どうもtakkyです。前回の記事「バーテンダーの業務7選」でお伝えした通り、今回はもっと実際の営業にフォーカスした内容をご紹介します。”BARあるある”です。
BARあるある
出勤してきたら何か汚い
いきなり!(笑)
僕が居たところは営業時間が長くシフト制でした。前日の営業で朝方、常連さんや同業さんと一緒に盛り上がったのが丸見えです。そのまま一緒に飲みに出ちゃったのかな・・・せめて、
ピスタチオは投げて遊ぶな!グラスは洗え!ズボンは脱ぐな!・・・鉄則です。
仕込みが間に合わない
まぁまぁあります。開店直前や、開店と同時に来店されるパターンです。
1組2組なら営業しながら仕込みなんて何とでもなるんですが、1組で10名の来店とか、カウンターに知らない人同士が3人とか、放っておけないので割とシビアです。
一番大切なのは仕込みよりも接客ですから、「あ無理です。」と思ったら仕込みはスパッと諦めてました。客波が引くタイミングや、次のスタッフが出勤した瞬間を狙って一気に片づけましょう。
○○さんは?
これは初期だと特にあるでしょう。自分ではないスタッフの名前を聞かれます。
店に入るなりすぐ、こういうことを言う人の考えは僕には分かりませんでした。そんなに仲いいなら事前に連絡取り合って来ればいいのにね?
でもちょっと接客してて「今日○○さんいないんですか?」だと、辛くなります。「俺の接客が悪かったんだな。」と。もちろんこの台詞を言う人の中にもすごく柔軟な方は大勢いらっしゃいます。最後にはめっちゃ笑って帰ってくれる人。
ちょっと経つとこの言葉にも何も感じなくなります。「あ、休みとってます。」で終わり。この人をどうやったら自分のファンにできるか考えて、名前を覚えて帰ってもらったら勝ちじゃないですかね。
お勧めで!
これは僕正直好きじゃないです。言い方によっては「お前で適当に決めろよ」って言われてる気がします。僕としては普段どんなものを飲むのか、今どんな気分なのか、1軒目なのか2軒目なのか、色々ヒアリングして、一番いいのをお出ししたいんですよね。
例えば洋服屋さんに行っても同じことを言うのでしょうか?それで全く好みに合わないものが出てきても黙ってお金を払いますかね?
お互いが満足するのは、お客様のご協力が無いと不可能です。「いいサービスを受けるには、いい客たれ。」は、僕が外食する際に常々心がけている言葉です。
男女問わずですが、メニューを時間かけて見て悩んで、「お勧めって何ですか?」って聞かれたら、その人の中でもう注文は決まっているパターンがほとんどです。当てられれば「じゃあそれで」、外れれば「やっぱりこっちで」になります(笑)
てきーらー!
男女4~6人くらいの席に多い注文です。ずっと続きます。で店に迷惑かけます。
「塩とライムもねー!」はいはい。
んー。どうでしょね。本人たちは楽しいのかも知れませんが、後で痛い目見るのは本人たち。周りからイタイ目で見られるのも本人たち。僕はこの飲み方、全くお勧めしません。飲み方をよく知っている人なら別なんですが・・・
いいですか、よく考えてもみて下さい。お酒とたばこがなぜ20歳からしか楽しめないのか。責任能力での線引きを国がしているわけですよね。
どんな理由があろうと20歳になったらすべて「自己責任」です。自分が体内に入れるものに対するリスクと知識くらいは抑えておいて欲しいものです。
以前ガクトがテキーラの一気飲みをしていましたがあり得ません。真っ向から否定します。あれだけ知名度がある人が、広大なネットの世界に動画を流したわけです。
知名度=影響力、ネットには拡散力があります。自分の行動には責任を持ってほしいものです。
少し話が逸れましたが、無理な飲み方・無知な飲み方は止めておきましょう。
通ぶる
誰の為にも一刻も早く止めてください(笑)
「このお酒はシンガポールの・・・」「ジェームズボンドが・・・」誰が知りたいのやら(笑)
酒の知識を深めにBARに飲みに来るのは他店の人だけです。あなたと一緒に過ごしたくて、あなたに話を聞いてもらいたくて、あなたとBARに来たんです。
ていう人は多分これから先もいなくならないでしょう。売り上げ貢献いや、ごっちゃんです。
なんか飲みなよ。
こういう方はよくいらっしゃいます。
その方が飲んでるもの以下の価格で遠慮なくいただきます。
たまに「本当にtakkyの好きなやつでいいから。値段気にしなくていいから。」ってときは、リアルに飲みたいものか、練習したいものを頂いていました。
酔っ払い
全員酔っ払いなんですが、ここでは少し違います。
トイレを汚したり、ほかのお客さんの迷惑になったり、店の外でおしっこしちゃったり、立てなくなって何時間も眠り続けたり・・・
僕の知ってる人は店の外で座り込んだまま警察に電話して、「事件ですか、事故ですか?どっちも両方ぉ!」って叫んでました。事後笑える範囲で済むならまぁOKです(笑)
めっちゃ暇
あります!
スタッフ4人お客さん1人さぁ裏に行って本でも読もう!
実際に本を読んだり掃除をしたり、ボトルを磨いたりしてます。
死ぬほど忙しい
ありますよ。カウンターのお客さん相手に話してる場合じゃないこともあります。
8人帰った直後に6人入ってくる、
テーブルまだ片付いてないよぉ~!わかってんだけどさぁ!ってなります。
でも必死でやってれば必ず何とかなります。時間は過ぎ、終電が近づいてくるのです。
先輩や店長が酔いすぎて何言ってるか分からない
腹立ってぶん投げたことあります( ´艸`)
覚えてないので大丈夫ですよ。
まとめ
一番何が言いたいって。
バーテンダーも人間だよってことです。
全員の100%を受けてあげることはできません。
ちなみに本記事は完全に僕の主観で書いています。共感もあれば批判もあるかと思いますが、悪しからず。
ちょっと、書いてる間にどんどん思い浮かんでしまうので、続編あるかも知れません。
参考サイト(僕が気に入っているバーテンダーさん)