ども、シプリアーノです。”縦積みか横展開か”というテーマでお話しします。
僕がせどりを始めてちょっとした時に、ある人のツイートを見た。
内容的には「稼ごうとするなら縦積みが必須。50種類の商品を一つずつより、1 種類の商品を50個」といった感でした。
実際に僕が月商100万円、粗利20万円突破した時も、やっぱり同じ商品を縦積みして、沢山売りました。
過去最高日商20万円の時も、3種類くらいの商品を1日に何個も売りました。
ところが縦に積めば積むほど、損する金額が大きくなるというリスクももちろん存在する。
そんなわけで、あなたにはいったい縦積みと横展開のどちらが適しているのか、簡単に説明します。
どちらが良くてどちらが悪いという訳ではなく、どちらがあなたに適しているか、で考えてみてもらいたい。
【あなたはどっち?】縦積み・横展開の考え方と実際の方法
音声で聴きたい方↓
プロフィール↓
ちなみに現在の僕は
37種類の商品を保有していて、在庫数は127個(少ない!w)です。
これはというアツい商品を4種類ほど、10~30個ほど縦積みしている状態ですね。
リスクは取りつつも深追いせずに、縦積みと横展開を両方取り入れるようなやり方です。
だからあなたも、どっちかに偏る必要はないんですよ(*´꒳`*)
結論:稼ぐために縦積みは必要
やっぱり必要です。考えてみてください。
あなたは漁師です。
釣竿を50箇所で試すのと、大きな網を1箇所に仕掛けるのでは、どちらが一気に獲れそうでしょうか?
単に「魚が獲れるかどうか」という視点ではどちらを選んでも獲ることはできるのですが、「一気に沢山獲ろう」という視点では大きな網が必ず必要になりますよね?
ちなみにどのポイントにも魚がいない可能性は等しくあるので、50箇所で釣りをする方が、最低1匹は釣れる可能性があります。
大きな網はポイントをハズすと「一匹も獲れない」という可能性が残るのです。
「稼ぐために縦積みは必要」という意味が、何となくでもおわかりいただけましたでしょうか?
縦積みのメリット
基本は時間と工数のリスクが一気に減るということに帰結します。
- 50種類の商品を1個ずつ取り扱うとすると出品登録は50回。対して1種類の商品を50個扱うとすると、出品登録は1回ですむ
- 売れ筋の商品を大量に掴む事ができれば一気に利益が爆増する
- 恐らく取り扱っているお店も1店舗かネット仕入れになるので、決済の回数も少なくて済む
- Amazon上にライバルが現れた時も50種類もある商品の価格を毎晩ちょこまか気にするより、1種類の商品を見る方が管理が楽
- サイズも均一で箱に収まるため輸送コストが浮く
高いリスクをとって得られる報酬はお金だけでは無いということです。
資金だけではなく時間や手間にもリスク・リターンが存在するということです。
デメリット
こちらは時間的リスクが減る代わりに、資金的リスクが増えるということです。
- 1商品がコケた時のダメージが大きい
- 経験や知識、勇気が必要であり、本来稼げる商品でも稼ぎきれないことがある
- かける資金量を間違えると一発退場(不渡り)になる
のようなことが挙げられます。
横展開では稼ぐことができないのか?
