モノレートの使い方
目次
こんにちは。今回は仕入編初回、”モノレートの使い方”です。モノレートというツールを使うことができなければ、せどりで利益を上げることは不可能です。
さらっと言いましたが、本当のことです。
今からせどりを始めるあなた、初心者のあなたが、モノレートを使いこなせなければ利益は絶対に出ません。
売れたけど、手数料を引いたらむしろマイナス。
最初は利益が出たけど、1週間経ったら自分より安く何個も在庫のあるライバルが現れた。
こんな風にならない為に、今基本的なモノレートの使い方を抑えておきましょう。実例で見ていきます。
4つのグラフと利益シミュレーターの使い方
要はそういうことなのです。
4つのグラフというのは
- 最安値
- 出品者数
- ランキング
- モノレートユーザー
のことです。モノレートは過去のデータなので全て真実です。
上記4項目の過去のデータをモノレートで拾い、自分で分析するのです。
売れるかも・・・と思ったら
利益シミュレーターに販売価格と商品原価を入力してみましょう。
そしてこれが数日後、数週間後、数ヶ月後の未来に売れていくかどうかを判断し、
仕入れ対象であれば購入、そうでなければ次の商品をリサーチするという流れです。
では実際の画像をどうぞ↓
※こちらの画像は2020年4月10日現在のものです。
現在のレートは
→イヴェルカーナ フィギュア のみ モンスターハンターワールド:アイスボーン イーカプコン限定
いかがでしょうか?
折れ線グラフがかくかくして堅苦しい!
って感じですかね。一つずつ解説していきますね^^
0.期間は切り替えられる
こういうタグがありますよね。見ての通り、グラフを表示させる期間を変えることができます。
iOSブラウザだと1ヶ月.3ヶ月.12ヶ月.出品されてから本日まで全期間、
PC版ブラウザだと3ヶ月.6ヶ月.12ヶ月.全期間を切り替えることができます。
1.最安値
こちらは過去3ヶ月の新品商品、中古商品の最安値がどう推移しているかを表示してくれています。
赤線が中古、緑が新品です。
健全な(?)商品は当然、新品の方が高値になっています。
最安値がいくらかを知れることによって、目の前にある商品がいくらで売れるかを知る目安になります。
例えば上記商品の場合、あなたの目の前にある新品のフィギュアが10,000円だった場合、
Amazon最安値が6,000円台後半なので仕入れるべきではないでしょう。
逆に100円で売られていたら飛びついてもいいかも知れません。
最安値グラフについてはこんなもんです。
2.出品者数
もうなんとなくお分かりですよね?
新品と中古、緑と赤で、出品者の数がどう推移しているのかを表しています。
そこまで神経質に見る必要はないですが、僕ならこれを見て、
そのうち5人くらいは中古で、10人弱が新品か。
問題は新品の出品者が何個在庫を抱えてるかだなー
と思います。
あくまで出品者の人数であって、出品個数ではないんですよ。
出品個数を調べたいときは実際にAmazonに見にいって、
「カートに入れる」→「個数変更(10+)」→「999個」
とすれば、「この出品者の在庫は●●個です」と表示されます。
※絶対「購入する」を押しちゃダメですよ!
出品者数グラフの説明は以上です。
3.ランキング
Amazon人気ランキングの推移を表示しています。結構大切なグラフです。
すこーし分かりにくい言い回しになりますが、
ランキングが上がるとグラフは下に下がります。
つまり、グラフが下に折れているときが商品が売れたときです。
このグラフでは
過去3ヶ月で何回商品が売れたか
が分かります。この商品はかなり人気の商品です。
何回下に動いているかを数えるまでも無く人気商品であり、
最安値でおいておけばほぼ間違いなく即売れするのが分かります。
こんなのもあります↓
緩やかに右肩上がり・・・。初心者は仕入れてはなりません。
過去3ヶ月1度も売れていない実績です。
そんな声が聞こえます。すみませんが、正解はありません。これは後述します。
4.モノレートユーザー
過去3ヶ月、何人のライバルがモノレートのサイトを訪れたかという指標です。
こちらのグラフでは毎日5人弱くらいのユーザーがリサーチをしていることになりますね。
急に出品者が増えて値崩れすることはないかな・・・
と判断できます。逆にこういう↓
11月後半と4月前半にモノレートユーザーが急増していますね。
これは注意が必要です。
情報発信者がツイッターやLINE@で「利益商品あるよー」と、周囲のせどらーを煽った可能性があるからです。
利益商品をメルカリやヤフオクで一気に購入したり、店舗に行ってピンポイントで仕入れたりして、
出品者が増え、価格競争になってしまうことがあります。
さて、これで4つのグラフの基本的な見方は理解できたはずです。
利益シミュレーター
少し小さいですが、このような欄がありますので、右上の「詳細設定」をタップしてください。
するとタブが開きます↓
このタブの「販売見込み価格」と「商品原価」を入力しましょう。
販売見込み価格は自由に設定して構いません。
構いませんが、「売れる値段」と「利益が取れる値段」
この両方が重なっている価格を設定しましょう。
ライバルが6,400円で出しているから自分は5,980円だ!
