ども、シプリアーノです。やっぱり初めてのことをしていると、色々と気付いたり思い知らされたりするわけですけど、そんなのを、備忘録的に残しておきます。
メーカーに営業をかけてみて思ったこと
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せどりや転売は間違いなく稼げます。
稼ぐ事は簡単なのですが、時間や体力もずっと持続させないといけません。
僕が思い至った方法は、メーカーと直接取引をして、仕入れ量と原価をある程度担保してしまおうというものです。
この方法の最もいいところは、商品が売れさえすれば、来月も再来月も同じだけ売れ続けるという点です。
というわけで、2日経ってたったの11社ではありますが、コンタクトしてみて思ったことをお話しします。
結論:せどりに価値はないんじゃないか・・・?
嫌でも思わされます。
メーカーと取引しようと思うと、これまでより強く「流通」を意識するのですが、メーカーから消費者までの流れが非常に大きくて、感動しました。
リクルートの営業と比べたらハードルは低い
開店前の忙しい時間にアポもなく直接伺えば、怒られるばっかりでした。
僕は飲食店の気持ちが非常によくわかるので、それ以上続けることができず、すぐにやめてしまいました。
それと比べたら、メールを送るだけなので楽チンです。
メーカー側も、都合のいい時にメールを開いて内容を確認してくれればいいだけです。
とはいえやっぱり数を打つ営業はしんどい
なんとは言っても営業には変わりありません。
数をこなさなければ契約はおろか返信も来ません。
大きなメーカーだと僕のような個人とは取引してくれないので、中小メーカーのリスト作りが一番大変かなーと思います。
ちなみにリストの作り方は知りません。
これまでのせどりが如何に簡単だったかわかった
お店に置いてある安売りの商品を買ってくるだけなので、超簡単でした。
例えばホームセンターで安売りされている商品を同じくらいの値段でメーカーから買うのって、信じられない難易度ですw
ブランドの商品を扱っていて、しかも割引で売ってる小売店マジすげー!ってなってますw
同時に、如何に運頼みなのかもわかった
沢山仕入れられる日もあれば、全く仕入れられない日もあります。
仕入れた後、売れる商品もあれば売れない商品もあります。
売れるけどライバルが増える商品もあります。
いい商品があっても、一個とか二個とかなことも多いです。
もちろん店舗に行けば何かしらは捕まえて帰りますが、メーカーと直接取引できれば、これらの問題は全て解決できるのに、と思ってしまいます。
メーカーの凄さを思い知った
僕が知らない商品なんてめっちゃ沢山あるんですよ。
みたこともない「これ、何に使うの?」みたいなものや、「数年でこんなに進化するの?」みたいなことが沢山です。
「そんな形になったの?」とか「そんな素材でイケるの?」とか「そんなに小さいの?」とか、本当に面白いです。
日々を最低限の機能で乗り越えている僕には本当に縁のない世界だったのですが、本当に面白いです。
各メーカー、創業来の拘りや理念があったり、数センチ・数秒・数グラムに拘っているのが、なんというか愛おしいです。日本すごいなって思います。
Amazonの凄さを思い知った
まだたったの11社ですが、今のところお返事は3社いただくことができました。
(返信率的には全然悪くないかなーと思っています。)
ですがその内容が全部、お断りなんですよね。理由も皆さん同じで「Amazonに直接商品を卸しているから」だそうです。
僕が調べた商品はAmazonとの取引はなさそうでしたが、メーカーも沢山商品を抱えていますからね。
これ本当に凄いですよね。
- メーカーがAmazonに売る時はスケールによる大幅な値引き
- メーカーがAmazonで売る時は手数料の発生
- 僕がメーカーから仕入れてAmazonで売る時も手数料発生
「モノを買う」という行為に必ずAmazonが噛んでいるのって、本当に脅威ですね。インフラみたいです。
Amazonは本当に日本を牛耳っているなぁという感じです。
今の日本に対抗できる組織があるとしたら、ちょっと視点をずらしてクロネコヤマトくらいじゃないかなぁ。
まとめ
結論:自分の非力さを思い知った
僕は今までのせどりに手間とお金をかけてきただけです。
何かものを作ったわけでも、自分のお店で売ったわけでもない。
確かに店舗に赴いたり、商品について調べたりはしていましたが、全部その場限りのものでした。
作る人も、売る人も、運ぶ人も、みんなマジですげーなー!って思いました。
せどりって本当に、どこか無理やり流通に挟まってるだけやなーなんて、思います。
廃盤商品に関しては、せどりが生みだす価値はすごいと思いますけど。
自分が売ってきたのは、売れ残りの廃盤商品だったんだなーと、つくづく感じさせられました。
僕は自分がやっているせどり・転売に関して、否定的なイメージは全くありません。
社会的な意義も求めていません。
簡単に稼げるから、楽しくてやっているだけです。
ただ、せどりを始めて依頼初めて、一つ輪の外から自分の商売を見ることができたと思いました。
最後まで聞いてくれてありがとうございました!また別の記事でお会いしましょう^^
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