仕事ってなんのためにあるのでしょう?
目次
ども、シプリアーノです。いいサービスを受けると、仕事って何のためにあるのだろうと思います。
僕の実家は30年以上続く飲食店でして、僕自身も大学4年生の時から飲食業界で働いています。
また飲食業以外でもどこかお店に行ったり、街中で働いている人を見かけたりするとすごく観察します。
自分で言うのも変な話ですが自分が接客をしている時、お客様を常にかなり観察しますし、お客様が頭で文章化して思う前に、して欲しいであろうことを潰してしまいます。
なので自分が客になった時、特に本来であれば見えるはずのなかった気遣いやサービスに気が付き、感動することがあります。
さて前置きが長くなりましたが、仕事って一体なんのためにあるのでしょう?
結論:仕事に対する考えも立場も人それぞれ違う
今回の内容では、ベーシックインカムとマズローの欲求五段階説を用いて考えてみましたが、本当に置かれた立場や考え方によって違うんだなーと思いました。
資産が数億円あっても働きたい人もいれば、生活に困って生活保護を受けていても働きたくない人もいるはずです。
同じ職場にいても可能な限りサボる人と、タイムカードを押した瞬間にエンジン全開の人もいます。
仕事に対する見方も、実際の働き方も、全く違うのは何故でしょう。
これに答えはないと思います。なので今回の結論は「人それぞれ」ということになりました。
僕の現状:ベーシックインカムに関して
僕は現在なんの仕事もせずに暮らしています。
正しくは、在籍しているお店から休業補償をもらいつつ毎日筋トレとランニングだけは欠かさずしている状態です。
ベーシックインカムや生活保護といった仕組みは、まさしく今の僕と似たような状態だと思います。
この上で「働きたい」「誰かの役に立ちたい」と思うかどうかですが、正直全く思いません。
自分のことに時間を使いたい。人の役に立ちたい。色々あっていいんだと思います。
僕はよくよく考えてみれば、お金の心配をすることなく自分のことだけを考えていればいい時間など、社会人になってから初めてかも知れません。
お陰様で僕が求めていたのは大きく稼ぐ力ではなく、生活は質素でいいから自分の時間を大切に過ごすことなんだと気づくことができました。
いずれにせよ種銭が必要なのでせどりを継続して資金を大きくしようとしていますし、休業補償をもらいながらもう一つアルバイトを始めてみることにしました。
ベーシックインカムに関して、個人的には導入できるなら導入して、もっと個人が自分の為に時間を使えるようにした方がいいんだと思います。
そうじゃないならさっさと生活保護を受けるのも全然ありだと思います。
もし僕が毎日働き詰めなら、ビデオの撮影や編集なんてしようと思わなかったでしょう。
同じ様に20代の若い世代に一定の収入を与えれば、スポーツや芸術に打ち込む時間が確保でき、素晴らしい才能を世界に向けて発揮出来るかもしれません。
テクノロジーの発展により、人が働く必要のない時代になりつつある事は皆さんもよくご存知かもしれません。
働かなくて良くなったら、あなたは一番に何をしたいですか?
それこそがあなたの人生ではないですか?
そしてそれを可能にするのも、考えるきっかけをくれたのも、ベーシックインカムでした。
仕事ってなんの為にあるのか、ますます分からなくなります。
テクノロジーの発展により、人が働く必要のない時代になりつつある事は皆さんもよくご存知かもしれません
ベーシックインカムや生活保護といった仕組みは、まさしく今の僕と似たような状態だと思います。
マズローの欲求5段階説
仕事とこれを照らし合わせて考えてみます。
1段階目:生理的欲求
食べたい、寝たい、セックスしたいなどです。
個人的にセックスは5段階の一番上なんじゃないかっていっつも思うんですが、皆さんにとってはそうでも無いみたいですよね?(笑)
「仕事は生理的欲求のためにある!」と言う人にとっては、労働がさぞかし金に見えているでしょうね。
四の五の言わずに時給労働をして、ご飯を食べるために日銭を稼ぐという考え方です。
別に悪い考えではないですし、当然だと思います。
ここの段階で言うと別にいいサービスをしようとしまいとお給料は同じですから、出来るだけ何もせずサボれるだけサボった方が賢い働き方だと思います。
僕でもそうします。
2段階目:安全欲求
屋根のある家で過ごしたい、来月も同じくらいお給料が欲しい、貯金をしたい、健康でいたい、などです。
安定性や将来性と言い換えることもできるかも知れません。
僕が普段から日本に生まれた時点で勝ち組とよく言っているのは正しくここです。
日本に生まれた時点で、2段階目まではほとんど補償されています。
「安全欲求のために仕事をしている!」と言う人も、生理的欲求の為に働いている人と、働き方にそう大差はないと思います。
雇用された時点で解雇はそうそう出来ないのが日本の労働基準法ですから、「ええ感じ」に働いておけばいいと思います。
3段階目:社会定欲求
家族、会社、サークル、恋人など、個人は様々なコミュニティに属しています。
それらに所属していたいと思うのが社会的欲求です。
「社会的欲求のために仕事をしている!」と言う人はもしかすると、職場自体が欲求を満たす為のコミュニティになっているのかも知れません。
その場合だと周りに見せるため少しカッコつけていい仕事をしているかも知れませんし、全体としてダラッと仕事をしているかも知れません。
家族や恋人のために働いていると言うのは実質お金のために働いている状態でしょうから、働き方がどうであろうと給料さえもらえればいいと言うことになります。
4段階目承認欲求、5段階目自己実現欲求:つまりここが言いたかった
なんとなくお分かりでしょうが、この段階ではお金が関係なくなります。
認められたい、自信を持っていたい、目標を達成したい、創造性や個性を発揮したい、そんな段階です。
つまりこの段階にある人達の仕事ぶりこそが「いいサービス」「行き届いた気遣い」となり、感動を生むのではないかと思います。
そして同時に、ここにそれこそ20歳そこそこの若者が沢山いることに気が付きます。
きちんとした雇用契約で労基法を守って、従業員満足度を上げているスターバックスのような企業もあれば、
飲食業界や美容業界のように、やりがい搾取をしている企業も多くあります。
サービスを受ける側にとってはどちらでも構いませんが、僕個人は気になるところです。
仕事って何の為にあるんでしょうね?
ちなみに僕は・・・
特に「仕事がしたい!」とは現状思いませんが、これまで時々により「楽しいなぁ!」と思っていた時期はあります。
その時は漏れなく「人に必要とされている」実感がありました。
もしかすると僕は承認欲求でどこまででも動ける人間なのかも知れません。
そして現在は個人で15万稼げるようになって、俗世間と距離をおきたいと思っています(*´꒳`*)
まとめ
仕事に関する考え方というのは、もちろん人それぞれだと思います。正解はないです。
好きなことを仕事にできた人は幸せでしょうし、
仕事を好きになった人も幸せでしょうし、
仕事で我慢してプライベートや家族との時間を充実させるのも幸せでしょう。
最後何か、1mmでもいいから「幸せの為に働いている」実感が得られるなら、なんでもいいと思うんです。
今回の話で一つはっきりしたのは、ベーシックインカムについて。
可能であればいつの日か導入して欲しいと思いますし、現行の制度で言えば「生活保護」や「雇用保険」「年金」だと思います。
多くの人が権利だけ持っていて行使していないので、気軽に申請してもらってみたらいいと思います。
何もしなくても、むしろ好きなことをしていても、寝ていてもお金が入ってくる状態って悪くないですよ(*´꒳`*)
自分について考えてみたり、仕事について考えてみたり、人生の設計をやり直してみたり、色々できるからです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう^^
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