という感じです。
商品原価に関しては、今リサーチした商品に値札が貼ってあるでしょうから、それを入力してください。
右側に「プライム」「大口出品者」「なし」とありますが、
前回の記事を読んでくださった方は大体このままで大丈夫です。
なんのことかよく分からない方はこちらからどうぞ↓
上記リンク記事にも記載しましたが、圧倒的に大口出品者がお勧めです。
というわけで、もしこの商品を1,000円で仕入れて5,980円で売る場合↓
見込み利益が3,914円ということになりますね。売れていないので「見込み」です。
もっと言いましょうか。
売れなければ永遠に見込みですw
なので、売れるかどうかは4つのグラフをしっかり照らし合わせて確認する必要があります。
それと、こんなに簡単に数千円の利益が出ることはありません。
Amazonで6,000円台で売れるものをメルカリで検索すると大体5,000円台、
ブックオフならAmazonより高値で置いてあったり・・・。
ともあれ、これで一通りリサーチと利益計算はできるようになりましたよ!
※利益計算に関しまして、せどりを始めて2週間ほどは僕もモノレートでシミュレーションしていました。
ですが、iPhoneの画面だと小さく、入力しづらい上にみづらいんですよね。
今はプライスターを使用していて、時間で言うと1/4くらいでサクサク利益計算ができています。
プライスターに関しては別記します。
4/11追記↓
問題① 映画秘宝2019年11月版
以下の商品をあなたなら仕入れるかどうか、その理由はなぜか、僕が書く前に考えてみてください。
まずは簡単なのから!
この商品がブックオフに500円で置いてあったらどうしますか!?
※状態は「非常に良い」で考えます。
モノレートで一番上の商品名をタップすると、Amazonの商品ページに飛べます。
この場合は実際に商品ページを確認し、
今「非常に良い」で出しているライバルの価格を確認
することが大切です。
僕の模範解答
よく考えてからスクロールしてくださいね!
※「僕の」と記載したのは、仕入基準に答えはないからです。人それぞれ違います。
僕の場合↓
①最安値は非常に緩やかに右肩下がり
→安定していると言って差し支えなく、仕入れ値によっては余裕で利益が取れる
②出品者数・モノレートユーザー数が激増・激減なく安定している
→価格競争は起こりにくそう
③3ヶ月で少なくとも28回は売れている
→ひと月に10回、週に2回以上、これは超人気商品!
できたら出品して1週間以内に売りたい
つまり仕入れます。
問題はいくらで出品するかどうか・・・
上から6・8番目の出品者さんたちが写真を撮り、真面目な仕事をしている。価格も妥当。
ということで、この辺の人たちがライバルで、この辺の人たちの価格に合わせて良いと思います。
僕なら最初は少し強気に2,980円で出品して1,500円の利益を狙います。
1週間くらいして売れなかったり、ライバルが先にどんどん売れていたりしたら、
2,480前後に(その時のライバルの価格を必ず調べてから)調整して売ります。
必ずやってほしいこと↓
僕も怪しい商品では必ずやりますが、自分が仕入れた値段に対して
いくらまでだったら値下げしても耐えられるか
を知っておきましょう。
この場合は「最悪1,100円までなら、下がってもまぁ仕入れ値は回収できるな」
という考え方です。
というわけで、僕なら余裕で仕入れます!
ていうか、過去に2冊売ってます↓
この場合は536円で仕入れて3,980円で売ってます。2,338円の粗利益です。凄すぎ。
問題②DOHaD その基礎と臨床
状態は良い、仕入れ値は1,260円。
先ほどの問題と比べると少し応用というか、人それぞれな問題です。
これは人によって仕入れ対象になるかどうか、かなり分かれると思います。
あなたも仕入れるかどうか、いくらで出品するか、何故なのか、考えてコメントに書き込んでみてください。
なんで仕入れ対象になるかどうか分かれるかというと、6ヶ月波形と12ヶ月波形を見ると分かります。
6ヶ月で1回しか売れてないのに、12ヶ月波形には少し魅力を感じますよね!
しかも12ヶ月で見た時に、
最後に売れた新品が14,000円くらい。今は新品なし↓
売れなかったら1,260円+Amazon手数料がそのままマイナス・・・。
さあどうしましょう?こういう商品、めっちゃ出会いますよ!w
僕がすぐに答えを書いては面白くないので、少し時間をおいて追記いたします。
まとめ
- 最安値
- 出品者数
- ランキング
- モノレートユーザー
という4つのグラフがあって、一つだけを見て仕入れ対象にするのは危険です。
総合的に判断することが大切ですね。
利益計算シミュレーターの精度はかなり高いので、実戦でもよく使います。
Amazon商品ページを実際に確認することでライバルチェックができます。
4/16追記、ライバルチェックに関して詳細はこちらです↓
主に重要なのはこの3つです。
最初は僕も失敗をしました。
小さく早く失敗することで、規模が大きくなった時に失敗をせずに済みます。
あなたも是非、ずっと考えるのではなく実際に仕入れに出て行ってみてください。
そしてずっと悩むのではなく「きっと売れる!」と、実際に仕入れてみてください。
考えるより行動です↓
前回記事のリンクも置いておきます↓
せどり最強ツールプライスターの紹介記事です↓
一緒に人生を豊かにしていきましょう^^
では、また別の記事で!
ツイッターやってます。
利益商品や気づきなど、バンバン発信していますのでフォローしとくと役に立つと思います。
せどり開始4ヶ月
粗利で5万円突破しました
本当に誰でもできるんだなぁ。
恒例のプライスター画像貼っておきます pic.twitter.com/IMAW2hLiKJ
— sed@中古本×副業 (@Sedori_2nd_job) March 1, 2020
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