コロナウイルスには感謝しかない話

コロナウイルスには感謝しかない話

音声版↓

ども、シプリアーノです。タイトル通り、コロナウイルスに感謝しかしていない話をしていきます。

あくまでも個人的見解ですし、中にはコロナウイルスを恨んでしかいない人もいらっしゃることは承知しています。

その上で「こんな意見もありまっせ」「対案を聞いてみることも大事でっせ」的なスタンスでお話ししていきたく存じます(*´꒳`*)

僕の置かれた状況

何度も言いますがコロナウイルスが流行ったこと、そしてそれに付随して人類側が変わらざるを得なかったことに、非常に感謝しています。

その理由をひとつずつお話しするのですが、まずは基本的な立場というか、状況を説明させていただきます。

僕はとあるBARで雇われ店長をしています。社長からは「君は社員だ」と言ってもらっています。

実際には社会保険の加入条件は満たしていても、雇用保険にしか加入してもらっておらず、社会的には「フリーター」となっています(これは自認できているかが大切)。

そして2019年10月から副業として「せどり・転売」をしており、月々の平均粗利益は10万円前後。

多い月は25万、少ない月でも頑張って5万は粗利を取れるようにしています。

ブログやYouTubeも少しずつ更新してはいるものの、収入には全くなっておらず趣味と言って差し支えありません。

そこへ来て「コロナ」直撃です。

コロナに感謝している理由:3

①働かなくてよくなった

「飲食業界の従事者が全員大変だ!ただちに対応しない政府は無能だ!」みたいな報道ばかりでうんざりしているのですが、実際にはパラダイスです。

厳密にいえば、「従業員」と「多くの飲食経営者」は甘い汁を吸っています。

「これ以上時短要請になどしたがっていられない!」「酒類提供禁止などあり得ない!「いつまで我慢するんだ、潰れてしまう!」と叫んでいるのは、よほど勉強不足な経営者か、よほど会社の規模を大きくした経営者かのどちらかです。

何故なら

  • 雇用調整助成金で従業員のお給料は補償されている
  • 国や自治体の給付金が毎日数万円振りこまれる場合がほとんど
  • それとは別に家賃の50%以上が毎月振りこまれる自治体がほとんど
  • 頭のいい経営者なら家賃交渉のチャンス

だからです。

例えば神戸市の実例を挙げると、1回目の緊急事態宣言の際は

  • 家賃の50~80%を店の規模によって支給
  • 休業要請に応じた事業所に毎日6万円の支給
  • 雇用調整助成金で従業員の給料9割分は支給

などが大量に振り込まれ、僕の働いているお店は毎月60万以上の大赤字だったのですが、コロナのお陰で見事に黒字転換しました(笑)

営業していない状態とはつまり

  • 水光熱費がかからない
  • 食材や酒類の仕入れ原価がかからない
  • 従業員の残業代がかからない
  • 広告費がかからない
  • 管理費・時間がかからない

という状態です。そこに振り込まれる給付金の類はつまり、売り上げではなく「利益」なのです。

という訳で先ほどお話ししたように、多くの場合で飲食業界は金銭的・時間的に潤ったと考えるのが妥当です。

そして僕と同じような立場の人、つまり飲食業に従事する経営者以外の人間です。

休業のお店では「寝ていてもお給料がもらえる」状態。時短営業の場合は「働く時間が減ってお給料は今まで通りもらえている」状態です。

最も分かりやすく説明すると、「ベーシックインカム」や「生活保護」が当てはまるかと思います。

すでにコロナに感謝しない理由がないんです。飲食を選んだ時点で、この2年間は勝ち組でした(*´꒳`*)

他にも色々理由がありますが、基本的にはこれに付随したものがほとんどです。

②嫌いな人と関わらなくてよくなった

僕は基本的に人が嫌いです。

接客にはかなりの自信がありますし大好きだったのですが、いつの間にか大っ嫌いになっていました。

僕が店員だからと敬語を忘れてしまう人も苦手ですし、酔っ払ってノールールになる人も苦手ですし、アフターだからと店員に気が大きくなるクラブやキャバクラのお姉さんも苦手ですし、パティシエさんが一所懸命作ってくれた卒業祝いのケーキに順番で顔を突っ込んでいく大学生も苦手です。

