トリドールの選考対策 面接は3回あったよ。

どうもシプリアーノです。今回は”トリドールの選考対策”について記事を書きます。

一点だけ注意していただきたいのは、2014年当時は株式会社トリドールでしたが、2016年にホールディングス化されている点です。今リクナビ確認してきましたが、募集要項自体はあまり変化がなかったので参考程度にはなることでしょう。
丸亀製麺での業務的な側面は、違う記事(丸亀製麺の店長 仕事内容6選+実はモテモテ!?)にてがっつり書きます。

なんかもう一回面接される気分(∩´∀`)∩

追記リンク

トリドールの選考対策

僕がトリドールに入社した理由

1.飲食業以外考えてなかった。

⇨両親も自営業、アルバイトも飲食業でしたから、そのままなんとなくです。

2.将来的に店を持つのに、店舗運営を学ぶことができる環境があった。

⇨独立志望でしたから、「ヒトモノカネ」の動かし方は必須だと思っていました。独立願望もしっかり伝えました。3.人事の採用担当(採用企画課の課長)が非常にいい人だった。

⇨「頭がよくて話の面白い仏」みたいな人でした。今も多くの学生を虜にしていることでしょう。

4.大学のマーケティング授業で丸亀製麺について勉強した直後に合同企業説明会があり、気づいたら目の前に丸亀製麺の幟が立っていた。

⇨あまりに運命的だったので縁を感じました。

同期で多かった理由

・大学生の時、丸亀製麺でアルバイトしてたから。

・海外で働きたいから。

・飲食業を変えたいから。

・商品開発がしたいから。

31人同期がいましたが、2年目までに海外行ったのが3人?4人?います。

普段から真面目に仕事に打ち込むこと、手を挙げ続けることで、比較的簡単に行けます。

僕の同期ロシア語ペラペラだったのにケニア行ってました(笑)

エントリーから勤務開始までのプロセス

0.合同企業説明会にてエントリー

1.単独企業説明会&適性検査

2.GD&一次面接(採用企画課社員)

3.二次面接(採用企画課長&人事部長)人事部長ではなく営業部長だった同期もいました。4.社長面接

5.内定

6.内定者懇親会

7.内定者懇親会2回目

8.内定式

9.入社式&5日間の合宿研修

という流れです。実体験に基づく詳細や対策は後述します。

ー対策ー

単独企業説明会&適性検査

当時僕は福岡の九産大に通っていましたので、博多駅付近で行われた選考に参加しました。

参加者は全部で10人程度だったと記憶しています。所要時間は合計で120分程度だったと思います。

説明会に関してはほかの企業と同じです。集中して聞くことができるか、質問が的を射ているかを見られています。あんまり積極的に質問して、HPに書いてあることに触れるのはイタイですよ。

適性検査に関しては僕は特に何の対策もしていないです。SPIの勉強を始めたばかり且つ挫折した直後でした(笑)。個人的にSPIは対策したらいいと思いますが、適性検査は対策(合格するために自らを偽装)しても意味ないと思ってます。

グループディスカッション

4~5人組に分かれ、グループディスカッションが行われました。

テーマは「あなたが丸亀製麺の店長なら、従業員にはどういう教育をしていくか」だったと思います。所詮は現場の経験もない21歳そこらの子供の考えですから、ただ優先順位を答えただけになっていました。

「食の安全・安心に注意して、オープンキッチンを活かして美味しさを伝えつつ、セントラルキッチンを持たない手作りの美味しさを味わってもらう。」・・・・・・酷い(笑)

個人的にはこのGDの回答により落ちたと確信していました。人のせいにするわけではないのですが、5人中2人は自己アピールに必死で、まったく話を聞いてくれなかったからです。

僕は最終的にグループの意見をまとめ、面接官に発表する係だったのですが、あまりに話がまとまらなかったのでアピールしていた子に任せました。

おそらくこの時面接官が見ていたのは、「事前に企業研究をしてきてくれているかどうか(入社意志)」と「基本的なコミュニケーション(キャッチボール)ができるかどうか」であったと推察します。

僕がGD突破できたのは「飲食店だから美味しいより先に安全があるべきじゃないですか。」と事前学習した内容の提案ができたことと、「すみません、上手くまとめられないので発表もお願いします。」と素直に助けを求められた(笑)ことが要因だと思います。

