飲酒にはデメリットしかない 現役バーテンダーの意見
目次
ども、シプリアーノです。バーテンダーになって6年目です。
個人的に店に来るお客さんを見ては、なんて無意味な浪費にお金を使っているんだろうと思っています。
理由は体力が落ちることと、お金が減ることと、信頼が落ちることです。
というわけで今回はバーテンダーの僕が、個人的な意見と第三者の提示するメリットデメリットを並べて考えてみます。
メリット:リラックス効果だけ
リラックスできる
アルコールは理性を司る大脳新皮質の働きを鈍くし、旧皮質や辺縁系の働きが活発にします。
これにより感情・衝動・食欲・性欲などが活発になり、高揚感が出て元気になります。
リラックスできることにより他人とのコミュニケーションが円滑になったり、楽しい気分で過ごせたりするのは副次的なメリットです。
基本的に飲酒によるメリットは医学的に確立されていません。
リラックス効果があり「適量のお酒は良いもの」というフワッとした言い伝えが残っているだけです。
デメリット:数えきれない
記憶力・判断力の低下
ありますよね?
ブサイクがイケメンに見えたり、次の日に財布の中身を見て驚いたりしますよね?
そういうことです。
二日酔い
辛いですよね。二日酔いは。厚生労働省によりますと・・・
二日酔いは酒の飲みすぎが原因であることは明白です。しかしほとんど誰もが知っているあのつらい症状が何故起きるのかについては驚くほど解明されていません。有力な説として、軽度の離脱症状・ホルモン異常による脱水や低血糖・体の酸塩基平衡のアンバランス・炎症反応・アセトアルデヒドの影響・酒に含まれるメタノールや不純物などが挙げられています。しかし最も的を射ているのは、単一要因ではなく既述の要因または未だ不明の要因が複雑にからみあって二日酔いが生まれるという説明でしょう。
引用元のリンク貼っておきます↓
病気の原因
- 脂肪肝
- 肝硬変
- 糖尿病
- 脂質異常症
- 高血圧
- がん
- うつ
- 脳の萎縮
心理的負債
- 自尊心の低下
- うつの悪化
社会的負債
- 家庭不和
- 経済的問題
- 生産性の低下
この辺のはこちらの両サイト(東京福祉保健局・心と体のバランス)を参考にしました↓
私見:無くていい。
ほとんどの人にとってお酒は、よく考えてみると不必要でしかありません。
この記事を読んでくださっているあなた、少しだけ考えてみて下さい。
なんとなくで飲んでいませんか?
- 仕事が終わったから、なんとなく
- 寝る前になんとなく
- 風呂上りになんとなく
- 週末だからなんとなく
- 友達と集まったからなんとなく
- 運動したからなんとなく
なんとなく飲んでいませんか?
その「なんとなく」は、必要か不要かで言ったらどちらでしょう?
酒がないと死んでしまう作りに、人間の体はなっていません。
僕はまる5年以上のバーテンダー経験で沢山の失敗を目撃してきました。
同じように酒を飲めるようになって10年、自分も沢山の失敗をしてきました。
個人的には上記の医学的データと同じでデメリットしかないと思っていて、
- 酒を飲むことでの散財
- 酒を分解することでの体力の低下
- 酒が残ることでの集中力の低下
- その全てによる信頼の低下
- そしてそれが好きな人が多いことによりそのスパイラルから抜け出せないこと
などを非常に危険に思っています。
とは言え僕もアホみたいに飲んでいた時期はありました。
何故辞められたかというと
- いつか祖母が言った「飲まんに越したこたーないじゃろう?(*´꒳`*)」という言葉がずーっと頭に残っていたこと
- コロナで店の営業が無くなったら全く不必要になったこと
という二つの理由です。
あなたも何かきっかけがないと無理かも知れませんがせっかく読んでくださった記事ですから、心の隅に留めて置いてくださると嬉しいです。
まとめ
というわけで僕はバーテンダーですが、酒を飲むことを一切人に勧めません(笑)
止めても止めても止められない。飲む人が減らない。
だからこそ飲食関連のお仕事が成り立っていることは、この度のコロナではっきりお分かりいただけたと思います。
だからたったの僕一人くらい、どれだけ止めてもいいんですよ(笑)
休業になって人との関わりを最小限の最小限にまで絞った結果、僕は大変幸せでして、リラックス効果抜群です。
今回の調査をしてみて、世の中の人々は毎日毎日沢山のストレスを溜めていて、上手な発散方法も知らないんだなって思いました。
そしてビバレッジ大手のマーケティングに知らん間に引っかかってお酒に誘導されているんだな、とも思いました。
もう一度言います。よく考えたらその酒、要らなくないですか?
最後まで読んでくださりありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう^^
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