大口か小口か
目次
どうもsedです。Amazonで物販を始めるにあたって、それを本業にするにせよ副業で始めるにせよ、必ず”大口か小口か”を選ばねばなりません。悩んでいる方も多いでしょうし、僕もそうでした。
なので今回はそれぞれのメリットとデメリット、あなたに適した契約はどちらなのかを解説していきます。
でも、最初に結論を書いておきます。
ほとんどの人は大口契約でよい
これが今回の結論です。ではなぜか、順を追って解説していきます。
それぞれにどんなメリット・デメリットがあって、
どんな人がどちらを選択すればいいのか。
最初は小口でやり始めればいいんじゃねーのか。
マジで疑問が湧きまくってるから、バシッと答え出してくれよ!頼むぞ!早く助けてくれ!
この記事はどちらかというと、
「あなたも大口契約でいいんですよ」
という内容のお話です。
どうしても小口契約がいい方は、僕とは別の方のお話を聞かれた方がいいと思います。
ちなみにせどりを始めるにあたっての大筋はこちらで解説しています↓
まずは大口契約と小口契約を比較
(画像引用ーAmazon出品(出店)サービスー大口出品・小口出品プランの違い)
さて、早速公式から画像を引っ張ってきましたが・・・見易いようでなかなか不親切な表記が多いですね。
これを見て理解できるのであれば僕のブログにはたどりついていないはずなので、大事なところを解説します。
分かりにくい専門用語は無視しちゃって大丈夫ですw
その代わり知っておいて頂きたいのはこちら↓
・月額登録料4,900円
・1点注文ごとに100円の基本成約料
・注文成約時にかかる販売手数料
大口と小口に共通する項目として「注文成約時にかかる販売手数料」が挙げられますね。
これは「僕たち出品者に代わってインターネット上で24時間商品を売ってくれている」手数料と捉えていただいて構いません。
例えるなら賃貸不動産の仲介手数料みたいなものです。家賃の高い部屋なら仲介手数料も少し高く取られますね。
※当記事では便宜上、以降「仲介手数料」と表現します。
売る商品の価格やカテゴリーによって手数料も変わります。詳しくはセラーセントラル公式をご覧ください。
Webサイトや決済の仕組みも整えてくれているので、「まぁ支払ってもいいかな」とは思っています。全部自分でやるのは本当に大変でしょうから。
そして「月額登録料」と「1点注文ごとに100円の基本成約料」ここが大口と小口の最も大きな違いです。
先に小口契約の、「1点注文ごとに100円の基本成約料」から解説します。
1点注文ごとに100円の基本成約料
Amazonセラーの小口契約をした際にかかる料金です。何かの商品が売れるたびにAmazonに100円支払います。
月間49個までしか商品を売らないのであれば合計4,900円となり、大口の月額登録料より安くなります。
商品が売れるごとに「基本成約料100円+仲介手数料+送料」を支払うことになります。
月額登録料とは
Amazonセラーの大口契約をした際にかかる料金です。表記は税抜きなので実際には5,390円(←これ地味に驚くので最初に知っておいた方がいい)が、かかります。
極端な話、月間で1個しか物が売れなくても100個物が売れても5,390円支払います。
売れようが売れまいが「月額登録料5,390円+仲介手数料」を払うことになります。
俺みたいな初心者は「小口契約」で始めて、よく売れるようになったら「大口契約」に切り替えればいいってこと!
ほとんどの人がそうやって考えるのですが、
実は全く違いますw
僕は絶対に大口でスタートするべきだと思います。
大口契約をすべき理由
小口の方が安いんだし、物がバンバン売れる自信もないし、小口スタートでいいじゃねーかよ!
実は僕も相当迷った挙句、小口でスタートしようとしてました。
でも「小口登録」の場所が分からなくて、気づいた時には大口出品者で始まっていたんですよねw
ただし、これが功を奏しました。本当に大口で始めて良かったと思っています。
①FBAを利用できる
FBAとは「フルフィルメント・バイ・アマゾン」の頭文字をとったものです。実際に何をしてくれるのかというと・・・
- 在庫をAmazonの倉庫に置いておいてくれる
- 倉庫は24時間稼働なので、あなたが寝ている時も出荷作業を行ってくれる
- 返品・返金の処理を行ってくれる
- クレームの処理を行ってくれる
- あなたの商品に「Prime」マークがつく
等が挙げられます。
この重大さに気付いていない人がとても多い気がします。
倉庫を契約して月額の家賃を払ったり、人を雇って注文・発送・返品・返金・クレームの処理をしてもらい更にお給料を払ったり・・・
そんなことって、たったの5,390円ではできませんよね。
そして
②物が売れやすくなる
「Prime」マークの威力が凄すぎます。消費者の方は「Prime」を優先的に買います。
なぜか↓
- お急ぎ便に対応している
- 梱包や配送をプロ(Amazonスタッフ)が行っている
- 決済方法が個人発送の商品より多い
- 「カート」を取得できる
- よって気軽に安心してポチれる
見たことあると思いますが、カートとは右上にある「カートに入れる」「今すぐ買う」のことです。
右下に「こちらからもご購入いただけます」っていうのがありますね。それをクリックすると↓
全出品者が載っている一覧ページが開きます。よく見てください。
しかもAmazon在庫切れてるじゃん!
