丸亀製麺の店長 仕事内容6選+実はモテモテ!?

どうもシプリアーノです。今日は実際に僕が”丸亀製麺の店長”だったことから、仕事の内容とかやりがいとか、大変さとか、お伝えしたいと思います。給料とか休みとかについて知りたい人はこちら⇨トリドール ホールディングス(丸亀製麺)の内部事情カイシャの評判的なやつ

トリドールはブラックか 元社員が実体験をもとに考察します

実体験をもとに詳細を記載していますので、ぜひご覧ください。

丸亀製麺の店長 仕事内容

営業

当然営業に入ります。「店長」という役職は日本全国どこのお店に行っても必ず存在し、意外と身近な存在です。ですが実際に自分が店長になると考えると大変なことです。「現場の最高責任者」ですからね。

製麺をしたり、釜で麺を茹でたり、お客様の注文を伺ったり、天ぷらを揚げたり、おむすびを作ったり、レジを担当したり、洗い場に入ったり、仕込みをしたり・・・。主に営業ではこれだけの仕事があります。

店長と言われるくらいですから当然、全部のポジションをそつなくこなせるようにしなくてはなりません。パートさんの中には長年勤めていてめっぽう営業に強いという方もいらっしゃいますが、その人以上になれとは言いません。ピークの時間をそつなくこなすことができれば大丈夫。当然正しい知識、正しい手順で。

事務作業

いくつか思い当たるので挙げていきます。

ワークスケジュール作成

多くの飲食店ではシフトが使われていますが、丸亀製麺ではワークスケジュールというものを用いています。何が違うのかというと、シフトにはその人が何曜日の何時に出勤しているかが記載されているのに対して、WSには、

・出勤時間

・名前

・ポジション

・他に誰がどこのポジションに何時までいるのか

・予測売り上げ

・必要人数

・作業指示

・退勤時間

等、より詳細な情報が記載されています。

全従業員に希望出勤日や不可日を聞いて3週間前に締め、2週間分のWSを常に事務所に掲示しておく必要があります。労働基準法に関する専門的な知識が必要になり、従業員の協力も必要なため、WS作成に頭を悩ませる店長は多かった印象です。

メニュー変更

ほぼ月に1回のペースで1~2種類のメニューが入れ替わります。

従業員に対する調理・仕込みマニュアルの周知、客席のPOP入れ替え、ポスターの張替え、レジのデータ変更など様々な作業が必要です。

従業員情報登録

新人が入ってきた場合や在籍期間が長い従業員がいる場合、個人情報(住所・電話番号・車のナンバー等)の登録や更新が必要になります。

PCでぱっと終わる作業もあれば、従業員の署名や捺印がいるものもあり、ちょこちょこ必要な作業なので、さっさと片づけることをお勧めします。

面接・面談

アルバイトに応募があると、面接をします。見た目や受け答え、出勤可能時間帯を見て判断しますが、最終的にこの人と一緒に働きたいかどうかが大切です。

また新人には細かく定期的に採用後の面談が必要ですが、既存の従業員に対しても悩みや不満の解消のために話を聞かせてもらったり、店の改善案を出してもらったりします。

教育

僕はこれが店長として最大の仕事だと思っています。結局、店長にしかできない仕事なんて存在しません

営業ができるように育ててあげる。営業ができるように育てられるように育ててあげる。リーダーを作る。事務作業ができるように育ててあげる。仕事がなくなる。MGRに昇格する。です。

楽しかったこと

営業面

僕がいたとあるお店は売り上げが国内でも最低くらいに低いお店でした。「じゃあ暇なの?」って話なんですがそうではなく、僕一人でガンガン営業することもよく(ほぼ毎日)ありましたので、めっちゃ忙しかったです(笑)

でも個人的には誰の何の制約もない状態で、一人で完璧にマニュアルを守れるように計算しつつ、いかに素早く綺麗に全ての作業をこなしつつ、帰宅時間を前倒しできるかっていうのは、最高に楽しかったです。

