプログラムされた行動があります。
その一つが女性で言う「集団でいる」ことです。
男性が住居を空けて狩りに出ている間子供たちを守るのは女性たちの仕事でした。
であれば、「集団でいた方が守りやすいよね」と言うのが考え方の根っこです。
これを現代まで脈々と受け継いできた結果、人と同じ行動をとる、同じ場所にいる、同じポジションを保つことが、女性の本能なのです。
②ワクチンが子宮に蓄積し妊娠しにくくなると言うデマ
これに関しては河野大臣自らが、ご自身の公式サイトではっきりと「デマである」と断言しています。
ご興味のある方はぜひ「ワクチンデマについて」と言うページからご覧ください。
国が出している情報を信用しないと言うのはいささか理解に苦しむところです。
③男性よりも女性の方が副作用が出やすいという根拠
元々男性に比べて女性の方が免疫反応が強いので、ワクチン接種に対しても「免疫が正常に反応すれば」副作用となって出ることがあるのだそうです。
つまりは免疫が正常に働いている証拠なので神経質になる必要はないと思いますが、熱が出ますと言われれば僕でも「確かに嫌かも」と思います。
とは言え男性でも40%弱、女性でも40%強。
メディアの伝え方によっては誤解されかねませんが、僕に言わせればどちらも「4割前後」と言えます。
しかも副作用の基準も37.5度ですから、SNSで報告されているような「注射したら40度の熱が◯日続いた」のような極端な例、限定的な例は、それが全てである様に捉えてはいけません。
6/4の朝日新聞ですので、ご参照いただいて、グラフと文章をしっかりきちんと把握してみてください(*´꒳`*)
コロナワクチンの副反応、なぜ女性に多い? 男女の違いはどこから? (link)
②若者
それ以外の世代と比べてワクチンの拒否率が1.5~3倍近くなっています。
これにもいくつか要素があると思うので分析してみました。
①若者は重症化しにくいと言う事実
これはパンデミックの割と初期の段階から言われていて、こちらは東京新聞のデータですが
(コロナの“いま” 10の知識 厚労省がHP公開、ポイント押さえ予防を)
全世界のほとんどの人が周知の事実ですね。細かい数字は置いておいて、年齢が高まるほど重症化率は高まります。
若者はさすがですね。都合のよさそうな事実をよく知っています。
②何も考えていない(耳触りのいい情報しか信じない)
これは簡単です。
何も考えていないんです。「俺ら重症化しないし、別にいいんじゃね?」と言う感じです。
これはそもそも関心の薄さが原因としてあるように思います。
若ければ若いほど自分のことしか考えられませんから、ある程度は仕方ないと思いますが、工夫が必要です。
同調圧力の逆利用というか、高齢者から順にどんどん接種率を上げていく他ないのかも知れません。
③情報源がSNS
②とかぶる部分があるのですが、ニュースやSNSはどうしても悲観的な、悲壮感の漂う「作品」をつくりがちです。
何故だかわかりますか?
悪い噂の方がいい噂の10倍は早く拡散されるからです。
人の目に触れるニュースはたくさん売れて売り上げになりますし、人の目に触れる可哀想、もしくは危険な情報はたくさんのフォロワーを連れてきてくれます。
若者は新聞や、河野大臣の公式サイトを見るでしょうか?
僕にはそうは思えません。Twitter、インスタ、TikTokです。
これはもう、河野太郎にTikTokkerとして踊ってもらう他ないのかも知れません。
情報発信元が国や自治体、あるいは医療機関等のきちんとしたWebサイトは、つまらないんです。若者は水着で踊っているところを見られたいし、それを見ていいねしてたいだけなんです。
④ロックな反骨精神w
これも若干あるのかも知れません。
親や教師に「打ってこい」と言われれば言われるほど「ハイハイまた今度ね」となる気持ちは何となくわかります。
- 授業に出られないぞ?
- 就活できないぞ?
- 部活に参加できないぞ?