なのにPrimeマークだからってカート取得して売れやすくしてんのかよ!
今回の例では確かに新品と中古の差がありましたが、基本的にはPrimeマークのついた大口出品者の方が、圧倒的にカートを取得しやすく、圧倒的に物が売れやすい傾向にあります。
自己発送(小口契約)の商品では「Prime」マークはつきません。
「気付いたら購入していた」というのが「Prime」マークの威力です。
当たり前ですが大切なことをお伝えしますと、
物が売れなければ利益は取れません。
小口契約では、自分より価格の高いライバルにずっと負け続ける可能性があります。
③毎月、月間50個以上は当たり前に売る
あなたが目指しているのは、月に数百円・数千円のお小遣いでしょうか?
恐らくですが1万円〜10万円、そしてそれ以上を目指していきたい方が多数だと思います。
そしてそれを目指していくのなら、月間50個以上の商品を売ることはただの通過点です。
参考までに僕の実績です↓
僕は主に本を取り扱っていますが、月利5万円を得るのであっても50〜60個は商品を売っています。
そのくらいだったらやっぱり小口でいいんだな!
答えはNoです。
僕の実績を基に「3万円の利益なら小口契約でもイケそう」となるのはわかるんですが、恐らくそこまで利益が取れません。
上記したようにライバルと比べて物が売れにくいことや、商品が売れるたびに
・プライベートな時間を削って
・自分で商品を梱包して
・宛先を書いて
・ポストや郵便局やコンビニに行って
・・・これを50回以上繰り返せる人がほぼいないであろうこと。更に↓
④送料がかからない
勘の良いあなたならもうお気づきかとは思いますが・・・
自己発送では送料を自己負担しなければならないのに対し、FBAは送料が0円です。
送料は大口契約に含まれていると考えて差し支えないかと思います。
クリックポストやネコポスで送れるような小さな商品ばかりであれば、もしかするといいかもしれません。
大きな商品は配送料も高くなります。
ここまで説明してて思ったんですが、大口契約が5,390円定額って異次元のパフォーマンスですねw
⑤プライスターが対応している
僕が散々必須ツールとしてお勧めしているプライスターが、小口契約には対応していません。
これは大口契約したアカウントとプライスターのデータが紐づけられているからなのです。
どうにせよこうにせよ、個人的にはプライスターを使わないメリットが本当に見当たらないので、これはかなり痛いです。
プライスターに関する詳しいお話はこちらです↓
まとめ
「どうせやるなら大口でいいんじゃね?」
って話だよな?
小口で始めてから大口に切り替えることは可能なのです。
なので小口で始めるのは自由なんです。
なんですけど、やってみてすぐ「大口の方が楽」「大口の方が売れるらしい」「もっと稼ぎたい」って思うんです。
なので
「どうせやるなら大口でよくね?」
という表現がまさにぴったりです。
せっかくせどりを始めたい人が小口契約をして物が売れず「もう辞める」ってなるのも悲しいですからね。
今回あなたに説明したことをおさらいしますと↓
・大口契約と小口契約の比較
・大口契約にすべき理由
- FBAを利用できる
- 物が売れやすくなる
- 毎月50個以上は当たり前に売る
- 送料がかからない
- プライスターが対応している
特に↓
・FBAの利用
・「Prime」マーク
・プライスター対応
この3点は5,390円で得られるのであれば正直旨味しかありません。
前にもお話ししましたが、僕がせどりで課金しているのは2つだけ
①大口出品者契約②プライスター
です。この二つがあればせどりで利益は取れます。
悪いことは言いませんからサクッと契約して、利益を出せるように仕入れに力を入れていきましょう。
今回はここまで。豊かな人生になるように、お互い頑張っていきましょう!
というわけで出品者登録ページのリンクを貼っておきますが、もし小口出品者として登録したい場合は下の方のわかりづらい所にあるのでご注意を↓
(4/24追記)次回↓
Twitterやってます。利益商品やテクニックを発信しているので、ぜひフォローしてみてください^^
せどり開始4ヶ月
粗利で5万円突破しました
本当に誰でもできるんだなぁ。
恒例のプライスター画像貼っておきます pic.twitter.com/IMAW2hLiKJ
— sed@中古本×副業 (@Sedori_2nd_job) March 1, 2020
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