僕一人でやってるときは丸亀製麺の在るべき理想(品質・サービス・衛生的)の状態でしたし、最高に気持ちよかったです(コミュ障なのかな)。

ちなみに他の人が閉店すると23:30帰宅が普通くらいの早さでしたが、僕は翌日の準備までして21:50には帰ってました。この、タイムを縮めていくのも楽しかったんですが、21:50は好条件の中の限界だったように思います。

教育面

僕は人にものを教えるのもかなり好きだったので、従業員が明らかに成長しているときはめちゃくちゃ楽しかったです。何故かお礼まで言われます。

当時23,4歳でしたから、大学生の子たちと年が近いのもすごく楽しくて、慕われているのがよくわかるので嬉しかったです。良くご飯一緒に行きました。

ここだけの話、何年もいる人や正社員で営業入っている人たちより、僕が教えた子たちの方がめちゃくちゃ品質が良かったです。本人たちは自分が作ったものが(綺麗なので)すぐ陳列からなくなってしまうので大変そうでした。

移動時間

僕が最後に担当していたのは松江市内のお店と鳥取市内のお店でした。・・・距離、わかんないでしょ?

約110Km離れているので、車で毎回2時間10分きっかりかかっていました。島根~鳥取の道のりは日本海が非常にきれいで、風も吹くし、大きな風車が何基もあったりして、音楽までかけちゃったりして、凄く気持ちよかったのを覚えています。

週に4回出勤するのが何集か続いたときは、3回事故りそうになりました。

2時間×2×週4=16時間

ですから、社員の二日分の労働時間を週の移動に費やしていたわけです。皆さんは、もっとうまくやってくださいね。

辛かったこと

自分よりできるパートスタッフにいびられる。

大体の従業員は後に和解していくのですが、やっぱり24歳やそこらで、丸亀歴も1年程度のやつが店長につくのは無謀と捉えられるようです。

それ乗り越えればMGRなんですけどね。

MGRになるには

地に足を付けて、出来ることを増やしていってください。4つお勧めがあります。

1.営業はもう最強

誰にも文句言わせないし、どこの店にヘルプに行っても応用できるし。

2.教育が上手い

前述した理由です。自分の店に自分が行かなくてもうまく回っている、他の店によくヘルプに行くようになる、異動や退職がある、ライバルが減る、MGRになる。以上。

3.自分だけの最強の特技がある。

あの人が店長になる店は、衛生検査でいつもSを取っている。あの人はいつも、フェアメニューの売り上げ構成比で上位に顔を出す。あの人の店からはとうとうパートさんがヘルプに出始めた、等です。

4.社内政治

僕はマジでこんなんクソどうでもいいと思ってますが、変に体育会系な部分があって、目をかけてもらえると昇進していく人が多かったように思います。まぁ、上にいる人にはあまり期待できなかったのが、僕がいた時の、僕がいた地区の状況でした。

お勧めのうどん

寒いときはかけうどん。暑いときはぶっかけうどんの冷です。だしと麺だけのシンプルな組み合わせで、その店のレベルが分かる注文でした。

ちなみに、僕が辞めてから僕を納得させる店に出会ったことはありません。なので今は丸亀製麺恐怖症で、二の足踏みまくりです。

まとめ(モテるの!?)

一番大切だと思うのでもう一度書きますが、店長にしかできない仕事なんて存在しません。物理的にも理論的にも。一番大切なのは教育です。そのためにあなたが何をしていくかには、無限の選択肢があります。

今のところ社会人人生の中では一番楽しかったのが店長時代です。決して悪いものではないので、お勧めの職業であると断言できます。

シプリアーノでした。

丸亀の店長はマジでモテます。今付き合っている僕の彼女は丸亀製麺で従業員として出会った女性です。店長と従業員の社内恋愛はめっちゃ多い会社です。

ちなみにSCのフードコートに出ているお店だと、他のお店の従業員やアパレルのお姉ちゃん達にもモテます。僕は半年で4人に告白されたことがあります。以上。

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