 

一次面接

先に言っておくと、一次面接から社長面接までのすべての面接は、基本的に同じことを違う人に答えるだけです。答え方やキャッチボールはだんだん精度を上げていったほうがいいでしょう。

僕が面接のときにいつも意識するのは「はい。○○(質問に対する答え)です。」を必ず文頭に持ってくることです。ひとまず質問には答えてしまってから理由や具体例を話す。これができるだけで大抵の面接は合格できます。リクルートにも受かります。

ちなみに一時面接のスタンスとしては、にこやかで和やかな雰囲気を作ってくださいました。「緊張させても仕方ないし、君のいいところを知るための面接だから。」と言ってくださったのを覚えています。

面接の内容はいたって普通。1対1で5~10分程度。「さっきのGD大変そうだったね(笑)なんで当社を受けられたんですか?」という流れです。企業研究して、嘘をつかないで、清潔感があれば、まあ落ちることはないものと捉えています。

 

二次面接(採用企画課長&人事部長)

一次面接とほぼ同様ですが、相違点が3つあります。

1つ目は面接官が二人(2対1)なこと。2つ目は面接官に大物感が漂っていて緊張すること。3つ目は個性を見られることです。

圧迫面接ではないのですが、二人の面接官がいては不要な緊張もしてしまいます。また、一次面接が「優しい一般社員」だったので、「普通の役職者」に出てこられるだけで少し身構えます。

個性を見られると書いたのですが、僕はどの面接でも、面接官を笑わせるように心がけていました。この面接では中々機会が訪れなかったのですが人事部長の最後の質問でチャンスが訪れました。

「では最後に・・・あなたの短所を教えてください( ̄ー ̄)ニヤリ。」

普通は想定内のど真ん中な質問なのですが、途中になくて最後にあるだけで面喰いました。僕は2秒くらい黙り込んだ挙句、「無いって言うのも変な話ですよね?(*’▽’)」と答えることによって2人の面接官を笑わせることに成功しました。

ちなみに履歴書にはきっちりと「人を笑わせるのが得意。何より自分が笑っていたい。」と記載していますので、記載とエピソードのギャップが埋まって面接官も安心したのではないでしょうか。どの会社の面接官だって会社の大きな期待とお金を動かしていますから、安心させてあげましょうね。

社長面接

場所は神戸の本社。ここまで来たら内定に必要なのは社長の承認だけですが、正直この面接が一番簡単でした。ここまで来た学生は能力的にほぼ内定が確定していますが、実際の飲食店の現場で一番必要なスキルを試されます。

初対面の社長に対して笑顔を見せること。

社長は2つの質問をされました。1つ目はいつも通り「なぜうちを志望しているのか」2つ目は実際にうちの店を使ってみて、どんなサービスに感動したか。

この時の社長の顔は忘れられません。ずーーーっと満面の笑顔。「そうですかそうですか。」と頷きながら、目を見て話を聞いてくださいました。

「みんな能力高そうだから、全員受かるんじゃないか?」と思っていたら、僕より先に会場を出た学生が落とされた理由を教えてくれました。

「笑顔がないと接客できないよ。って言われた。」だそうです。

自然に笑顔を返すだけで合格。ここで笑顔になれない学生は落ちます。現場第一主義の会社ですから、接客業で笑顔を作れそうにない人材はここでふるいにかけられる訳です。

社長の隣にこの間見た人事部長が座っていますが、何も話しません。きっとこれまでの情報を普段多忙な社長に伝える程度の役割だったのでしょう。

で、その日のうちに内定通知書を手渡されて、僕は無事就活終了しました。

まとめ

要するに21年間礼儀正しく生きてて、企業研究して、笑顔なら通る!(笑)

どっちかというと簡単な部類の選考だったように感じます。僕に適性があっただけかも知れませんが。

たぶんね、多くの飲食チェーンの選考はこんな感じです。でも唯一トリドールは、人が足りないからとにかく採用するっていうスタンスではなかったです。未来を見据えてるいい会社だなと、今になって感じます。

就活や転職活動中のあなたのお役に立てますように・・・^^

takkyでした。