コストコで割引されている商品の仕入れ方・競合との差別化
ども、シプリアーノです。僕は普段主にコストコオンラインで仕入れをしています。
経験としては他にもブックオフやホームセンター、ジャンクプリンターなど色々なものを仕入れては販売してきました。
突然ですが、現在見込み利益が出そうな割引された商品が目の前に沢山あったとします。
仕入れた分全部売れるかと言われれば保証はありませんが、仕入れる個数が少なかったらライバルに利益を奪われてしまいます。
いくつ仕入れるのが正解なのでしょう。
結論:自分の想定した2~3倍の数
が正解です。とはいえ人それぞれ条件も違いますし、これが絶対解と言うわけではありません。ゆっくり解説していきます。
前提としてKEEPAグラフを確認の上、価格に変動があろうがなかろうが回転しているものを選んでください。
キャッシュフローは必ずご自身で管理し、クレカの支払いに間に合わない事の無いようにお気をつけ下さい。
理由
①自分の想定した倍仕入れることによって、利益が1.5~2倍以上になる可能性がある
もちろん物量が倍になっているので、売り上げと利益がそれぞれ倍になる可能性があります。
多少価格競争になっても、お互いのリテラシーが担保されていれば想定よりは少なくても利益を撮り続けることができます。
ここで「倍になります」と言い切らないのは、価格競争になる可能性が0では無いからです。
原価ギリギリ、もしくは赤字で損切りをしなくてはならないこともあります。
せどりや投資に絶対はありません。
②納品の回数が半分になる
いつもの倍量を仕入れ、まとめて納品しています。
なので単純に納品回数は減っています。
シールを貼ったり箱に詰めたり集荷の手配をしたりする手間は同じはずですが、一度で済むと心理的に断然楽です。
回転がいいとわかっているなら強気で仕入れましょう。
③せっかく売れる商品の在庫切れを防ぐ
①の部分とも重複するのですが「回転の良い商品」という前提があれば、ライバルの商品が全て売り切れた後、自分だけは売り続けることが可能です。
だから見込み利益の数倍、時間をかけながらでも利益をとり続けることができます。
逆に自分が売り切れになってしまい追加発注しようとした際に、すでに仕入れ先は売り切れていることが多いです。
リテラシー(戦闘力)の高いセラーが、あなたより先に沢山の量を仕入れているからです。
そうなってしまわない様に市場在庫の全てとは言わないまでも、自分が設けた限界よりも多く仕入れてしまいましょう。
④ライバルが退場していく
コストコに限らず期間限定で割引されている商品がありますね。
大事なのはKEEPAのグラフ(回転)と資金力のバランスなのですが、割引されている期間外でも、Amazon上で商品が売れているものも多いです。
小売店(我々の仕入れ先)が商品を値引きしていることと、Amazon上で売れているかどうかは関係がありません。
割引されている商品に群がったライバルセラーがAmazon上で値引き合戦を繰り広げれば、小売店(仕入れ先)の割引期間とAmazonでの値下がり期間が被ることはよくあります。
ここであなたが商品を他のセラーより大量に仕入れ、原価ギリギリの最安値に設定していたとします。
- 貴方の商品数を見た他のセラーが焦って最安値に合わせてくる
- 在庫数が多いセラー(あなた)は基本的にカートの取得率が高い為、他のセラーはあなたより下に価格を設定し始める
- 他のライバルセラーが段々減っていく
- 徐々にあなたが価格を上げていく(その時その時の最安値セラーを順番に退場させていく)
- あなたの在庫が売れることもあるが、最後に納得のいく価格で売り切ることで収支は大幅にプラス
というストーリーです。
なぜライバルが復活しないのかというと、仕入れ先の割引期間が終わっているからです☺︎
僕の場合は回転のいい商品の場合、他人の値下げ合戦は楽しく観戦させてもらっています。
たまに在庫を回転させたい商品、思ったより価格競争が捗らない商品がありますね。
その場合に自分の在庫を半分ほど犠牲にして価格競争を敢えて引き起こし、ライバルに退場してもらうこともあります。
原価の回収or少しの赤字は覚悟で、大量に仕入れをしているわけです。
もし全ての在庫が赤字で売れてしまっても「この程度なら構わない」と、覚悟をした上で仕入れをしています。
まとめ
「あなたが思う2~3倍の量、思い切って仕入れてしまえ」というのが今回の結論でした。
前提として
- Amazon上での回転がいいことをKEEPAで担保できていること
- 自分の資金状況を自分で管理できること
の二つがありました。
想定の倍仕入れることで
- 売り上げ・利益が倍になる可能性があるよ
- 納品作業の回数が減るよ
- いい商品の在庫切れを防ぐことができるよ
- ライバルを追い出せるよ
というメリットがありました。
今回のお話は主にコストコオンラインでの話をしていますが別に楽天でもいいしホームセンターでもいいし、どこのネットでも店舗でも応用の効く知識・技術だと思います。
是非とも強気に仕入れを敢行して、ライバルとの差別化を狙ってみてください。
失敗しても大丈夫な範囲でリスクはどんどん取っていきましょう☺︎
最後まで読んでくださりありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう^^
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