支払不能で終了:残高の把握とキャッシュフローが大事
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どもシプリアーノです。せどり・転売で消えていく人って何が原因なんでしょう?
辛くなったか、お金が足りなくなったか、稼ぎきったか、このどれかだと思います。
中でも最も意志に反して強制退場させられる、「お金が足りなくなった」に関するお話です。
結論:支払いができないと退場なので、残高の把握とキャッシュフローが大事
要するに
- 銀行残高以上に仕入れをしてはいけません
- 回転の悪い商品を仕入れてはいけません
タイトル含めてもう3回も言いましたw
それほど揺るがず、それほど伝えたいことであるということです。
では解説します。
会社が潰れるのってどんな時?:支払いができなかった時
色々言われるのですが、本質的にはこれしかありません。
例え借金100億円あったとしても、今月の支払いがそれで間に合うのなら、少なくとも今月は潰れません。
毎月毎月黒字で、借金なんか一銭も無くて、今月の売り上げが1000万円で、今月の支払いが10万円でも、その10万円を払えなかったら潰れます。
黒字なのに潰れるの?って思いましたか?解説します。
黒字倒産とは:帳簿上では黒字なのに支払いに間に合わないこと
- あなたには5/30に、クレカの枠が100万円ありました。
- あなたは100万円の商品Aを仕入れ、6/25日に200万円で販売しました。利益は100万円です。
- 仕入れ費用の支払いは6/27で、売り上げ200万円の入金は7/15です。
- 6/27時点であなたの手持ち資金は0円、つまり100万円の支払いができず、売り上げが200万、利益が100万円あるにも関わらず倒産しました。
というのが黒字倒産のシンプルな例です。
せどりでも十分に起こりうることは、簡単に想像できたかと思います。
「銀行口座の残高以上に仕入れをしてはいけない」理由は正にこれです。
キャッシュフローとは:金の流れのこと
cash金、flow流れ、金の流れです。
もう少しわかりやすく説明すると、
- 出て行ったお金を把握する
- 入ってきたお金を把握する
- 上記の数値から、手元に残る収益を計算する
- 将来の見込み収支は計算に含めない
これで手元に現金が残る計算になれば、黒字か赤字かは置いておいて、「存続」は確定するわけです。
将来の収支は含めないと記載しましたが、僕の場合は「今月末までに」という条件付きで計算に含めます。
入金が早いか引き落としが早いかもきちんと日程を把握し、本当にヤバかった月は、給料から補填したこともあります。
そこまでしてでも、キャッシュフローを掴めていれば倒産(退場)することはそう無いということです。
せどりでの対策:よく売れる商品だけを集めること
実に簡単。よく売れる商品だけを集めることです。
それができればキャッシュフローが改善され、黒字倒産も避けられます。
よく「新品の利益率は20%、中古なら30%」みたいなツイートやブログを目にしますが、僕はせどり開始当初しか気にしたことありません。
新品でも中古でも利益率10%以上であれば平気で仕入れますし、それが高回転であれば縦積みもします。
Amazonは2週間に一回入金してくれるので、その月仕入れた商品の売り上げで、その月の支払いができるからです。
ちなみに僕の中で高回転といえば、
- Keepaのグラフが折れた数を数える必要がないくらい明らかにバキバキしている
- Amazonランキングで4桁前半(5000位前後)※カテゴリーにもよる
- ランキングやグラフはよくないけど、他の出品者がいないor法外な価格の出品者しかいない上、過去には適正価格で人気商品だった履歴がある
という基準があります。ぜひ参考にしてみてください(*´꒳`*)
初心者のうちは「利益を出す」ことよりも「存続する」ことに重きを置くといいと思います。
まとめ:残高、キャッシュ、回転
この三つを覚えてくれれば、今回の内容はOKです!
難しいことを言っているわけではなく、地に足をつけた商売をしましょうっていうお話です。
参考になれば嬉しいです(*´꒳`*)
最後まで読んでくださりありがとうございます。また別の記事でお会いしましょう^^
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