そんな風に言われましても、彼らにはわからないし、何となく腹が立つだけなんですよね。
むしろ「家でのんびり過ごしますわ」という感じかも知れません。
きちんと理論立てて、デメリットよりもメリットの方が大きいこと。
そして大人たちは君たちを守りたい心があることを説明せねばなりません。
若者や女性も注射した方がいい理由
①自身が重症化しなくても、保菌者となることで自分以外に移すことがあるから
当然です。これも当初から言われていましたが、無症状感染はあります。
そんななか重症化しにくく、かつ外で遊びたい世代である若者が動き回ることで、感染者を増やす媒介者になっていると言えます。
自覚がないからこそ理解もしにくいと思いますが、若者世代がワクチン接種をしないと問題が前に進まないのです。
ありきたりな表現ですが「自身の大切な人を守る」ことにも直結します。大切な人の、大切な人を守ることにもです。
だから打った方がいいです。
②デルタ株は若者も重症化する
実はデルタ株のきちんとしたデータは、世界各国でもまだ確立されていません。
複数メディアや機関が公開しているデータによりますと、
- 感染力は1.5~2倍
- 致死率は恐らくアルファ株より低い
- 致死率は従来型より低いが、入院率が格段に高い
というようなことが言われています。
実は、ワクチンは感染を防ぐものではありません。
ですが厚生労働省によると「発症・予防」の効果が64%もあるということです。
4割の注射副作用を怖がるか、感染した後4割の入院を怖がるかという話です。
僕は40%の確率で37.5度の副作用が出るか、入院するかなら全然注射します。
家がいいです。
③SNSやメディアには過激な報道やデマが多いから
先ほどもお話ししましたが、危険であったり悲しかったりするニュースやお話しの方が、10倍は広く早く広まります。
ポジティブとネガティブで同じ事実が1つあるだけなのに、10人がネガティブな話を知っています。
その次の日には10人がポジティブなニュース、100人がネガティブなニュースを知っています。
そして尾ひれが付きやすいのも悪い方のニュースです。
最後にはデマと悪い噂で持ちきりになります。
そしてそれを流したがるのは視聴率や購読率が欲しいメディア、フォロワーを増やしたい個人です。
必ず対立案も聞いて、体に取り入れてから判断せねばなりません。
ほとんどの人はそれをせずに「そっか、ワクチン悪いんだ~(*´꒳`*)」となってしまっている気がします。
話が変わりますが「転売屋は悪いよね~(*´꒳`*)」とすごく似ています。
④ワクチンを打たない簡単な選択に対して後遺症が重すぎるから
日本では後遺症と言われていますが、アメリカでは「ロングコービッド」と言われることもあるようです。
直接熱が出たり呼吸困難になったりすることがなくとも、感染者の10~30%が数週間から数ヶ月、長い人では1年以上も症状に苦しめられることがあるようです。
症状には
- 幻視
- 動悸
- 脱毛症
- 筋肉痛
- 味覚障害
- 睡眠障害
- 集中力の低下
- 最も多いのが倦怠感
などが挙げられています。
18~24歳の若者層のうち意図的にコロナに感染した人のおよそ3割で、少なくとも1つの症状が12週以上続いた。
ハリー・ボビーさん(23)も、そのような症状に苦しむ1人だ。英国の元柔道チームのメンバーだったボビーさんは、昨年9月に軽度のコロナに感染するまで、1週間に5回はジムで汗を流していた。今では懸垂を数回やるだけで、何日も起き上がれないという。
いや、怖すぎる。
なので、僕は同じネガティブに目を向けるのなら、後遺症がでるリスクより注射をうつリスクを全然とります。
まとめ:注射したくないならいいけど、理由はしっかり主張できる方がいい
今回自己満でこのような記事を書かせていただきましたが、結局情報発信になってしまっています。
見てくださった方はぜひワクチン接種していただけたらな、と思います。
周りの人に注射を押し付けるつもりはありませんが、「ワクチンの自由運動(打たない権利の主張)」なんて、どっかの国の首相は大変だなぁ~と思います。
確かフランスだったか・・・?
ワクチン接種しない判断を下すのは個人の自由ですが、一定数の人はつい「何で?」と聞きたくなるのです。特に職場。
その時にもし「若いから大丈夫でしょ!」とか「私は女性なんで・・・」とか、誰が発信し始めたかわからない様な情報を挙げる様であれば「え!もしかしてこの人頭悪い・・・?」と思われても仕方ないと思います。
冒頭言いましたがワクチンを打たないことに、ではありません。情報の取捨選択能力に、です。
さて、長くなりましたが今回はここまで。
最後まで読んでくださりありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう^^
コメントを残す