全くそんなことはありません。
横展開の商品というと基本的には
- 店舗せどりで仕入れた商品
- 中古商品
- 高単価な商品
になるかと思います。中でも中古商品で稼いでいる方は基本的に横展開の考え方がベースにあります。
中古品は同じ商品でも、世界に1点ずつしか存在しません。
中古本せどりやジャンクせどりは必ず中古になる訳ですが、大きく稼いでいる人をTwitter上でよく見かけます。
その人たちはこんな事をしています。
- 組織化・アウトソーシング
・・・中古品となると工数(手間)が多いので、人数を増やして対応するという事です。 - 利益率の高い商品を扱う
・・・中古品はそもそもの原価が安く、利益率は高くなっています。新品で10~30%、中古だと20~70%までは、僕も取り扱ったことがあります。中央値は新品20%、中古35%くらいが多いと思います。 - 買取による、原価のコントロール
・・・ブックオフやハードオフを思い浮かべると分かりやすいです。0円~500円くらいで買い取ったものを、数百円~数千円で売る。原価を抑えられるのは、買取のメリットですね。 - 膨大な量を取り扱う(薄利多売)
・・・先ほどの漁師が50人・50箇所であれば最大で50匹の釣果になりますが、1,000人で釣れば半分しか釣れなくても500匹は釣れる。そういう事をやっています。 - そして縦積み(*´꒳`*)
・・・同じ商品がこの世に二つとないとはいえ、「売れる型番」は抑えている。やっぱりやっている。
横展開のメリットは資金的リスクの分散が利くこと
一つの商品に資金を一点張りすることがないので、安心できますね(*´꒳`*)
ある商品が売れなくても他は売れるので、売れるまで待てばいいわけです。
沢山の種類、商品を抱えるので売れたものは補充(縦積み)すればいいと思いますよ☺︎
デメリット
時間・体力に関するリスクはむしろ高まります。
- 縦積みと同じスピード感で稼ぐのは難しい
- 大きく稼ごうと思うと人の力が必要になる
- 色んなお店や色んな商品に関する知識が必要になる
よくも悪くも、全てが分散されています。
実際にはどちらがいいのか
冒頭にもお伝えしたように、どちらがいいということはありません。
強いていうなら、初心者・資金が少ないうちは、横展開や中古品をメインで経験と資金を蓄積していく方が堅実だと思います。
中古品は原価が低いので売れれば大きく、売れなくてもダメージが少ないからです。
使える資金の半分は保険で残しておき、1/4を中古品に、1/4を新品に・・・という使い方を個人的にはお勧めします。
Amazonは入金の周期が2週間なので、それが入金されたら、その金額はそのまま使っても大丈夫でしょう。
ただどちらにせよ、「縦積みをしない」という選択肢は無いように思います。
僕は今回最高日商が出た時、たった4種類の商品に50万円以上の仕入れ資金を費やしました。
何十万使えとか何百個積めとか、いきなりそんなことは言いませんが、まずは数個~十個くらいでやってみる価値はあると思います。
それくらいだったら失敗しても深手は負わないですし、当たれば大きいからです。
例えば一個あたり1,000円利益が出る商品を10個仕入れるとします。
10個売れればもちろん1万円の利益になります。
ですが一個あたり五百円の赤字で売ることになったとしても、5,000円の損失にしかなりません。
売れさえすれば大丈夫です。
だから、「売れる商品」であることが大切なのですね(*´꒳`*)
ポンポン売れる感覚は中毒になります。ドーパミン量はパチンコと同じだと思います。
いずれにせよ、成功体験を積んだり小さく失敗をしたりしながら、段々上手になっていくことは間違いありません(*´꒳`*)
まとめ
もう一度結論を二つ言います。
- 稼ぐ時に縦積みは必要なスキルであること
- 縦横どちらにも長短あるので、どちらも出来るに越したことはないこと
個人的には初心者の方や資金が少ない方、あまりリスクをとる必要のない方には、横展開をお勧めします。
大きく稼ぎたい方や資金的にリスクを取れる方は縦積みがお勧めで、多くの稼いでいるセラーはやっぱり縦積みが上手です。
僕は数種類の商品で大きめにリスクを取りつつ、横に展開してリスクを散らすこともしています。
結局のところ、一人一人状況や環境、性格が違います。それぞれにあった手法はあなた自身が見つけ出すしかありません。
行動を小さく早くすることで失敗も小さく、成功も小さくなります。ですが得られる経験値は大きな金額を払った人とそんなに変わらず、遅く動いた人の何倍も得ています。
頑張ってください。応援しています(*´꒳`*)
また別の記事でお会いしましょう^^
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