勤務中に酒を飲み始める従業員も、お客さんの前でタバコを吸い始める従業員も、掃除ひとつ満足にできない従業員も、手洗いをしない従業員も、友達を呼んで勝手に割引する従業員も、一緒になって酔っぱらう従業員も苦手です。

これらがいきなり、一気にゼロになったんですよ!(笑)

普通なら信じられませんよ。こんなことができるのは神様だけだと思います。

広告各社の調査によると「人間関係が理由での退職」は実に退職理由の半分です。

ありがとうございます(*´꒳`*)

③自分が何をしたくて何をしたくないのか、わかってきた

①仕事②人間と、まさしく多くの日本人が心底嫌っている事柄から距離を取ることができました。

さあどうなったか。まずは暇になりました(笑)

というのも仕事をしたり人と関わったりしていると、実は自分のことを真剣に考えるなんて不可能だったのです!

僕だけかも知れませんし、あなたももしかするとそうかも知れません。

よく「今生活に困らないだけ毎月お金をもらえたら何がしたいか。それが、あなたが人生の時間を使ってやりたいことです。」と言われますよね?

何となく考えたことはあったのですが、正直それにはほとんど意味がありませんでした。

人間って、「そう」なってみないと分からないんだと思います。少なくとも僕はそうでした。

ではそうなってみてどうなったか。かなり抽象的ですが、随分運動するようになりました(笑)

元々毎日の筋トレと2日に1回のランニングを習慣にはしていたのですが、山の中を走るトレイルランニングに目覚めました。

その影響で、綺麗な景色をもう山に登る体力のない家族に見せてあげたいと思い、GoProを購入して映像をYouTubeに上げ始めました。

六甲系の山々を25Km走ってみたり、川で泳いだりしました。

段々楽しくなってきたので、次はサーフィンに挑戦してみたいと思っています。

そして考える時間だけは大量にあったので、何が好きで何が嫌いか、よく考え直すこともできました。

人があまり好きではありません(笑)

人と同じことをしているのも好きではありません。

だから都会が苦手です。

自然が好きです。犬も好きです。車やバイクの運転も好きです。

そんな要素を集めて、ひとつアイデアとして持っていることがあります。

犬と車を買って山に移住しようというものです(笑)

月々の収入はどうしようか、考えなくてはなりません。ですが、移住や車を買うのに必要なお金は、アルバイトで貯め始めました↓

先ほど申し上げたとおりBARのお給料は「寝ていても入ってくる」状態です。

空いた時間に働いたお金は全部好きに使っていいお金です。貯金してもいい、投資してもいい、せどり用に商品を仕入れてもいい、遊んでもいい、何でもいいんです。

普段なら投資と仕入れに使いますが、今回はありがたく貯金させていただきます(*´꒳`*)

まとめ

突き詰めて考えると上記3つが根元にある理由のような気がします。

おかげでストレスが随分減りまして、健康に関しても考えるようになりました。

どうでもいい動画で大笑いできるほど、元気になりました(笑)

さて、ここまで色々とお話ししてきましたが、大事なものが抜け落ちています。

それは、コロナに対する危機感です。

こんなに感謝しているのにも関わらず、実は同様に危機感を抱いています。

ウイルス自体、致死率は低いものの死者が出ていることは事実です。

だからこそ、祖父母と父親はもうワクチン接種をしましたが、すごく安心しました。

ウイルス自体の恐ろしさよりも、人間の恐ろしさの方が大きいです。

情報を流す側には必ず「儲けたい」背景がある為、確証が取れていない情報でも過激に報道します。

それは大手のメディアに止まらず、色々な思想を持った個人も同じです。

  • 政治思想
  • 宗教思想
  • 性別思想
  • 職業思想
  • SNS思考

色々です。

そして日本人ですが、僕が見て感じた限りかなり情報リテラシーが低いです。

情報を取捨選択して自分で決める能力がほぼ完全に欠如しています。

何が正しくて何が間違っているか。「自分が」何を信じたくて、どう行動したいか。

よく考えて、実際に行動して欲しいと思っています。

長くなりましたが、最後までお読みくださりありがとうございました。

また別の記事でお会いしましょう^^

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA